May 2024

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Saturday

土曜日

TODAY’S TOPIC：「シルク混」を着よう！

蚕のまゆを原料とするシルク。主成分が人の皮膚と同じタンパク質であるためか、肌への親和性も高いと言われ、肌触りの良さは格別だ。独特の光沢感と美しいドレープ感も相まって、特にファッションの世界では古くから重宝されてきた。ただ、非の打ちどころがないように見える天然素材の女王にも、弱点がある。そう、手入れの難しさだ。汗をかいたまた放っておけばすぐシミになり、うっかり水洗いをしてしまうと縮んだりゴワゴワになったり。毎回クリーニングに出すのも億劫で、なかなか気軽に着る気になれないのが実情だ。しかし最近では、自宅で洗えるウォッシャブルシルクや、手軽に手入れができるシルク混紡のアイテムが増えているらしい。見分け方は、洗濯表示に「洗濯機OK」や「手洗いOK」と明記されていること。洗濯表示に書かれたその他の注意事項を守ることを徹底しながら、シルクの魅力を日常で味わいたい。

シルク混のサマーウール素材で、自然な光沢と繊細な生地が特徴なリラックスシルエットのシャツのご提案です。防縮とウエットタンブラー加工にて家庭洗いを可能にしています。これからの季節、手放せないアイテムになりそうです。
WASHABLE SUMMER WOOL SILK　¥49,500（S.M.L展開）
※5月10日販売開始予定

阪急メンズ大阪　B1F　マーガレット・ハウエル

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AND MORE：傷つきやすい宝石

今日は「みどりの日」であると同時に、その名称にヒントを得て、「エメラルドの日」にも制定されている（2023年5月4日記事参照）。5月の誕生石としても知られるエメラルドの特徴は、何と言ってもその美しい緑色だ。名称の由来は、文字通り「緑の宝石」を意味する古代ギリシャ語の“smaragdos”。結晶時にインクルージョンと呼ばれる内包物が生じることが多いため、色が濃く、インクルージョンが少ないほど価値が高いとされる。しかし、緑の中に浮かぶインクルージョンは「ジャルダン（庭）」という叙情的な名称で呼ばれることもあり、それこそが天然であることの証。むしろ好意的に受け取られることもあるようだ。ただ、堅牢度の低さだけが玉に瑕。硬度を示すモーススケールでは7.5〜と、硬度10を誇るダイヤモンドに比べて傷つきやすく、外部刺激の角度や強さによってはあっけなく割れてしまうこともあるから、身に着ける際には十分に気をつけたい。