【1月の阪神食ごよみ:三日とろろ】 あまから手帖コラボ

"山のうなぎ"で一年を健康に!


みなさんこんにちは!関西のグルメ雑誌『あまから手帖』です。突然ですが、みなさんは「三日とろろ」ってご存知ですか?

東北や長野にルーツがあるようで、関西では馴染みがありませんが、お正月の3日(地域によっては2日)に、山芋を擦りおろした「とろろ」をいただく風習のこと。

長く伸びるから縁起が良いとされる山芋を、松の内にいただくと、風邪をひかずに健康な一年を過ごせるといわれています。山芋は栄養があってスタミナがつく上、消化も良いので、お正月のご馳走で疲れた胃腸を休めるために生まれた先人の知恵なのかも。

ところで、大豆が「畑の肉」と言われるように、山芋は「山のうなぎ」と言われますよね。これは、栄養価が高くて精がつく上に、ネバネバ・ヌルヌルして掴みにくいのが、まるでうなぎみたいだから、なんて説もあるんですって。7日にいただく「七草粥」の前に、胃腸に優しくて元気が出る「三日とろろ」を召し上がってみてはいかがですか?

【阪神梅田本店がオススメする三日とろろに食べたい一品】

○浅草むぎとろ「味付とろろとむぎごはん」594円

とろろ懐石料理の専門店「浅草むぎとろ」の本格的なだし入りの味付とろろを冷凍に。山芋の中でも粘りが強くてアクの少ない大和芋を粗削りにしたとろろと、それに合う配合で炊き上げた国産米と押麦のごはんのセット。解凍するだけで手軽にいただけるので、冷凍庫に常備しておくと小腹がすいた時にも便利な一品。


文/柴田くみ子、撮影/福本旭

※掲載品は、いずれも数に限りがございます。
※売切れの節はご容赦ください。
※表示価格は、消費税を含んだ税込価格です。