阪急メンズ

靴磨き選手権退会2023

64名の出場者が2つの会場に分かれて
1ST ROUNDを行い、
上位6名ずつ合計12名が
FINAL ROUNDに進出します。

1st Round TOKYO

10月7日（土）

午前10時45分～午後6時

開会式
午前11時15分〜
予選
午前11時25分〜
準決勝
午後2時55分〜
終了
午後5時15分

阪急メンズ東京 1階 コンコース

5階シューズフロアにて同時開催イベントも開催中

10月8日（日）

シューシャイン・ワークショップなど

阪急メンズ東京 5階 シューズフロア

1st Round OSAKA

終了

9月9日（土）・10日（日）

阪急うめだ本店・阪急メンズ大阪

Final Round

予告

11月18日（土）・19日（日）

銀座三越

ぜひ会場でご観覧ください。【入場無料】

  • ※ご予約不要・ご自由にご観覧いただけます。
  • ※入場者多数の場合は、入場を制限させていただく場合がございます。
  • ※時刻はすべて予定です。多少前後する場合がございます。あらかじめご了承ください。

靴磨き選手権大会とは？

一般社団法人 日本皮革製品メンテナンス協会が開催する、プロ・アマ問わず、靴磨きを愛する人々が集まり技を競い合う「靴磨き選手権大会」。用意された新品の靴を制限時間内に磨き上げ、靴磨きの基本的な技術の“テクニカルポイント”、靴磨きを通じた表現力の“プレゼンテーションポイント”の合計点で審査。FINAL ROUNDでは来場者によるオーディエンス審査も加点されます。
コロナ禍により開催が見送られていた本大会が3年ぶりの開催。1ST ROUNDの大阪大会は阪急うめだ本店、東京大会は阪急メンズ東京で行われます。

STAFF COMMENT 01

阪急メンズシューズバイヤー

上戸 大夢

上戸 大夢

阪急メンズではこれまで、一足を長く履いていただくために、シューケアや磨きサービスなどを積極的にご提案してきました。その集大成ともいえる今回の大会。靴磨きについて詳しくない方から趣味のレベルを越えるほどのテクニックをお持ちの方まで、皆様に楽しんでいただけるよう、大会当日はもちろん、翌日にもさまざまなコンテンツをご用意しています。ぜひお越しくださいませ。

STAFF COMMENT 02

阪急メンズラグジュアリーバイヤー

芝崎 優輔

芝崎 優輔

今回、靴磨きの祭典が阪急百貨店で開催されることになりました。1ST ROUNDの大阪と東京では、それぞれ32名の個性豊かなシューシャイナーが参戦。熱い闘いをぜひ、ライブで感じていただければと思います。皆様、当日はとっておきの1足を会場に履いてお越しください。

動画配信

9月9日（土）に行われた1ST ROUND OSAKAの様子を阪急メンズチャンネルでご覧いただけます。

9月9日(土) 午前11時10分〜 配信スタート

阪急メンズチャンネルはこちら

審査員紹介 東京大会

テクニカル審査員

特別審査員

  • サンカッケーデザイナー

    尾崎 雄飛さん

    サンカッケーデザイナー尾崎 雄飛さん

  • クリエイティブディレクター

    鈴木 理也さん

    クリエイティブディレクター 鈴木 理也さん

注目の選手紹介

1st Round Osaka

1st Round Tokyo

同時開催イベント

1ST ROUND TOKYO開催当日だけでなく、翌日10月8日（日）にも、5階シューズフロアにて決勝進出者によるシューシャインや、審査員によるワークショップなどを開催します。

  • シューズの販売

    日時
    10月7日(土)・8日（日） 午前11時〜午後8時
    場所
    阪急メンズ東京 5階 シューズフロア
    参加ブランド
    ・ロイドフットウェア
    ・トレーディングポスト

  • シューズオーダー会

    日時
    10月7日(土)・8日（日） 午前11時〜午後8時
    場所
    阪急メンズ東京 5階 シューズフロア
    参加ブランド
    ・チャーチ
    ・オーツカ M-5

  • 大会オフィシャルグッズ販売

    日時
    10月7日(土)・8日（日） 午前11時〜午後8時
    場所
    阪急メンズ東京 5階 シューズフロア
    江戸屋ブラシ
    豚毛　¥ 8,800
    馬毛　¥ 11,000
    山羊毛　¥ 13,200

