1年の終わり、仕事を納めてゆっくりできる日に必ずすることがあります。それは、お気に入りのお酒を片手に、1人で今年の手帳を1月から順に眺めていくこと（私はいまだに紙の手帳派ですが、スマホのスケジュールアプリでも同じ！）。
“このお仕事がんばったなぁ”、“あんな楽しいことがあったなぁ”、“今年はここにも行ったなぁ”と、ほろ酔い気分で1年を振り返る時間は、私の年末の楽しみのひとつです。ときには仕事の成果物や、ライブのチケットの半券、映画のパンフレットを引っ張り出してきたり、スマホに入っている写真を遡ったり。あっという間に時間が過ぎていきます。
ここでのポイントは、反省は絶対にしないこと。楽しい気分が台無しです。がんばった自分をほめて、楽しかったことを反芻するだけのとびっきりの甘やかし時間なのです。反省はまた別の機会に。
帰省がままならなくなってから始めたこの習慣が、新年へ向けて自分の心を整えるのにとても役立っていたと、1年を終えて改めて思うのです。そして、翌年の真新しい手帳を前に「来年も楽しい予定でいっぱいになりますように！」と心の中で祈ります。今年はこの時間に、ハンシンで求めたおいしいおやつも加わりそうです。
