May 2024

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Wednesday

水曜日

TODAY’S TOPIC：パリジャンのスタイルに注目！

ファッションとは、時代を反映したスタイルである。そこには、時代の空気感だけではなく、地域ごとの特性やカルチャーも色濃く現れるものだ。特に独自のファッションウィークを持つ都市のスタイルは、地域性がことさらに顕著。特にメンズモードに限って言えば、ロンドンならエッジの効いたストリート、ミラノならセクシーな伊達男風、東京ならマルチミックスなど……。そして今季、最も注目すべきは、パリジャンのスタイルだ。基本的な特徴は、シンプルで奇を衒っていないオーソドックスなアイテムをベースにしていること。例えば洗いざらしの白いシャツ、バスクシャツとして知られるマリンボーダーのカットソー、日本では「ステンカラーコート」として知られるバルマカーンコートやクラシックなトレンチコートなど。ソックスの色、キャップやビーニーで「外し」を取り入れてみたり、ちょっと着崩してみたりと、ディテールで個性を主張するのがパリジャンの流儀である。

オンラインストアよりフランスで誕生したファッションブランド「ジバンシィ」のTシャツをご紹介します。

AND MORE：日本の城に松が生えている理由

今日は「松の日」。美しい緑色をした松は、日本では古来より神の宿る神聖な木とされており、常緑樹のため青々とした葉を一年中茂らせていることから、不老不死の象徴としても大切に扱われてきた。公園や社寺をはじめ、特に城に多くの松が植えられているのをよく見かけるが、それは神聖で美しく縁起が良いという理由だけによるものではない。城が砦として現役で活用されていた時代、城に敵が攻めてきたときには籠城戦となるのが常だった。したがって、敵に周囲を囲まれてしまったときのために、城主は城の中に井戸を掘って飲水を確保し、十分な食糧を蓄える必要があった。そこで役立つのが、松の木。松は栄養価が高く、さらに皮を剥くと表れる白い薄皮には脂肪分やタンパク質が豊富に含まれており、非常食としても役立つために、積極的に植えられたのだという。