    老舗刷毛メーカー「江戸屋」と、靴磨き選手権大会がコラボレーションして生まれた特製ブラシ。人気のある小判型を採用しつつ、中央部に靴磨き選手権大会公式ロゴマークを真鍮プレートで配した一本。

    大会オリジナルシュークロス  ¥ 1,320(4枚入り)

    多くの靴磨き職人が愛用するシューシャインクロスを生み出し続ける「Liriche/リリシェ」とコラボレーションした磨き布をご用意。

    大会オリジナルレザーケアセット  ¥ 5,500

    多くの靴磨き職人が愛用するシューケア用品を提供する「Liriche/リリシェ」と靴磨き選手権大会がコレボレーションして生まれた簡単ケアセット。レザーシューズはもちろん財布や鞄などにもご使用いただけます。

    選手名鑑冊子  ¥ 1,100

    大会出場者総勢64名が掲載された選手名鑑を販売。

  • ワークショップ

    日時
    10月8日(日) 午前11時〜午後6時
    場所
    阪急メンズ東京 5階 ビスポークサロン

    靴磨きの基本的な方法や上級テクニックを、靴磨き選手権チャンピオン直々にレクチャーするワークショップを開催。講師は日本を代表する靴磨き職人の「TWTG」石見氏と、「Brift H」長谷川氏の2名が担当。

    ¥ 6,050

    ※事前予約が必要です。

    ご予約はこちらから

    ※予約サイトは9月20日（水）正午より公開予定です。

  • シューシャイン実演会

    日時
    10月8日(日) 午前11時〜午後6時
    場所
    阪急メンズ東京 5階 ビスポークサロン

    決勝進出者と審査員による磨きをご体験いただけます。

    決勝進出者：  ¥ 2,200
    審査員：  ¥ 4,400

    ※ご自身の靴をお持ちください
    ※事前予約が必要です
    ※枠に限りがございます
    ※ご予約は、有料チケットを購入のお客様を優先とさせていただきます。

    [予約方法]
    決勝進出者が確定後、LINEにて予約フォームをお送りいたしますので事前にお友達登録をお願いいたします。

    ※10月7日（土）20時半頃に、LINE紳士靴アカウントからメッセージにて配信いたします。

PRESENT

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当日、会場受付にてお友だち登録の画面提示とアンケートへの回答で、ステッカーをお渡しいたします。事前にLINEの登録をお願いします。

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長谷川 裕也さん

Brift.H

長谷川 裕也さん

ワールドチャンピオンシップ オブ シューシャイニング（2017年・ロンドン）初代チャンピオン・本大会審査員

Q1
3年ぶりとなる靴磨き選手権大会への想い
靴磨き大会復活に向けて、僕らも多くの挑戦をしてきました。今回は日本皮革製品メンテナンス協会を主催にしての開催となり、協賛企業へのプレゼンテーションや賛同を得るにあたり、今まで以上に社会的意義のある大会にする必要もありました。おのずと、大会自体もかなりブラッシュアップされたと思います。僕はとにかくこの久々の靴磨き大会が最高に盛り上がり、革靴好きだけにとどまらず、多くの方々に広まることで靴や革製品の素晴らしさをお伝えできればと思っています。
Q2
大会に臨むにあたり意識していたこと
とにかく自分を信じることだと思います。それが自信だと思うのですが、そのためには自分に嘘をついてはいけないので、心から自分を信じられるだけのことをやっていれば“俺はこれだけやってきたのだから負けるはずがない”と心から思えてきます。ですので、日々の仕事や生活を、どう生きていくかというのが一番大切なことだと思っていました。大会は普段の靴磨きと違い、時間も短く、普段使わない道具を使用するなど一種のスポーツなので、それに向けた練習もしました。ただ、一番大切にしていたのは毎日の一足一足を全力で磨くことです。
Q3
今大会での見どころ
今回から使える道具も今まで以上に増えました。それは”靴磨きの多様性”をもっと見たい、表現していただきたいという想いからです。構想段階では、自分で作った門外不出の道具もOKにしようと考えていたのほど。最終的には市販品の道具であればOKということになりましたが、参加者それぞれの道具の使い方が注目ポイントです。また、大会を実施できなかった3年半の間に日本中に新たな靴磨き職人、靴磨きラバーが増えました。その新しい顔ぶれとベテラン勢との死闘が心から楽しみです。
Q4
特に注目しているポイント
一言で言いますと”究極の美しさに挑戦しているか”です。ただ靴を光らせるだけでは、光らせ大会になってしまいますが、そうではなく革靴の魅力を最大限生かした磨きができているか、そこを重要視しています。もちろん光沢はわかりやすい指標ですし一番の採点ポイントではありますが、それだけではない、クリームが放つ鈍い光や、色合い、グラデーションの美しさなど、愛情が表現された、美への追求を感じる磨きができているかを、僕は大切なポイントにしたいと思っています。
Q5
参加する磨き手へのメッセージ
皆様、きっとこの大会出場にあたり色々な想いを胸にご参加いただいていると思います、心より感謝申し上げます。この大会は、誰が一番靴磨きが上手いのかを決める大会ではありますが、それは結果であり、大会を通して靴磨きの素晴らしさ、革靴の楽しさ、良いものを手入れしながら大切に使っていく豊かさを伝えていくのが我々の使命だと思っています。勝ち負けではなく、心から楽しんで目の前の一足を磨いていただきたいと思います。応援しています！

