ROOT C企画|選考という試練、はじまりの鼓動。 ヴォートレイル x 和歌山ニット 若き才能が挑む伝統の革新 〈Ep.1〉

キャンペーン
updated on 2026.09.02

静寂のなかで高鳴る鼓動と、息をのむような緊張感。次世代のファッション界を担う若き挑戦者たちの物語は、一筋縄ではいかない選考オーディションから始まりました。多数のエントリーの中から選ばれたのは、わずか4名。審査員との白熱のプレゼンテーション、そして葛藤の末に未来を託された若きデザイナーたちの生のストーリーをお届けします。

ROOT C

HANKYU MEN'S OSAKA x OSAKA TAKASHIMAYA Joint Project

未来を紡ぐ、一本の糸。
ヴォートレイル x 和歌山ニット
若き才能が挑む伝統の革新

Ep.1 選考という試練、はじまりの鼓動

VOUTRAIL THE FASHION ACADEMY ヴォートレイル ファッションアカデミー
x
WAKAYAMA KNIT 和歌山ニット産地

静寂のなかで高鳴る鼓動と、息をのむような緊張感。
次世代のファッション界を担う若き挑戦者たちの物語は、
一筋縄ではいかない選考オーディションから始まりました。
多数のエントリーの中から選ばれたのは、わずか4名。
審査員との白熱のプレゼンテーション、そして葛藤の末に
未来を託された若きデザイナーたちの生のストーリーをお届けします。

狭き門に挑む、静けさと情熱のオーディション

関西から世界を目指す若き才能が集う”ヴォートレイル ファッションアカデミー”。今回のプロジェクトに挑むべく、多くの学生たちが名乗りを上げました。しかし、店頭という商業の実践場に立てるのは、阪急メンズ大阪と大阪髙島屋からそれぞれ2名ずつ、あわせてわずか4名という狭き門です。会場には鋭い緊張感が立ち込め、自らの感性とアイデアを試す審判の時が刻一刻と迫っていました。

プロフェッショナルの眼差しと、宿された試作の熱量

審査を担当するのは、最前線でトレンドと向き合う両百貨店のバイヤー陣、そして世界に誇る技術を支えてきた和歌山ニット産地のニッター代表者たち。ラックに並べられた学生たちのシードサンプル(試作品)やポートフォリオには、一本の糸からどのような表現を引き出すかという真摯な探求心が込められていました。手仕事のディテールを確かめるプロの鋭い目線と、緊張に震えながらも作品の魅力を伝えようとする学生たちの熱意が交差します。

真剣な審議の様子

声から紐解く――未来を紡ぐ4人の決意と葛藤

審査員を惹きつけたのは、デザイン性だけでなく、作品の背景にある物語や、お客様へ届けるための商品としての提案力でした。オーディションでの緊迫したプレゼンテーション、そして通過の知らせを受けた瞬間の素直な想いを、選出された4名のインタビューから抜粋してお届けします。

■ 阪急メンズ大阪 選出デザイナー

世古 樹(セコ イツキ)

”独自のデザインと世界観で、意思を伝える服を”

世古樹さんのオーディション風景

【オーディションのアピールと葛藤】
「大勢のバイヤーさんやニッターさんの前でプレゼンするのは初めてで、強い緊張感がありました。その中でブランドコンセプトを明確にお伝えすること、ショーピースだけでなく実際の販売を見据えた商品を提案できたことがアピールに繋がったと感じています。」
【通過の知らせを受けて】
「阪急メンズ大阪という大きな百貨店でお取り扱いいただける機会を心から嬉しく思っています。ファッション感度の高いお客様に見ていただける絶好の機会なので、自分のブランドを力強く売り込んでいきたいです。」


大黒 翼(ダイコク ツバサ)

”世界を広げるきっかけになり、誰かの憧れとなる存在へ”

大黒翼さんのオーディション風景

【オーディションのアピールと葛藤】
「自分の持つ世界観を届けることを最も大切にしました。ただ、プレゼン自体が初めてで手足が震えてしまい、伝えたい想いが強いほど緊張が増して……当時は少し落ち込みましたが、今では良い経験だったと思えます。」
【通過の知らせを受けて】
「うまく話せなかった印象があったので通過には驚きました。先輩方が阪急メンズ大阪などで販売されている姿に憧れていたので、同じ場所に立てる喜びと心地よい緊張感が混ざり合っています。」

■ 大阪髙島屋 選出デザイナー

宇髙 稜太(ウダカ リョウタ)

”こだわりの加工技術で、自分らしい表現をお客様へ”

宇髙稜太さんのオーディション風景

【オーディションのアピールと葛藤】
「自ら手作業で加工作業を行い、一つひとつ異なる風合いに仕上げているディテールをお伝えしました。自分自身が一点物の持つ価値に惹かれるからこそ、お客様にもその楽しさを届けたい一心で想いを注ぎ込みました。」
【通過の知らせを受けて】
「選ばれた嬉しさと同時に、任せていただいた機会へ深く感謝しました。和歌山ニットの卓越した技術と自身のクリエイションを多くの方に届けるため、このプロジェクトを心から楽しみたいです。」


小薗 輝久(コゾノ テルヒサ)

”手織りの温もりと細部へのこだわりを形に”

小薗輝久さんのオーディション風景

【オーディションのアピールと葛藤】
「自らの手で織り上げた繊細なディテールを重点的にプレゼンしました。時間をかけて追求した手仕事の魅力や、服を通した世界観を理解していただけるよう丁寧に説明を行いました。」
【通過の知らせを受けて】
「通過を知った時は純粋な喜びとともに、期待に応えたいという身が引き締まる思いが湧き上がりました。服を通じて自分の感じた世界を着用する方と共有できるよう全力を尽くします。」

INDEX / 今後の連載ロードマップ

  • Ep.1 選考という試練、はじまりの鼓動

POP-UP STORE 開催概要

開催期間

9月30日(水)〜10月6日(火)

開催場所・参加ブランド(学生デザイナー)

【阪急メンズ大阪 5F ガラージュ D.エディット】

  • SEKO by ITSUKI SEKO 世古 樹・セコ イツキ
  • TSUBASA DAIKOKU 大黒 翼・ダイコク ツバサ

【大阪髙島屋 3F CSケーススタディ】

  • KOZONO TERUHISA 小薗 輝久・コゾノ テルヒサ
  • RYOTA UDAKA 宇髙 稜太・ウダカ リョウタ

協力・生地提供ニッター(和歌山県)

  • 株式会社オカザキニット(丸編み)
  • カネマサ莫大小株式会社(ハイゲージ)
  • 丸和ニット株式会社(バランサーキュラー)

ABOUT “ROOT C”

「ROOT C」は、関西発の若きクリエイターを支援し、はじめの一歩を共に創り出すコミュニティプロジェクトです。ROOT(根)と、CREATION(創造)・CREATOR(創り手)・COLLABORATION(協力)・CHEER(応援)など様々な“C”を掛け合わせ、地域産地や店舗との持続可能な循環と新しい価値の創造を目指しています。

詳しくは、売場スタッフまでお問合せください。

■阪急メンズ大阪 5F ガラージュ D.エディット