気仙沼の海を望む高台にあるお店「メモリーズ」は、「気仙沼ニッティング」の本店。約40名の編み手さんのうちの1人、温和な雰囲気を纏うたみこさんは、気仙沼の海の近くで育ったそう。一針、一針、丁寧に正確に編まれる姿を見ているだけで、どこか懐かしく、優しい気持ちになりました。
「プロの編み手さんが編んだセーターって着ると全然違うんですよ。着ている日は一日、気分がいいんですよね。」
と語るのは代表の御手洗さん。着る人のことを想い、手で編むプロセスが、そうさせているのでしょう。手編みのニットは、ほどよいテンションを糸にかけて編まれているため、糸が細くならず温もりを感じることができます。
また、「気仙沼ニッティング」は、色のバリエーションが多いのも魅力のひとつ。大阪の紡績会社と一緒に取り組み、イメージ通りの色が出るまでには苦心もあったそう…。御手洗さん曰く、他の色に比べ、“青”のバリエーションが多いのだとか。季節ごとに変化する気仙沼の海の色を表現しているのが、その理由。窓から見える気仙沼の海の色が生活の一部になっている証拠です。
「気仙沼ニッティング」
POP UP STORE
- ◎10月19日(水)~11月1日(火)
- ◎4階 洋品雑貨イベントスペース
お好きなカラーをお選びいただき、編み手さんが一から編み上げるセミオーダーセーターや、帽子とポンポンの色を組み合わせて選べるニットキャップなど、バラエティー豊かにご用意。
セミオーダーカシミヤセーター“Me 2” 143,000円
※セミオーダーセーターは、約2~4ヵ月後、ニットキャップは約2週間後のお渡しとなります。モデルによって異なりますので、詳しくは売場係員までお問合せください。