阪神百貨店の
食に携わるスタッフが産地を訪ねて
産地とつながるプロジェクト。
国内のサーモン全流通量の約0.3%。
“幻の高級魚”とも言われる“桜鱒”。
この桜鱒をもっと多くの人に
楽しんでもらいたいと
養殖をスタートさせたのが
「SMOLT」の上野賢さん。
ほどよく脂がのり、
くさみのないおいしさを、
ぜひ味わってみてください。
桜鱒の一番の
理解者を目指して。
「SMOLT」
上野賢さん
「大学の研究で出会った桜鱒の養殖。現場で生産者の思いに触れる中で、桜鱒のおいしさを広めたいと養殖の事業化をスタートさせました。淡水と海の生け簀を往復させる独自のスタイルで、育つ環境は天然物とほぼ同じ。また採卵し稚魚から育て、成魚へというサイクルを確立し、天然の桜鱒を獲ることなく持続可能な養殖を実現しました。お客さまが喜んでくれる、おいしいものを届けたいと思います。ぜひ一度、養殖の桜鱒を食べてみてください!」
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海と山を
行き来して育てる。宮崎大学が約10年間研究してきたノウハウをもとにした養殖。稚魚の間は山間地にある五ヶ瀬町にて淡水で育て、その後、沿岸の延岡市へ運び海面養殖。そして出荷前に再び五ヶ瀬町で淡水養殖。この循環型養殖の実現で、天然物と変わらない環境を再現しています。
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旬を見きわめ、
本来の味わいに。桜鱒は春が旬と言われますが、本当においしい時期は、栄養をため込む産卵期前の夏。上野さんはこの時期にあわせて養殖に取り組み、代を重ねるごとにより質のいい洗練された桜鱒が生まれています。また養殖環境で使う水は清流と湧水のかけ流し。そのため臭みの少ない桜鱒本来の味わいが楽しめます。
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様ざまなお酒に
マッチする味わい。漁獲量が少なく、料亭などに卸されることが多いため、一般的にあまりなじみがない桜鱒。しかしその味は、脂がのっているにも関わらずあっさり、また臭みもほとんどなく日本酒にもワインにもよくあうおいしさです。養殖のおかげで身近になった“幻の高級魚”。その味わいを、ぜひ一度お楽しみください。