お茶を囲む~日本の暮らしを楽しむ茶器~「中川政七商店」
「お茶にしましょう。」
日本の畑仕事の合間には、ともに汗を流す仲間同士で ゆるく輪になってお茶を囲む時間があります。
体を休めるだけでなく、のんびりと会話を楽しむ風景がとても温かく見えるのは、
そこに、同じ時間を共にする人と人との結びつきが生まれているからかもしれません。
日常の中でも人とのつながりを紡ぎ、場と心を和ませてくれるお茶の時間。
私たちが考える、100年先にも残したい暮らしの風景です。
そんな"お茶の時間"を楽しむ茶器をご紹介します。
萬古焼の直火土瓶 白釉 14,960円
お茶の時間を長く楽しんでいただきたいと考えて作ったたっぷり大容量の土瓶です。
耐熱性に優れる萬古焼で作っており、直火にかけてお茶のふくよかな香りを存分に引き出せます。
約1リットルの容量で、洗いやすく茶葉を出しやすい構造。
持ち手にはつるりとなめらかな表面で手になじむ籐(とう)の持ち手を採用しました。
一つずつ手で曲げて加工しており、一度に大量には作れません。
現在、籐の持ち手を作ることのできる職人が非常に少なく、危機的な状況にあります。
その技術が途絶えることを危惧して自ら学び、習得した島根の作家さんのご協力で、今回の持ち手を実現することができました。
手で包んだ時に、手仕事ならではの土と釉薬を感じていただける湯呑。
個性豊かな湯呑は、まるでお茶を囲む人たちそのもの。
今日はどの湯呑でお茶にしよう、と悩むのも楽しみの一つです。
9種類揃えた個性豊かな湯呑の中からおすすめの2つをご紹介します。
ころ湯呑 瀬戸焼 口紐黄 2,750円
手仕事のゆらぎと、鮮やかな黄色が食卓に映える小ぶりなサイズの「ころ湯呑」。
瀬戸焼 水義製陶所さんと作りました。
瀬戸は、1000年以上の歴史を持つ、日本屈指の窯業地。
陶器・磁器のいずれも盛んで、多様な焼き物が作られてきた結果、「せともの」は、陶磁器の代名詞にもなりました。
白く焼き上がる良質で豊富な陶土が、釉薬や絵付けが美しい焼き物を生み出しています。
デザインは茶道具の茶碗をモチーフとしています。
手で包み込んで持った時に、土や釉薬の質感や手ざわり、淹れたお茶のぬくもりなどを五感で楽しんでいただけます。約100ml程度の分量が注げるサイズ感。
一杯目二杯目と繰り返し注ぎながら味わう時間もお楽しみください。
ころ湯呑 越前焼 櫛掻茶 3,850円
手のひらで包み込む、越前焼の小さな「ころ湯呑」。
越前焼 国成窯さんと作りました。
どっしりとした温かみを感じる越前焼は、越前海岸に面する海沿いの町、福井県の越前町を中心に焼かれている焼き物です。
鉄分を多く含んだ赤土を生かした素朴な味わいが特徴。
土の風合いを生かした技法は現代にも引き継がれ、その温かさ・渋みが多くの人に愛されています。
その歴史は古く、日本六古窯にも数えられる、北陸における陶器の一大産地です。
一つひとつ手ろくろで作られる越前焼の湯呑。
「櫛掻き」と呼ばれる、土を櫛で掻いた意匠で仕上げました。
越前焼の土そのもの色合いもご堪能ください。
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