7月1日(水)〜8月6日(木)
※1F Main Base 最終日は19時閉場・7F ダヨネギャラリー最終日は17時閉場
1F Main Base ・ 7F ダヨネギャラリー

Le Chat/George Bayer solo exhibition<Le Chat the wonderful>

キャンペーン
updated on 2026.06.27

米原康正がキュレーションするフラッグシップギャラリー「阪急メンズ東京7階 +DA.YO.NE.GALLERY 」では、7月1日(水)より<Le Chat/George Bayer>による個展を7/7(火)まで1階メインベースにて開催いたします。
また、7/8(水)~8/6(火)までは7階<+DA.YO.NE.GALLERY>にて「Le Chat/George Bayer solo exhibition<THE day I became LE CHAT>」を開催いたします。

◾️会期:1階メインベース 7月1日(水)〜7月7日(火)
    7階+DA.YO.NE.GALLERY 7月8日(水)~8月6日(火)

◾️EVENT:オープニングレセプション7/11(土)17時より
どなたさまでもご参加いただけますので、是非皆さまお誘い合わせの上ご来場くださいませ。

◾️STATEMENT

Le Chatは、ある日突然生まれたわけではありません。
旅の中で見た景色や、人との出会い、心に残った記憶。
そうしたものが私の中で少しずつ混ざり合い、気づけばLe Chatという存在になっていました。
本展「Le Chat The Wonderful」、「The Day I Became Le Chat」は、私自身とLe Chatというキャラクターが重なり合う場所を見つめる展示なのです。
Le Chatは、ただの黒猫ではありません。動物でもあり、人間のようでもあり、現実の中にも、想像の世界にも存在しています。
私にとってLe Chatは、自分とは何か、どこに属しているのか、世界をどう見ているのか、そして自分がどう変化していくのかを
考えるための大切な存在です。
今回の作品は、実際の記憶と想像上の記憶の両方から生まれています。
懐かしさ、空想、無邪気さ、矛盾、ユーモア、そして静かな内省。
そうした感情が、シンプルな形と鮮やかな色彩の奥に隠されています。
最初は明るく楽しいイメージとして目に入り、見続けるうちに、少しずつ別の物語が見えてくるかもしれません。
この展示は、私がLe Chatになった日の物語です。
しかし同時に、見る人それぞれの中にも、まだ知らないもうひとりの自分や、別の物語、別の世界の見方が眠っていることを
感じてもらうための展示でもあります。
Le Chatは、その扉を開くための案内人なのです。

      

——————-George Bayer

George Bayerは、黒猫のキャラクター「Le Chat」を描き続けるアーティストである。
Le Chatは、ただの猫ではない。
人間のようにも見え、動物のようにも見え、現実の世界と想像の世界を自由に行き来する存在である。
作品の中のLe Chatは、旅の記憶、夢の中の風景、これまでに出会った人や場所の気配をまといながら、
ユーモアと少しの謎を持って私たちの前に現れる。

George Bayerにとって、日本で過ごした1980年代から1990年代の時間は大きな意味を持つ。
当時の日本では、アート、音楽、デザイン、ファッション、街の空気、日常の感覚が自然に混ざり合っていた。
その中で彼が受け取った自由さや繊細さ、ものづくりへの意識は、現在の作品にも深くつながっている。

彼の作品は、日本の水彩や墨、シルクスクリーン、モンタージュ、透明な素材、ミクストメディアなどを組み合わせて作られる。
いくつもの層を重ねることで、同じ絵の中に奥行きが生まれ、見る角度や距離によって印象が変わっていく。
明るくシンプルに見える画面の奥に、記憶や物語、現実と幻想が静かに重なっている。

Le Chatは、George Bayer自身の分身でもある。
ただし、それは作家をそのまま猫に置き換えたということではない。
人間の姿では語りにくいこと、言葉では説明しきれない感情、旅の中で見てきた風景や積み重ねてきた記憶。
そうしたものを、Le Chatという存在が代わりに運んでいる。
黒猫という少し不思議な姿を借りることで、作家は自分自身のことを、より自由に、よりやわらかく表現することができるのだ。

そしてLe Chatは、見る人の中にもある感情に触れてくる。
私たちは普段、名前や役割の中で生きている。
しかしその奥には、忘れていた記憶や、まだ言葉になっていない気持ち、子どもの頃に持っていた想像力のようなものが残っているはずだ。
Le Chatは、そうした心の奥にあるものをそっと思い出させる存在である。

本展は、George BayerがLe Chatという存在に出会い、そこに自分を重ねていった物語である。
そして同時に、見る人が自分の中にある別の記憶や想像力と出会う場所でもある。
Le Chatは、世界をもう一度、不思議で楽しいものとして見つめ直すための案内人なのだ。

   

------------米原康正

    


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◾️PROFILE

国際的なアーティストであるジョージ・ベイヤー。
彼のキャリアは数十年に及び、世界のアートシーンにおける重要人物として知られる。
日本、ロシア、アフガニスタン、中国、トルコ、台湾、ヨーロッパなど世界各地で彼の芸術性は形作られ、キューバ、シチリア、ロシア、アメリカから影響を受けた彼の多様な背景を反映して、作品を制作している。
80年代から90 年代にかけての日本での経験は、彼の芸術の道に影響を多く与えた。
ビデオアーティスト、コンサートステージデザイナー、音楽プロデューサー、ミュージックビデオディレクター、そして、ファッションショー、コンサート、インタラクティブビデオプロジェクトのクリエイターとしての役割を探求した。日本のアーティストや企業とのコラボレーションは、彼の芸術の旅をより豊かなものにした。
50年にわたる政治的抗争、犠牲、回復力といった彼の生きた経験が作品に反映され、大胆な色彩、印象的なイメージやユーモアで作品が構築されている。また、フロリダの風景、アジアのトレンド、トルコの文化的タペストリー、中世のキャラクターの神秘性に根ざしている。

   

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