ウインナーの正式名称は''ウインナーソーセージ''。塩や香辛料で味付けしたひき肉を腸に詰めて加工した、ソーセージの一種です。おつまみやお弁当のおかずなど用途が広いため、冷蔵庫に常備している方も多いのではないでしょうか。ウインナーは未開封の状態であれば日持ちする食品ですが、開封後は2〜3日で食べ切るのが理想です。この記事では、特売日にソーセージをまとめて買ってきた時などに便利な冷凍保存方法や、おいしい解凍の仕方を解説します!

ウインナーは冷凍保存できる?まずくならない?

フライパンの上に焼かれたウインナーが並んでいる

iStock.com/Promo_Link

ウインナーは賞味期限が3週間程度と長めですが、すぐに食べることができないときは冷凍保存がおすすめです。冷凍で約1ヶ月保存でき、未開封であれば袋ごと冷凍できますよ。

冷凍したウインナーは、解凍時に風味や食感が損なわれることがあるので、この記事で解説する冷凍方法や解凍方法を参考に、上手に保存してください。

ウインナーを冷凍保存する方法

「forozen food」と書かれたタグがついた野菜や肉の冷凍食品が並んでいる

iStock.com/Qwart

パックや袋のまま冷凍

ウインナーは未開封の状態であれば、そのままの状態で冷凍できます。一般的に、空気に触れている状態で食品を冷凍すると、乾燥による''冷凍焼け''で劣化が進む原因になります。袋に入ったウインナーは、空気に触れないように真空になっていたり、窒素を袋に入れて酸素を追い出す工夫がされていたりするため、袋ごと冷凍しても冷凍焼けすることなく品質が保てますよ。

小分けに包んで冷凍

開封済みのウインナーは小分けにしてラップで包み、冷凍保存用の袋に入れてから保存するのが基本です。ウインナーが重ならないように平らに並べてぴっちりと包み、できるだけ空気に触れさせずに冷凍するようにしましょう。

用途に合わせて切って冷凍

炒め物やスープの具材として使う場合は、切ってから冷凍保存すると便利です。用途に合わせて斜め薄切りや輪切りにしたウインナーを、一度に使う分ずつ小分けにしてラップで包み、冷凍保存用の袋に入れて冷凍保存しましょう。

冷凍したウインナーをおいしく解凍するコツ

お皿に盛られたウインナーの手前に、フォークに刺されたウインナーの断面が見えている

iStock.com/kudou

冷凍したウインナーをゆでる場合は、解凍不要です。凍ったまま熱湯に入れて、袋に記載されているゆで時間よりも1分ほど長くゆでましょう。

焼く場合は、切らずに冷凍したウインナーであれば、事前に冷蔵庫に半日ほど入れて解凍しておきましょう。時間がない場合は、ゆでてから焼いてもよいでしょう。切ってから冷凍したウインナーは、解凍せずに凍ったまま調理できます。

解凍後のウインナーをおいしくパリッと焼き上げる方法

グリル網の上に美味しそうに焼かれたウインナーが並んでいる

iStock.com/mpessaris

ウインナーはパリッとした皮の食感が魅力です。冷凍したウインナーでもポイントをおさえればおいしく焼き上げられます。

この記事で紹介する2つの方法では、冷凍ウインナーを焼く前に、まずはゆでて解凍しておきます。ゆでることでウインナーがジューシーになり、食べた時に肉汁が口の中にジュワッと広がりますよ。

フライパンで焼く

1.フライパンに湯をわかし、冷凍ウインナーを入れて3分ほどゆでる
2.フライパンの湯を捨てて中火で熱し、ウインナーを戻し入れる
3.転がしながら焼き色がつくまで2分ほど焼く

ウインナーは焼いている間に中から油分が出てくるので、油は不要です。

トースターで焼く

1.冷凍ウインナーをゆでて解凍する
2.天板にアルミホイルを敷き、ウインナーをのせる
3.オーブントースターで焼き色がつくまで4〜5分ほど焼く

フライパン・トースターと、どちらの方法でもウインナーは切れ目を入れずに調理してください。

冷凍ウインナーを上手に活用しよう!

ウインナーを冷凍する時には、できるだけ空気に触れさせないことが品質を保つポイントです。上手に保存しておけば、いつでもおいしくウインナーを食べることができますよ。忙しい日の朝食や、あと一品おかずやおつまみが欲しい時に、冷凍ウインナーをぜひご活用ください。

※商品情報や販売状況は2023年03月22日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。