石見 豪さん

TWTG（THE WAY THINGS GO）

石見 豪さん

第1回靴磨き日本選手権（2018年）チャンピオン・本大会審査員

Q1
3年ぶりとなる靴磨き選手権大会への想い
毎回、前大会よりも改善しながらより良い大会を目指してきましたが、今回はすべてをゼロベースで組み立てたこともあり、これまでとはまったく違う大会になっています。2019年時点から改善提案されていた点も、ほぼすべてクリアになりました。より多くの方々に興味感心を寄せていただいて、業界全体の発展にも繋がる催しに仕上がっていると思います。
Q2
大会に臨むにあたり意識していたこと
必ず勝つためには何をすればいいかを考えて準備していました。まず前提として、第1回大会は決勝進出者12名枠中、8枠は審査員の推薦者で埋まっていて、一般出場枠は4枠のみでした。私も「Brift H」で行われた予選会を受けて通過した4名（「TWTG」石見・「YSshoeshine」杉村さん・「Brift H」山地さん・「オークルーム台湾」スティーブさん）のうちの1人でした。予選は通過したものの、出場者のほとんどが自分を応援している推薦者に審査してもらえるという状況でしたので、正直、一般出場枠の自分は勝てないのではないか？という不安がありましたが、優勝者に自分を選ばざるを得ない状況をどうやったら作れるか？と考えました。事前アナウンスで、クリームを塗布された靴を磨くと連絡があったので、全員WAXからスタートするだろうという仮説を立てました。その上で、唯一20分間で両足をフルケアし、かつ誰よりも仕上がりが良ければ、選ばざるを得ないはずだ、と考えたのです。実質、5分短い時間で仕上げるのと同じになるので、これが成功すれば、必ず評価され、勝てると思いました。そこからは毎日、大会を想定しながら100％再現できるよう練習を重ねました。すべての使用できる道具（当時はブラシなども持ち込み不可でした）も各社から揃えて、すべてを試しました。その中でも環境（温度）に左右されないワックスを探した結果、当時は初心者のみ使用していたハイシャインベースの新たな使用方法を思いつきました。（この後の大会において、このアイテムを使いこなせるかで勝敗がつくほどに。）これを使うことで再現性が跳ね上がり、優勝を確信できました。練習を続けて1カ月ほど経った頃には、嘘みたいな話ですが、毎日優勝してトロフィーを掲げている夢を見ていました。
Q3
今大会での見どころ
これまでの大会では使用制限があった製品が使える（ミラーグロスに代表される、鏡面仕上げの時短になるもの）ようになったので、かなりの接戦が予想されます。ということは、さらに細かな技術が評価されて勝者が決まるということですので、高い技術の競い合いを楽しんでいただきたいです。ぜひ、会場で磨いた靴をご覧いただきたいです！
Q4
特に注目しているポイント
輝きの純度・グラデーションを中心に見ています。
Q5
参加する磨き手へのメッセージ
今までの大会でも“輝き”は重要な項目で、点数にも大きく影響することは事前に分かっていたにも関わらず、負けた途端、“メンテナンスを中心にしてわざと輝かせなかった”と言った職人がいました。本当に恰好悪いなと思ったので、前提のルールをきちんと確認し、勝っても負けても言い訳せず、準備をして正々堂々と戦ってほしいです。勝負ごとは仮説が外れて負けることもありますが、勝負は自分に不利なルールや状況であっても、それを踏まえて参加するものです。参加者には負けて言い訳をするような状況を作ってほしくないと思います。自分に都合の良い状況・ルールが常に準備されることはないので。
Q6
お客様へのメッセージ
靴磨きを知らない方でも楽しんでいただける内容になっているはずです。靴磨きをしたことがない人は、これを機会にスタートしていただきたいですし、普段からされている方は、周りの人1人で良いので靴磨きに誘ってみてください！

