TOKYOTOKYO

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ambassador:NEW YORK
アンバサダーニューヨーク
野田 洋平

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こどもの頃から何かを作るということが好きで、拙いながらも様々な物を作って遊んでいました。すぐに洋服に興味を持つようになり、中学校の入学祝いにミシンをねだって自分の使う物を分解したり、縫い合わせたりしていました。 洋服の専門学校に通った後、様々な制作の仕事に携わることに。最終的に勤めた衣装制作会社では実際に縫製まで一括して行い、改めて服を作ることに傾倒していきました。衣装制作会社を退職後、専門学校の仲間とデザイン事務所を立ち上げ、他業種の人たちとも働く機会が多くなるように。グラフィックデザインや店舗デザインのプロフェッショナルを目の当たりにしたことが、大きな経験となりました。 現在は、アパレル事業として展開する「アンヨーテーラー」を主宰し、洋服を用いて“作ることは楽しい”という想いを伝えられたらと考えています。

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サイズ調整やリペアという、いわゆる“お直し”的なサービスを行う傍ら、特に力を入れているのが、お客様が大切に使用したアイテムをお預かりし完全にリプロダクトするという、洋服の新たな価値を生み出すサービス。 その際心掛けているのは、お客様と話をしながら一緒に想像を膨らまし、プロが使う技法や方法でより精度の高いアイテムへ仕上げていけるというアドバイスを行うことです。 一方的な提案ではなく、お客様の意思をしっかりと反映させることで、お客様にものづくりの楽しさを体験して欲しいと考えています。

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日々の接客を通じて感じる事ですが、阪急にお越しいただくお客様は洋服を含め、様々な経験が大変豊富で、こんな商品が欲しい、こんなカスタマイズがしたいというイメージがはっきりしているということ。洋服のジャンルによっては教えていただくことも大変多く、このコミュニケーションが「アンヨーテーラー」をさらに楽しいブランドへと成長させてくれています。 お客様のイメージを大切にしながら、一緒にブランドのアイテムを作るような体験をしていただけたら幸いです。