【阪神でチョイ飲みひとり酒:ぽんしゅ杉】あまから手帖コラボ
みなさん、こんにちは!関西のグルメ雑誌『あまから手帖』のライター柴田です。今年もジメジメ、ムシムシの季節がやってきましたね。こんな時は、キュッと冷えたお酒でリフレッシュするに限る!ってことで、今日は阪神バル横丁の『京のおばんざい ぽんしゅ杉』さんへ。20種類近くあるおばんざいの他、和の一品も色々あって、日本酒は、全国各地の銘酒が30種類も揃っているんです。もちろんラインナップは随時変わり、季節のお酒も登場します。
今日の口開けは、ひとり飲みにうってつけのおばんざいと利き酒のセットから行きましょう。メニューにズラリと並ぶおばんざいから好きなものを3種、お酒も本日のラインナップから3種を選べる超嬉しいセットなんです。
アテは、ど・れ・に・し・よ・う・か・な。冷奴もいいし、うずら燻製にも惹かれるけれど...さんざん迷った末、牛すじ大根、タコ道具、じゃこ万願寺に決定!
ダシのしゅんだ大根にとろとろのスジ。コク旨のタコに安定の味わい、万願寺。さすが、京都の板前さん監修の味わいです。辛口の純米やジューシーな味わいの純米大吟醸。「作」は、優しい甘みとキレよしの酸で、梅雨の晴れ間のような爽やかさ。
いい感じに胃袋も活動し始めたところで、もう1杯。
店長オススメの秋田の純米吟醸「花邑」をいただきます。
アテは、ぬた和えを。
シャキッとした食感を残したネギとぽってり肉厚でレアなイカに、よき塩梅の酢味噌が絡んでお酒が進みますねぇ。
勢い付いたところで、もう一品、よだれ鶏をいただきます。
どうしても気になってもう一品頼んだ、たまりチーズ。これが大正解。
一口食べて、むむむ!と、昭和な唸り声をあげてしまった。
若者風(?)に言えば、これは、ヤバい!
小さく切った裂けるチーズをたまり醤油に漬け込んだだけ(と言っては失礼だけど)なのに、和と洋の発酵物を組み合わせたこのマッチングの妙たるや。ちびちび飲むにはあまりにもぴったりな味。さすが和食とお酒を知り尽くした板前さん!と感服。
今日もサクッと飲んで、食べて、満足満足。
外は雨でも気分は晴れ晴れ♪ご馳走様でした!
文・写真/柴田くみ子
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