✔︎連載 『THE STYLE BOOK 』 VOL.3 [BOOTS]

updated on 2026.01.09

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おしゃれを楽しむ人々のファッションのルーツやこだわりに迫る連載、THE STYLE BOOK
今回はモデルのSeanさんに、ブーツをテーマにお話を伺いました。

「憧れの人を真似することから、 ファッションを楽しむようになりました」

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──ファッションに興味を持ったきっかけを聞かせてください。

憧れている人からインスピレーションを受けて、真似するところから始まったと思います。13歳、14歳くらいの頃にウエスタン映画を観てカウボーイブーツやハットを買ったり、もともとスケボーをやっていて、ロックやウエスタンっぽい雰囲気が混ざったファッションをするディラン・リーダーというスケーターがいて、そういうところから影響を受けてファッションを好きになっていきました。初めてのブーツも、たまたまテレビで観たクリント・イーストウッド監督の『夕陽のガンマン』でカッコいいなと思って、どうしても本場のものがほしかったので、出張でテキサスに行っていた父に『買ってきてほしい』とお願いしたんです(笑)。

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──ブーツをテーマにした今回のスタイリングについて、ポイントを聞かせてください。

ブルゾンはCHERRY LOS ANGELES、ボトムスはWRANGLER、ベルトはNOAH、サングラスはGENTLE MONSTERです。ブーツを履くときは丈が長めのパンツを選ぶほうがバランスがいいし、足が長く見えると思っています。全体的なシルエットは細身が好きで、コーディネイトを組むときは3色以上使わないことを意識しています。
──ブーツのお気に入りポイントはありますか?

ブラウンのブーツはDOUBLE-H BOOTSのもので、これも父にテキサスで買ってもらいました。履けば履くほど味が出てきていて、ちょっとした汚れも気にせずに履くほうが本場っぽいのかなと思っています。ブラックのブーツはFRYEのもので、15歳くらいの頃、モデルをはじめて最初の給料で買いました。当時、先輩モデルがジーンズやスラックスに革靴を合わせているのを見て、真似してみたいなと思ったんです。よくジーンズにあわせて履いています。

「服もブーツもビビッと来たら、 一生付き合う覚悟で買っています」

──ブーツの魅力を聞かせてください。

長年履けるところです。メンテナンスをすれば一生履けるんじゃないかなと思っていて、キレイなのもカッコいいけど、ちょっと荒々しさがあってもカッコいいから、こんなに便利なアイテムって他にはないんじゃないかなと思いますね。

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──メンテナンスはご自分でしているのでしょうか。

最初はやっていたんですけど、大変なので今はお店に出しています。よく履くものだと半年に一回くらい、全然履いていなかったら一年に一回くらいですね。今回履いた黒のブーツは買ってから8年くらい経つんですけど、これまで6回以上は修理や磨きのためにメンテナンスに出しています。
──ブーツを選ぶときのこだわりはありますか?

あまりゴツくない、スリムでスタイリッシュなものが好きです。そしていくらカッコよくても、自分の足にあわないものはなるべく買わないようにしています。僕は服もブーツも本当に好きと思わないと買わないので、ビビッときたら値段も関係なく、一生付き合う覚悟で買っています。これからビビッとくるものがあったら増えるかもしれないけど、今は自分の持っているブーツにすごく満足していますね。15足くらいあって、僕にとっては日本代表といえるラインナップです(笑)。
──ブーツを購入するときにチェックするお店はありますか?

ブーツ専門店みたいなところはときどき行きますけど、特別にこのブランドが好きというのはあまりないですね。撮影で阪急メンズに行ったときはシューズ売り場をチェックしていて、一度ブーツを買ったこともあります。
──ブーツに限らず、服を選ぶときに意識していることやこだわりはありますか?

自分でこういうものが着たいと思うことがあまりなくて、憧れている人が着ていたら気になることが多いんです。最近買ったものだと、ミッキーマウスがプリントされたヴィンテージのTシャツ。10年前くらいにBlurの「Song2」という曲のMVでメインボーカルの方がそのTシャツをタイトに着ていて一目惚れして、いろんな古着屋さんを探したんですけど、全然見つからなかったんですよ。でもこのあいだたまたま下北の古着屋にあって、5、6万くらいしたんですけど買っちゃいました(笑)。

「これからも好きなものを信じて、 真面目に、全力でいきたい」

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──お仕事や生活の中で何かを選択しなければならないとき、大切にしていることはありますか?

ワクワクするほうを選びますね。僕は料理人として修行をしているんですけど、厳しいとわかっていてもその先に絶対に楽しさがあるし、自分が選んだことなら誰も責められないから(笑)、今の店で働きたいと思って。ワクワクがガソリンになって続けられているんだと思います。
──年齢や経験とともに、考え方やファッションスタイルに変化を感じることはありますか?

ファッションはまったく変化がなくて、一度好きになったらずっと同じものが好きですね。ロックやウエスタン映画、昔のスケーターからファッションに興味を持ったので、逆に今の流行りにはついていけてなくて(笑)。でもトレンドを追わなくていいから楽ですね。考え方は……もっと気楽になったかもしれないです。昔はお仕事でも全部キチッとしていないと失礼だと思っていたんですけど、今見ると、ガチガチすぎて抜け感がなかったりするんですよね。今は、「次はどんな仕事なんだろう」「どういう服を着るのかな」と、それこそワクワクしながらできています。いい意味で力を抜くようになりました。

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──これからも大切にしたい自分らしさやこだわりはありますか?

自分のベースにある料理やモデル、好きなものを、今のまま変わらずに信じていきたいです。早い段階から好きなものや夢があるのはすごくラッキーだなと思うので、真面目に変な寄り道をせず(笑)、今好きなものに全力で頑張りたいです。
──10年後、どんな自分でいたいですか?

モデルは約8年続けてきましたけど、料理という部分ではまだまだなと思うので、10年後には仕事として何かを実現していたいです。今働いているイタリアンレストランではジビエを扱っていて面白いなと思ったので、ハンターの免許も取りたくて。だから10年あっても時間が足りないんですよね。もっと時間がほしいです(笑)。

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(プロフィール)
Sean
2002年生まれ。モデル。洗練されたスタイルが注目を集め、ファッション誌や広告、阪急メンズのビジュアルに起用されている。

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