Entry No. 36

西岡 ぺこさん

磨き座 継 - HERITAGE –

西岡 ぺこさん

Q1
経歴や普段の活動について
社会人の始まりは“とりあえず食べられる仕事を”という気持ちで、賄いのあるイタリアンレストランに就職。動機は安易でしたが料理の仕事はとても楽しく、独立を視野に入れて大阪や東京で腕を磨いていましたが、家の事情と息子が生まれたタイミングが重なり、地元の姫路に戻ることに。母の実家が90年ほど続く靴屋 (祖母方はタンナー)という繋がりもあり、姫路の百貨店ヤマトヤシキの靴売り場で働くことになりました。働いてみると靴売場は暇な日も多くて。このままではダメになってしまう、靴の修理を勉強しよう！と調べた時に、靴磨き専門店の存在を知りました。初めてネットで見たお店は「Brift H」。関西に店舗のある大阪の「TWTG」を見つけ、すぐに予約。そこで石見さんに磨いていただいた感動が、僕が靴磨き職人を志すきっかけになりました。そこから、ヤマトヤシキ姫路店に作った靴磨きスペースで磨き始めたのですが、しばらくして閉館することに。路上や、「リーガルシューズ」姫路店、企業への訪問磨き、イベント出店などをして経験を積みました。2020年の靴磨き選手権大会で予選突破してからはイベントへの参加機会も増え、少しずつ認知度も上がってきていたのですが、そんな折に新型コロナウィルス感染症が猛威をふるいました。イベントはすべて中止、企業訪問も無くなり、靴磨きをやめるか続けるかの決断に迫られます。磨く場所がないなら自分で作ろう！これが、「磨き座 継-HERITAGE-」開店の経緯です。
“革の街”といわれる姫路はタンナーが多いので、お客様にもタンナーさんや皮革関係の方が多くいらっしゃいます。直接タンナーさんに質問できるというありがたい環境もあり、深いレベルの皮革知識が僕の強みです。メンテナンスという観点からその恩をお返しし、広く革の良さを伝えていけたらと思っています。
Q2
靴磨きで大切にしていること
靴磨きで1番大切にしていることは、対話です。靴の履き方やライフスタイル、状態や履かれるシーン…仕上がりの答えは、お客様が持っていると思っています。そこに自分のエッセンスを加えて、より良い回答になると最高です。もちろん靴磨きに来てくださっているのですが、“話に来たよ”と言ってくださる方もいて、それが嬉しいですね。靴に関しては、より長く履いていただけるように。それを1番に意識しています。店名が“継”なので、受け継いでいけるぐらいに履いていただけたらと思います。
Q3
本大会への参加にあたって
大会参加は2019年から3回目、本当に多くの方に支えられて今があります。その1番の恩返しは、日本一になることだと思っています。3児の父親ですので、カッコいいオヤジの背中を見せたい。そして今年1月に他界した父親がずっと応援してくれていたので、勝って笑顔で挨拶しにいきたいです。
Q4
お客様へのメッセージ
姫路は革の街ということを多くの方に知っていただきたい。革っていいなと感じてもらえたら嬉しいです。また、靴磨き選手権大会には“夢”があることをお伝えしたいです。そのためにも、大会を盛り上げられるよう精進あるのみです。
Shop Information
店名
磨き座 継-HERITAGE- (ミガキザ ヘリテージ)
住所
兵庫県姫路市二階町32
営業時間
11:00〜19:00
定休日
火曜日

Entry No. 54

上田 那央樹さん

PLSB (Penny Lane Shoes shine Boys)

