坂東：　これまでスキンケアはこだわってこなかったので、何から始めればいいか分かりません。学生の頃は部活で日焼けしていたのもあり、年齢による肌トラブルが気になります。家族にいつまでもカッコいいと思ってもらいたいので、教えてください！
小林： 年齢による変化が気になるということなので、エイジング対策にフォーカスしたアイテムをご紹介したいと思います。

小林：　 男性の肌は余分な皮脂が多いので、スキンケアをする前にしっかり落とすことが大切なんです。このステップをしっかりとすることで、あとの化粧水や美容液の浸透もよくなりますし、効果もぐんとアップします！

小林：　成分にあるナイアシンアミドは、エイジングが気になる肌の対策におすすめです。１番のシミの原因は紫外線なのですが、日焼け後のお手入れを続けることでお肌を健やかに保つことができます。坂東さんのお悩みにはこれがベストかなと思います。

小林：　この商品は、泡立てても、このまま塗る感じで使っても、どちらでも使えます。

小林： 僕の自己流のやり方なんですが、おすすめは少しの水と合わせながら、ちょっと爪を立てて、お茶を点てるような感じで泡を作っていきます。

小林： 僕は、成分をいかすには泡立てすぎない方がいいと思っていて。洗顔も乳液とかと同じで、塗るような感覚でつけて洗っています。小さな泡を、毛穴に入れ込んでいくイメージです。

小林：一番汚れがたまりやすい鼻ですね。テカリやぬめりが出てくる部分が汚れがたまっている部分です。クルクルと肌にのせる感覚で顔全体に広げていきます。力が強すぎると肌に負担になるので、やさしく。
坂東： すごい！洗い上がりはすっきり感がありますが、触るとしっとりとしていますね！
小林： くすみの原因となる汚れを除くことで肌のトーンも明るくなりましたね。丁寧に洗顔するだけでも、こんなに変わってくるんですよ。

小林：　洗顔で汚れをオフしたクリアな状態の肌に、化粧水は必須。肌のハリが気になる方向けのものや、日焼け後のお手入れなどお悩みに合わせて選んでください。テクスチャーもさまざまで、しっとりタイプ・さっぱりタイプがある商品の場合は、さっぱりタイプを選ぶのがおすすめです。

小林：　この化粧水も、ナイアシンアミドが最高濃度*で入っています。「ラボ シリーズ」はメンズ専門のコスメブランドなので、水分量やオイルコントロールという部分でも男性の肌に合うように作られています。
（*ラボ シリーズ製品において）

小林：　基本的には説明に書かれている量を守ってつけましょう。僕は手で感触を確かめながらつけるのが好みなので、500円玉くらいの量です。
坂東： 化粧水をつける量は、多ければ多い方がいいイメージがありました。
小林： 僕は20代なのでつけすぎるとテカリが強くなってしまうので1回ですが、年齢が上がると肌の水分量も減るので、2回・3回と重ねてもいいと思います。コットンでつけても、手でつけてもOKです。

小林：　僕の場合は、化粧水を手にとって、手のひらで押し込むようにつけていきます。
坂東： 今まではパパッと考えずにつけていました。このつけ方だと、肌がしっとりした感触がします。ちょっとのことで、こんなに違いが出るんですね。

小林：　美容液は乳液の手前のステップでつけます。洗顔でクリアにした肌に化粧水で水分と美容成分を入れ込み、美容液でさらに角質層まで浸透させ、そして乳液でフタをするイメージです。この手順にすることで、それぞれのアイテムの相乗効果が発揮されます。

小林：　美容液も、エイジング対策に特化したものをセレクトしました。ナイアシンアミドやツバキエキスも入っていて、ハリ感のある肌になりたい方にはこれがおすすめです。

小林：　使い方は、おでこ、両頬、鼻、あごの5点につけて、それを広げていく感じで、やさしくのせるようにつけていきます。この後乳液を塗るので、乳液で閉じ込める感じ。
坂東： 朝晩ぬったほうがいいですか？
小林： 肌質にもよりますね。僕は、朝は下地をつけるのと浮きやすいので、美容液は夜だけにしています。

