ライフスタイル&ヘルス2022/2/17 更新

但馬漁協と香住高校が生み出したのどぐろ炊き込みご飯の缶詰

今回は、「但馬漁業協同組合」が地元の香住高校とともにタッグを組み、兵庫県の北部・但馬で水揚げされるのどぐろの規格外のものを有効活用し、完成させた炊き込みご飯の缶詰をご紹介。のどぐろの出汁が効いたコクのある味わいが特徴で、災害時に備えた非常食としても活躍します。

但馬の漁師の未来を盛り上げる活動に尽力

左から、但馬漁協企画流通課 森歩さん、柴崎琢夫さん、香住高校 西垣俊兵さん、篠原健悟さん

兵庫県の北部、日本海に面した但馬地域は切り立った岸壁が続くリアス式海岸で、沖合漁業を中心に発展してきました。「但馬漁業協同組合」は、この地域にある"香住"、"柴山"、"竹野"、"津居山"の4つの漁協が2007年に合併し誕生。但馬を盛り上げ、漁師の明るい未来を作りたいという思いで活動しています。

規格外の、のどぐろで災害時に役立つ缶詰を完成

漁協のひとつの目標は多彩な魚介が水揚げされるのをアピールすること。もうひとつは、加工品の製造で但馬地域を盛り上げることです。加工品の一例が、香住紅ずわいがにをはじめ、ほたるいか、はたはた、のどぐろなどの流通にのらないものを使った魚醤。少しずつ増え、今では8種類を数えます。(店頭では、タコの魚醤以外の4種類を販売しております)

地元、香住高校とのコラボレートで、オリジナルの魚醤油を使った商品を開発

但馬漁協がつくったのどぐろ飯 1,080円
15分ほど湯煎で温めていただくと、炊き立てのようなもっちり食感をお楽しみいただけます。ノドグロの出汁が良く効いた炊き込みご飯です。

また、兵庫県で唯一海洋科学科のある香住高校とともに、のどぐろの出荷できないサイズのものと、のどぐろの魚醤を使った炊き込みご飯を完成させました。「家庭で備蓄する非常食を作れないか」という話を香住高校に持ちかけたところから商品作りがスタート。試行錯誤の末、のどぐろの出汁が効いた炊き込みご飯ができあがりました。今ではのどぐろの他、規格外のかに、ほたるいか、たこを使ったたき込みご飯もラインアップ。ぜひ、一度味わってください。

のどぐろ以外にも、かに飯(1,080円)、たこ飯(864円※諸事情により販売がございません)、ほたるいか飯(972円)、はたはた飯(864円)を店頭にてご用意しております。どの商品もプラットファームマーケットのミニショップにて販売中です。

地下2階 フードイベントプラザの一角 ミニショップ内にて販売しております

※商品情報や販売状況は2022年02月17日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。