おしゃれを楽しむ人々のファッションのルーツやこだわりに迫る連載、「THE STYLE BOOK」。
今回はモデルの市川隼基さんに、デニムをテーマにお話を伺いました。
「アニメや漫画の非現実的な世界観から インスピレーションをもらっています」
──ファッションに興味を持ったきっかけを聞かせてください。
もともと中学生くらいの頃から美術や図工で何かを作ったりするのが好きで、自分の考えを絵などではなく、もっと身近なもので表現できるのが僕にとっては服だったんです。当時は服の知識はあまりなかったんですが、家族全員がファッション好きでそれを間近で見てきたので、「こういう色が好き」「こういう形を着たい」というこだわりは強くありました。周りに服を好きな友だちはあまりいなかったんですが、高校・大学時代はみんなを説得したり、ファッションの面白さを伝えて、よく古着屋に連れて行ってました(笑)。そのうち何人かは服好きになってくれて、今でも「この服どう思う?」みたいな意見交換をしますね。今はYouTubeでファッションについて発信しているんですが、自分だけで楽しんで完結するより、共感してくれる人がいたり、俯瞰で見て評価してもらうことでブラッシュアップできたり、インスピレーションに繋がることが面白いんですよね。
もともと中学生くらいの頃から美術や図工で何かを作ったりするのが好きで、自分の考えを絵などではなく、もっと身近なもので表現できるのが僕にとっては服だったんです。当時は服の知識はあまりなかったんですが、家族全員がファッション好きでそれを間近で見てきたので、「こういう色が好き」「こういう形を着たい」というこだわりは強くありました。周りに服を好きな友だちはあまりいなかったんですが、高校・大学時代はみんなを説得したり、ファッションの面白さを伝えて、よく古着屋に連れて行ってました(笑)。そのうち何人かは服好きになってくれて、今でも「この服どう思う?」みたいな意見交換をしますね。今はYouTubeでファッションについて発信しているんですが、自分だけで楽しんで完結するより、共感してくれる人がいたり、俯瞰で見て評価してもらうことでブラッシュアップできたり、インスピレーションに繋がることが面白いんですよね。
──ファッションにおいて影響を受けたものはありますか?
小さい頃からアニメや漫画が好きで、日常生活からちょっと距離の離れた、非現実的な世界観からインスピレーションを得ることが多いですね。中でもイラストレーターの村田蓮爾さんが描かれる世界観や服装がすごく好きです。非現実的なものをリアルなファッションに落とし込みたいときや、リアルすぎる服装をちょっとズラしたり、アクセントを加えるときにはそういうものを観てきた感覚が生きているのかなと思います。
小さい頃からアニメや漫画が好きで、日常生活からちょっと距離の離れた、非現実的な世界観からインスピレーションを得ることが多いですね。中でもイラストレーターの村田蓮爾さんが描かれる世界観や服装がすごく好きです。非現実的なものをリアルなファッションに落とし込みたいときや、リアルすぎる服装をちょっとズラしたり、アクセントを加えるときにはそういうものを観てきた感覚が生きているのかなと思います。
──デニムをテーマにした今回のスタイリングについて、ポイントを聞かせてください。
デニムとベルトはヴィンテージのDIOR HOMME、ジャケットとインナーは古着、シューズはJOHN GALLIANOです。最近スキニーが気分で、細めのデニムを穿くときは腰で落とすことが多いのですが、トップスはタイトなもの、靴は厚底をあわせて、全体的に細長いシルエットになるようなバランスで選びました。
デニムとベルトはヴィンテージのDIOR HOMME、ジャケットとインナーは古着、シューズはJOHN GALLIANOです。最近スキニーが気分で、細めのデニムを穿くときは腰で落とすことが多いのですが、トップスはタイトなもの、靴は厚底をあわせて、全体的に細長いシルエットになるようなバランスで選びました。
「いつかはトレンドに左右されない、 一緒に年を取っていけるデニムがほしい」
──シルエットやデザインなど、デニムの好みを教えてください。
以前はワイドパンツを穿くことも多かったんですが、去年の春頃にそれまでのスタイルがマンネリ化しているのを感じて、いろいろ見ていた中で2000年代初頭のスキニーファッションが新しく見えたんです。そこから細めのスラックスを穿いたりしていたんですけど、より細いシルエットを求めていく中でスキニーデニムを選ぶことが増えました。腰穿きをして裾口を溜めたいので、最近はある程度ウエストに余裕があって、かつ裾丈が長めなものを選んでいます。最初はサイズ感がわからなかったので余裕のあるものから始めて、だんだん細くしてどこまでいけるか試して。一度すごくタイトなものを買ったんですけど、あまりにもピチピチだと無理している感じが出ちゃって、おしゃれじゃないということがわかりました(笑)。
以前はワイドパンツを穿くことも多かったんですが、去年の春頃にそれまでのスタイルがマンネリ化しているのを感じて、いろいろ見ていた中で2000年代初頭のスキニーファッションが新しく見えたんです。そこから細めのスラックスを穿いたりしていたんですけど、より細いシルエットを求めていく中でスキニーデニムを選ぶことが増えました。腰穿きをして裾口を溜めたいので、最近はある程度ウエストに余裕があって、かつ裾丈が長めなものを選んでいます。最初はサイズ感がわからなかったので余裕のあるものから始めて、だんだん細くしてどこまでいけるか試して。一度すごくタイトなものを買ったんですけど、あまりにもピチピチだと無理している感じが出ちゃって、おしゃれじゃないということがわかりました(笑)。
──お気に入りのデニムはありますか?