小林：　一般的には、化粧水よりも乳液の方が成分が濃いものが多いので、どちらか一方となると、乳液の方をランクの高いものを選ぶのがおすすめです。

小林：　坂東さんのお悩みに合う成分がしっかり入っています。ナイアシンアミド最高濃度*配合で、なめらかでうるおいのある、若々しい印象の肌になりたい方にはこれです！
（*ラボ シリーズ製品において）

坂東： 乳液はどんな役割で使うのですか？
小林：　ここまでの化粧水などの成分を閉じ込めるために乳液を使います。化粧水は蒸発しやすいので、乳液でカバーする役割もあります。乳液とクリームはどちらかで構いません。美容液と同じように、5点置きでつけていき、手のひらでしっかりプッシュして押し込みます。

小林： 男性はなかなか日焼け対策まで気にされる方は少ないんですが、年齢による肌トラブルの一番の原因は日焼けです！せっかくいい化粧品でお手入れをしても、UV対策をおこたっては台無しです。軽いつけ心地のUVアイテムも多く出ていますので、ぜひトライしてみてください。

小林： SPF50+・PA++++で、日本国内におけるUVカットの最高ランクです。スティックタイプで塗りやすく、持ち運びにも便利なのもポイント。

坂東： SPFやPAはよく聞きますが、 何を表したものなんですか？
小林： SPFとPAは、日焼け止めでは紫外線から肌を守る力を表す数字です。SPFは肌表面へのダメージを防ぐ効果、PAは肌の奥深くまで届く紫外線から肌を守る効果を示したものです。数字が大きいほど効果が高くなります。こちらのアイテムはスティックタイプなので、このまま塗れるので、便利ですね。もちろん、塗ってから手で伸ばしてもOKです。

坂東： 手が汚れなくていいですね!!使いやすそうです。
小林： 日焼け止めは、朝に１回塗ったらOKじゃないんですよ。汗や擦れなどで落ちることもあるので、こまめに塗り直すのが大事。僕は外出時にも持ち歩いています。もう１つ、SPFやPAが高いほど肌に負担がかかるので、SPFとPAの両方をチェックして、自分の過ごす場所や時間に合わせて日焼け止めを選ぶのもポイントです。

小林：　クレイ＝泥成分が入ってるのですごくしっとりとした洗顔料だけど洗い上がりはさっぱり。泥の成分がごっそり根元から汚れをとってくれるような感じです。20代の僕は肌に油分が多い状態なので、しっかり落としてくれるような洗顔料を選んでいます。

小林：　 苔（MOSS）の成分が入っています。自然由来の成分で肌にやさしくて、液体がとろみのある化粧水。メイク前なのでいろいろ重ねて塗りすぎるよりも、これ１つでしっかり保湿できるものがいいと思って選びました。

小林：　日焼け止め効果もある乳液タイプの下地です。この下地は特に20代に人気があるアイテムで、しっかり肌を明るくしてくれます。光を操る感じで、透明感のある肌になれます。つけ方は、おでこ、両頬、鼻、あごの5点に少しの量を置いて、トントンとのばしていきます。

小林： 目の下から外に向かって伸ばし、内側に向かって頬骨、エラ、あごの順にギザギザと手で伸ばしていきます。色ムラを整えてくれて、すごくナチュラルな感じの仕上がりになります。

小林： 1色ずつ効果が違うのが特徴の使いやすいパウダーで、すごく売れているアイテムです。パウダーを使う理由として、パウダーが皮脂を吸着してテカリを抑えてくれること、あとは肌を明るくすることが目的。特にテカリやすい人はパウダーを塗ったほうがいいですが、肌は午後から油分がでやすいので、持ち歩いてお直しすることをおすすめします！