ライフスタイル&ヘルス2023/4/13 更新

梅本来の味がする"昔ながらのすっぱい梅干し"を残したい

今回ご紹介するのはプラットファームマーケットの店頭でも大人気のすっぱくてご飯に合う梅干し「うめひかり」。和歌山県みなべ町で5代続く梅農家で生まれ育った山本さんが、ご飯に合う昔ながらの梅干しの味を残したい、若い世代にも知って欲しいと立ち上げました。

梅干し作りを始めたきっかけ

学生時代の当時、梅農家を継ぐ気はなかった山本さん。スーパーの梅干しコーナーを見て子どもの頃から食べている"すっぱい梅干し"がないことに気が付き、梅本来の味を楽しめる塩と紫蘇だけで漬けた梅干しを広めたいと思うようになり、梅干し作りを始めました。

「うめひかり」代表 山本将志郎さん

2017年から「梅」、「塩」、「紫蘇」というシンプルで梅の味が活きる梅干しの研究を開始。評判の良い梅干しを食べてデータを取り、素材の比率・種類・熟成期間を少しずつ変えて比較し、梅の美味しさを追求しました。家族や他の梅農家さんにも協力してもらい、ついに「この梅干しなら美味しい」と思える梅干しが完成。日本各地で販売すると、「懐かしい」、「これをずっと求めていた!」など、想像以上の反響がありました。

梅本来の味わいを活かすために

梅の味を引き立てるため、自社農園で育てた梅の中でも最高ランクのものを選別して使用。漬ける前に1年間熟成させ実と塩をよく馴染ませることで旨みを増しています。古くから受け継がれてきた塩と紫蘇だけで漬ける製法で仕上げ、添加物は一切使用していません。

「原材料が少ない分、素材が変われば味わいも変わるところが面白いところです」と山本さん。

塩だけで漬けた梅干し

280g入り、税込1178円

原材料は塩と梅のみ。コアなファンの多い梅干しです。

塩と紫蘇だけで漬けた梅干し

280g入り、税込1383円

原材料は塩と紫蘇のみ。しょっぱすぎない最もファンの多い梅干し。

梅干しの魅力を伝えるために。新しい楽しみ方を模索中

昔ながらの製法を大切にする「うめひかり」の梅干しは、ご高齢のお客様にも好評で「小さい頃に食べていた梅干しと同じ味がする」と言われることも。昔は梅干しを漬けていたけど、今はやめてしまったという方にも喜ばれています。梅干しの新たな可能性を広げるため、梅干しを加工品にした後の種の活用法や、紫蘇梅の紫蘇のアレンジ方法を模索も模索中。これからも「うめひかり」の商品を通して、昔ながらの梅干しを発信し続けていきます。

地下2階 プラットファームマーケットミニショップにて販売しております

※商品情報や販売状況は2023年04月13日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。