【阪神でチョイ飲みひとり酒:季節の和とお酒うめさくら】あまから手帖コラボ
みなさん、こんにちは!関西のグルメ雑誌『あまから手帖』のライター柴田です。新緑の気持ち良いこの時期、昼間は汗ばむような陽気の日もあったりして、冷えた日本酒をキュッと飲みたくなりますね。というわけで、今日は阪神バル横丁の『季節の和とお酒 うめさくら』さんへ突撃〜。
狙ったのは午後5時まで限定の超おトクなハッピーアワーセット。3種の日本酒に小鉢が4品もついて1680円というリーズナボーさ。今日は、仕事を巻き(大急ぎ)で切り上げたおかげでセーフ!
この日は、秋田の「鳥海山」、滋賀の「七本槍」、福岡の「庭のうぐいす」の3種。超辛口、やや旨口、フルーティーと、異なる味のお酒の飲み比べで、すっかりご機嫌です。この日のアテは、ダシがしゅんだ小松菜のお浸し、クリーミーな数の子入りポテサラ、いかの塩辛、高菜漬の4種。有名ホテルの和食料理長が監修というだけに、どれもしみじみ美味しいんです。ハッピーアワーセットって、ほんと幸せ♪
これでエンジンがブルルン!とかかってしまったので、次なるお酒をいただきましょう。何にしようか...迷います。
なんせここには、関西の地酒を始め全国各地の銘酒が70種以上。季節酒や限定酒も入れたら100種近くと選択肢が広いのなんの。運が良ければ、他ではなかなかお目にかかれないようなレアなお酒にも出会えるんです。
悩んだ時は、唎酒師でもある店長さんやスタッフに好みを伝えて選んでもらうのも手。
「春らしい爽やかな一杯を」とお願いして選んでもらったのは、福岡「三井の寿」の春純吟。ラベルも新緑の季節にぴったりです。っていうか、四つ葉のクローバーは、阪神百貨店のトレードマークじゃないですか。さすが店長さん。
爽やかな香りが広がるお酒には、鯛のわさび和えを合わせてみました。口当たり柔らかで軽快な酸のお酒に、ツンと爽快なわさびの辛味が利いた鯛のお造りが綺麗に寄り添います。
そしてもう一品、店長さんイチオシのアテ、穴子の一夜干しを。コロリとした肉厚の穴子は旨み濃厚で、お酒が進みます。滴る脂もたまりません!
もうちょっと飲みたいけれど今日はこのくらいで。というわけで最初から気になっていた、からすみチャーハンでシメることに。
えっ!これ!? やってきたのは意外なビジュアル。削ったからすみが混ざっているかと思ったら、スライスが8枚もトッピングされているじゃないですか!うーん、ふわっとした卵白入りの炒めご飯に、ねっとりしょっぱい魚卵がよく合い贅沢なお味。だけどこれ、お酒が飲みたくなる罪なシメだわ。今日はグッとこらえて、ごちそうさまでした!
文・写真/柴田くみ子
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