ひとつは高校生のときに初めて買ったデニムパンツです。古着屋で買ったんですが、自分で納得のいくものを買えたので今でもすごく気に入っていますし、あのときの判断は間違ってなかったなと思える、思い出深いアイテムです。そしてHELMUT LANGの1996年のジャケットは3、4年くらい探していたもので、YouTubeの視聴者の方から「大阪にある」と教えていただいて。最初は見るだけのつもりだったんですけど、実際に見たら買っちゃいましたね(笑)。背面の三本線のディテールがポイントで、憧れの一着が手に入ったということも含めて、去年買った中で一番気に入っているアイテムです。
ひとつは高校生のときに初めて買ったデニムパンツです。古着屋で買ったんですが、自分で納得のいくものを買えたので今でもすごく気に入っていますし、あのときの判断は間違ってなかったなと思える、思い出深いアイテムです。そしてHELMUT LANGの1996年のジャケットは3、4年くらい探していたもので、YouTubeの視聴者の方から「大阪にある」と教えていただいて。最初は見るだけのつもりだったんですけど、実際に見たら買っちゃいましたね(笑)。背面の三本線のディテールがポイントで、憧れの一着が手に入ったということも含めて、去年買った中で一番気に入っているアイテムです。
──これから買いたいデニムはありますか?
最近はスキニーとか今しかできないスタイルを楽しんでいるんですが、年を取ったときのことを考えて、LEVI’Sのヴィンテージデニムや、トレンドに左右されずに長く着られるようなものがほしいですね。カッコいいデニムを一着買って、一緒に年を取って成長させていくということを将来的にやってみたいなと思っています。
最近はスキニーとか今しかできないスタイルを楽しんでいるんですが、年を取ったときのことを考えて、LEVI’Sのヴィンテージデニムや、トレンドに左右されずに長く着られるようなものがほしいですね。カッコいいデニムを一着買って、一緒に年を取って成長させていくということを将来的にやってみたいなと思っています。
「新しいことに飛び込む姿勢や勇気は、 いくつになっても持っていたい」
──ファションにおいて、つい惹かれてしまうポイントはありますか?
やっぱりデザインですね。僕が持っている服は癖があるものが多いんですが、「なんだこれ?」と理解しがたいようなものや、難易度の高い服を見ると、どうにかしてカッコよく着たいという考えになるんですよね。「こういう合わせをしたら面白いんじゃないか」という仮説を立てて試行錯誤するのがすごく好きだし、そうやって悩むこと自体が楽しいんです。
やっぱりデザインですね。僕が持っている服は癖があるものが多いんですが、「なんだこれ?」と理解しがたいようなものや、難易度の高い服を見ると、どうにかしてカッコよく着たいという考えになるんですよね。「こういう合わせをしたら面白いんじゃないか」という仮説を立てて試行錯誤するのがすごく好きだし、そうやって悩むこと自体が楽しいんです。
──これからも大切にしたい自分らしさやこだわりはありますか?
自分は挑戦したり、新しいことを始めるのが好きで、その貪欲さは大事にしたいですね。もともと違う畑にいたところからモデルという仕事をしたり、自分のブランドを始めて、ファッションでも周りがやっていないことをやってみようという気持ちがあって。挑戦への熱意や好奇心は年々強くなっているなと思うので、いくつになっても尻込みせずに、新しいことに飛び込む姿勢や勇気を持っておきたいです。
自分は挑戦したり、新しいことを始めるのが好きで、その貪欲さは大事にしたいですね。もともと違う畑にいたところからモデルという仕事をしたり、自分のブランドを始めて、ファッションでも周りがやっていないことをやってみようという気持ちがあって。挑戦への熱意や好奇心は年々強くなっているなと思うので、いくつになっても尻込みせずに、新しいことに飛び込む姿勢や勇気を持っておきたいです。
──10年後、どんな自分になっていたいですか?
表現できる選択肢がもっと増えていたら楽しいなと思いますね。今は着ているものや自分のブランドで思想を形にしていますが、10年後は技術が進歩していると思いますし、自分自身の成長も含めて、服や服以外でも考えや思想を表現できる自分でありたいです。
表現できる選択肢がもっと増えていたら楽しいなと思いますね。今は着ているものや自分のブランドで思想を形にしていますが、10年後は技術が進歩していると思いますし、自分自身の成長も含めて、服や服以外でも考えや思想を表現できる自分でありたいです。
(プロフィール)
市川隼基
2001年生まれ。モデル。InstagramやYouTube、TikTokなど、さまざまなSNSでファッションについて発信を行っている。2025年には自身のブランドv・・t・-lを立ち上げた。
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