商品説明
一般的にかばんは「前胴、後胴、底、横マチ」で構成されています。このバックパックは「前胴とマチ」、「後胴と底」が一体で構成されているコンテンポラリーなデザインの為、フォルムを出すのに試作を重ねて苦心の末に生まれたモデルです。
「前胴とマチ」、「後胴と底」をまとめる際、全体の高級感を醸し出す見栄えになる切目仕上で、その中でも前胴と底マチを繋ぐ部分は革が重なり合うのでコバ処理が難しく、きれいに磨き上げることは製作時、技術と経験値、そしてアイデアが交差するポイントのひとつです。
また、ショルダー(肩紐)部分はコンテンポラリーなデザインに配慮して、幅の狭い華奢な印象ですが、必要なところには強度の高い縫製を加え、エレガントながらも堅牢度に優れた仕上がりになっています。