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「靴のデザイン」編

1-600_プレーントウ 98651.jpg『プレーントウ』

 「プレーントウ」とは文字通りトウに装飾の無いデザインからそのように呼ばれます。無駄の無い洗練されたデザインはドレッシーな印象が強く、フォーマル感の高い靴です。正式にはブルチャープレーントウと言います。ブルチャーとは日本で言うところの外羽根式を指し、靴紐を結ぶ部分が靴の外側に付けられた形を指します。このデザインは歩兵用の編み上げ靴に使用されたものがベースとなっており、プロシア陸軍のブリュハー元帥により考案されました。これに対して、バルモラル型(内羽根式)も存在し、ブルチャー型よりもさらにフォーマル度が上がり、ドレッシーな靴になります。

2-600_ストレートチップ-HK-2007.jpg『ストレートチップ』

 トウの部分に一本の切り替え線が入っているデザインでフォーマルな装いをする際に最もよく採用され、その中でも黒色のバルモラル型(内羽根式)のもので、トウにメダリオンのついていないものが最 もフォーマル度が高く夜の礼装、タキシードに合わせることもでき、冠婚葬祭にも最適です。

3-600_ウイングチップ-HK-2012.jpg『ウイングチップ』

 トウのデザインがつま先から後方へかけてW字型になっており、多数の飾り穴(メダリオン)が空けられています。W字型の飾り革のデザインが鳥の羽根のように見えることから「ウイングチップ」と呼ばれます。また、ウイングブローグ、フルブローグと呼ばれることもあります。イギリスではカントリースポーツによく使用され、とりわけゴルフの際によく着用されました。

4-600_モンクストラップ-98374.jpg『モンクストラップ』

 靴紐ではなくバックル式の留め金で甲の高さを調整する靴を「モンクストラップ」と言います。バックル式の留め金がアルプスに住むモンク(修道士)が履くサンダルを連想させることからこのように呼ばれます。ローファー同様カジュアル度が高く、フォーマル度は低いですが、近年ではスーツに合わせるスタイルも一般的になっています。

5-600_チェッカーブーツ 98322.jpg『チャッカーブーツ』

 履き口がくるぶし丈のプレーントウの深靴で、2対または3対の紐穴が付いた外羽根式の革靴を「チャッカーブーツ」と言います。もともとポロ競技用の乗馬靴として使われることもあり、この呼称は競技時間の単位であるチャッカが由来となっています。素材に関しては伝統的にはカーフのスエードと言った丈夫な革が使われることが多いです。

6-600_サイドゴアブーツ-SY564.jpg『サイドゴアブーツ』

 くるぶしよりも深い履き口の両サイドにV型またはU型に切り込みを入れ、幅の広いゴムテープ(ゴア)を入れた深靴を「サイドゴアブーツ」と言います。発祥の地とされるロンドンのチェルシー地区の名前からチェルシーブーツとも言われます。 古い歴史を持つ靴で、日本でも明治時代にフロックコートと合わせて履かれていました。近年では1960年代にビートルズがデビュー当時に履いていたことでも知られています。

7-600_Uチップ-HK-2010.jpg『Uチップ』

 Uの字型の切り替えになったつま先飾りのデザインの靴を「Uチップ」と言います。また、Uチップというのは和製英語で、本来は ユーイングチップと言います。また英米では「オーバーレイプラッグ」と呼ばれるものがUチップに当たるものです。デザインの性質からフォーマル度は低く、スーツをドレスダウンさせたいときや、カジュアルなスタイルに向く靴になります。

8-600_ローファー-12036.jpg『ローファー』

 靴紐を締めずに簡単に着脱(スリップオン)できることから、靴メーカーの商品名として用いられたものが次第に一般化し、この種の靴を総称するようになりました。様々な種類がありますが、特に甲に付けたサドルの中央を切り開き、コインを挟んだコイン(ペニー)ローファーは60年代に注目を集めました。フォーマル度は低いですが足に良く馴染むので、学生用のキャンバスシューズから、タウンユースや ビジネスまで幅広く愛用されています。

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