上田 那央樹さん

Q1
経歴や普段の活動について
10年前から約7年間、紳士靴専門店の販売員として勤務。お客様へのサービスの一環として靴磨きを始めました。店の閉店が決まって次の仕事に悩んでいた時に、店によく通っていた柏（「PLSB」のメンバー）に誘われ、路上で靴磨きを始めました。そこから靴磨き選手権大会2020への出場、World Championships in Shoe Shining 2022で準優勝するなど、さまざまな経験をして今に至ります。2020年からは、阪急メンズ大阪にて毎週金・土・日にシューケアイベントを実施、2021年には大阪・難波に「PLSB」の店舗をオープン。日々、お客様に喜んでいただけるよう取り組んでいます。
Q2
靴磨きで大切にしていること
単に磨いてお渡しするだけではなく、その靴に合わせた磨きの内容をご説明するようにしています。ご自身の靴がどのようにケアされているか知っていただくことで、より関心を持っていただき、今後も安心してお預けいただけるよう努めています。
阪急メンズ大阪でシューケア用品販売のお手伝いをさせていただく際も、たとえばお客様が黒いクリームが欲しいとお越しになられた場合、ただ商品を会計するのではなく、“どんな靴に使われるのか？”“そのクリームに合うクリーナーをお持ちなのか？”“お手入れで上手くいかなかったことはないか？”など、会話を通してヒアリングし、時には実演もご覧いただきながら、商品を検討いただくようにしています。せっかく靴磨きアイテムをお買上げいただいても、思うような仕上がりにならないとやる気や興味に繋がらず、非常にもったいないと思うからです。磨きサービス・接客販売、どちらも“常に100％”をモットーに、多くの方に革靴と靴磨きの魅力を知っていただければと日々思っています。
Q3
本大会への参加にあたって
3年ぶりの開催をとても嬉しく思います。今回は当店の柏も出場することもあり、2人とも1戦でも多く勝ち上がりたいと思う反面、参加される皆様はどなたも強者ばかりでとても緊張します。大会に向けた工夫や技術向上に取り組んでおり、それがまた良質なサービスにも繋がると信じています。
Q4
お客様へのメッセージ
まだまだ未熟な「PLSB」ではありますが、私上田と柏は日々成長し、独自の感性や価値観、美的センスを持って靴磨きに取り組んでいます。そのことを、この大会を通じてより多くの方に知っていただき応援していただければ幸いです。
Shop Information
店名
PLSB (Penny Lane Shoesshine Boys)
住所
大阪府大阪市浪速区元町1丁目2−22 明星荘3号
営業時間
11:00〜19:00
定休日
月曜日

Entry No. 40

林田 直樹さん

Brift H SAPPORO

林田 直樹さん

Q1
経歴や普段の活動について
30歳をすぎた頃、中古のブーツを買った際に店員さんに磨き方を教えてもらい、自宅で磨いてみて “靴ってこんなにかっこよくなるんだ！”と感動したのが靴磨きに興味を持ったきっかけです。そこから趣味で靴磨きを続けていたのですが、35歳頃からお客様からお金をいただいて磨くように。38歳（2018年）の時、縁あって「Birft H」札幌店を引継ぎ、2021年12月に移転オープン。札幌市の狸小路8丁目という、札幌の中でもこだわりのセレクトショップや飲食店が軒を連ねる、良い意味でディープな場所で営業しています。お店での営業に加えて、出張イベントや店内イベントなど、さまざまな催しも行っています。
Q2
靴磨きで大切にしていること
とにかく手を抜くことなく、一足一足丁寧に綺麗にすることを心がけています。預けていただいたお客様の靴ははとても大切にされているものだからです。“今日は10足磨かないといけない！”など、納期に追われることもあるのですが、それでも絶対に丁寧に、お客様が喜んでくださる顔を想像しながら磨きます。そうすることで少しずつ技術も磨かれていくのではないかと思っています。また、革に対するアプローチや塗るクリーム、ワックスの量なども、その一足をしっかりと見て向き合い、磨くことで経験値が積み重なっていきます。また、「Brift H」の先輩である長谷川さんの磨きを常に意識して、磨きの所作の美しさも追求しています。
Q3
本大会への参加にあたって
靴磨きは本来、身だしなみであり、競うものではないと考えている自分がなぜ参加するのかというと、私が参加することで、靴磨き業界、革靴業界を盛り上げることに役立ちたいという思いがあるからです。“革靴を履かなくなった”という声も耳にする一方、自分はこんなにも革靴や靴磨きの魅力を知っている。また、靴磨きを味わったお客様の笑顔を知っている。その良さや価値観をたくさんの人に知ってもらい味わっていただきたい。そうすることで人生が豊かになることを広めていきたいです。本大会では、ロンドン大会で優勝した勢いを武器に、最高の結果を狙って挑戦したいと思っています。出場者の中には仲良くさせていただいている凄腕職人も多くいらっしゃいますし、面識がなくてもSNSなどを拝見し“きっと上手いんだろうなぁ”という方もたくさんいます。とても厳しい大会だと思いますが、自分を出し切って後悔のない磨きをしたいです。
Q4
お客様へのメッセージ
私のことをご存じの方がいらっしゃること、それだけでも本当に嬉しいです。注目されるのは好きですので（笑）。 普段お店にお越しいただいているお客様に加えて、ロンドン大会での優勝で私を知り、応援してくださる方がたくさんいらっしゃいます。皆さまのご期待に、どうしても応えたいです。いつもお世話になっている方々の喜んでくださる顔が見たくてたまらないです。少しでも恩返しできるよう、できる限り、それ以上の準備をし、精一杯挑戦します。引き続き変わらぬ応援のほどよろしくお願いいたします！
Shop Information
店名
Brift H SAPPORO
住所
北海道札幌市中央区南3条西8丁目11−2 島屋ビル 2-C
営業時間
11:00〜19:00
定休日
水曜日

