May 2024

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Monday

月曜日

TODAY’S TOPIC：カットソーとセーター、どう違う？

洋服に使われる生地は、主に織物と編物の2種。織物は縦糸と横糸を交差させて織って作るため、伸び縮みしにくいという利点を持つ。ファッション業界で「布帛」と呼ばれるものは、織物を用いた洋服のことである。そして編物とは、いわゆるニットのこと。1本の糸でループを作り、それをつなげて生地に仕上げていくため、ストレッチ性や通気性に優れ、柔らかくシワになりにくいのが特徴だ。カットソーとは、この編んで仕上げたニット生地を「カット（裁断）」してから「ソー（縫製）」した洋服のこと。一般的なTシャツ、ポロシャツやタンクトップなどは、基本的にニット生地を裁断、縫製して作られているため、すべてカットソーに分類される。一方でセーターは、同じニット地からできていても、裁断せずに編んで仕上げたもの。カットソーとセーターの違いは、この点にある。

2015年～2019年の間に展開したbrushed thermal素材を、フルリニューアルして23SSから登場。スーピマ糸を使用し、スーピマ独特のハリ感と、起毛加工によるヴィンテージ感を合わせ持つ素材で、この素材感にする為に何度も試作を重ねて完成した自信作。ポリウレタンのストレッチ感とワッフル組織による表面感のある素材は、ややbrushed thermalより厚みを付け、あらゆるシーンに活躍する1枚に仕上がりました。

AND MORE：ニューヨーク誕生物語

1492年にコロンブスがアメリカ大陸に上陸して以来、欧州の列強国が次々に大陸を目指した。それまでは先住民が住んでいた緑豊かなマンハッタン島を「発見」したのは、オランダの東インド会社に雇われたイギリスの探検家、ヘンリー・ハドソン。マンハッタンの語源は先住民の言葉で「多くの丘がある島」という意味を持つ「マンナハッタ（mannahatta）」だと言われており、島の西側を流れる川は、ハドソンの名をとって「ハドソン川」と名付けられた。オランダは1625年からこの地の植民地化を推し進め、1626年の今日、原住民と取引して島の買収に成功。真実なのかどうかは疑わしいものの、取引価格は当地の通貨で60ギルダー（今の24ドル相当）だったと語り継がれている。その後、この島一体はオランダ領としてニューアムステルダムと呼ばれるようになり、毛皮貿易などで栄えたが、1664年にイギリスの占領下に入り、ニューヨークと改名した。