Entry No. 59

濱岡 洋さん

BRIFT STAND

濱岡 洋さん

Q1
経歴や普段の活動について
2017年に初めて足を運んだ「Brift H」で、目の前で光り輝いていく自分の靴を見ながら、言葉では言い表せないほど感動。靴磨きの魅力に惹かれ、その後お店の門をたたきました。「Brift H」と業務提携を結ばせてもらい、2018年にセカンドラインとして「BRIFT STAND」をJR品川駅の構内に開業しました。2019年9月にはJR東京駅に念願の常設店を出店しましたが、約半年後の2020年4月に新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、志半ばで店舗を撤退することに。店舗での靴磨きはできなくなりましたが、自分の靴磨きの技術や活動が活かされる場所を探すなかで、個人宅や法人へ出張するスタイルに舵を切る決意をしました。多くの皆様にご縁を紡いでいただき、今では法人様向けに従業員の皆様が足元からさらに輝いていただけるようなお手伝いをさせていただいており、社内靴磨きワークショップや出張靴磨き、靴磨きセミナーを開催しています。また、現内閣総理大臣岸田文雄先生の靴磨き番も担当させていただいています。
法人様向けの活動の一方で、今年6月末にJR東日本“エキナカ”店舗を復活するチャンスをいただき、まずはPOPUP SHOPからスタートしています。店舗展開も再度挑戦を続けていきます。約3年ぶりに再開した「BRIFT STAND」の店舗では、以前通い続けてくださった方に再会したり、SNSを見て初めてご来店された方、お勤め先やお住まいが駅の近くにある方など、多くのお客様にお越しいただきました。心から感謝しています。
Q2
靴磨きで大切にしていること
「BRIFT STAND」の立ち上げ当初から変わらないのは“足元から日本を元気に”という想いのもと、1人でも多くの方に靴磨きの魅力を伝えることです。私自身、靴磨きに出会い、人生で初めて心から打ち込めるものができました。自身にとって多くのポジティブな変化もあり、多くの方に靴磨きによる前向きな体験をしてもらいただきたいと思っています。もう一つは“一磨入魂”。靴磨きの技術はもちろんですが、お客様の相棒である一足、魂を込めて磨きます。
Q3
本大会への参加にあたって
優勝します！そして皆様の記憶に残るような靴磨きをします。
Q4
お客様へのメッセージ
まずは感謝の気持ちをお伝えしたいです。靴磨き選手権大会自体も久々の開催となりますが、新型コロナウィルス感染症の広がりと私の力不足が重なり、店舗でのスタートを切ってからの約3年間は苦戦を強いられました。私だけではないと思いますが、そのような状況でも、普段から支えていただいているお客様はもちろん、関係者の皆様や業界の皆様には心から御礼申し上げるとともに、本大会では真摯に結果を追い求め、全力を尽くすことで結果を出し、大会を盛り上げたい。ご参加いただく皆様には楽しんでいただき、少しでも恩返しをしようと思っています。そして、革靴や靴磨きがお好きな方はもちろんのこと、靴磨きをご存じない方や、一般的な革靴ユーザーの方に向けても、“靴磨きの魅力”をお伝えしていきたいです。
Shop Information
店名
BRIFT STAND
住所
都内のJR東日本駅構内（”エキナカ”POPUP SHOP）
営業時間
開催駅により異なる
定休日
不定休