【あの店のツウな味:ベトナム料理 リヴゴーシュ】あまから手帖コラボ
みなさん、こんにちは。関西のグルメ雑誌『あまから手帖』のライター柴田です。
今日は9階阪神大食堂のフードホールから『リヴゴーシュ』さんの一品をご紹介します。
淀屋橋に本店を構えるこちらは、オーナーがパリで出会ったベトナム料理にハートを掴まれたのが開店のきっかけだとか。そんなエピソードからも伺えるように、ベトナム料理の中でも欧風のエッセンスが香る洗練系の"フレンチベトナム"のお店です。
例えば麺料理のスープも、肉のついた丸鶏をベースにすることで、透明感のある上品な味わいに仕上げています。
ベトナムの麺といえば平打ち麺の「フォー」が定番ですが、今日ご紹介するのは「ブン」と呼ばれる麺。
原料はフォーと同じ米粉ですが、コシのあるうどんみたいな中細の麺なんです。
ブンにクリアな鶏スープを合わせ、唐辛子やニンニクなどで味付けした豚ミンチと薄切りの牛肉、さらにもやしやレタス、パクチーなどたっぷりの野菜が乗ったボリューミーな一品が「ブン・ボー・フエ」です。
ベトナムの古い街・フエ地方の名物料理なんだとか。
トッピングのレモンを搾っていただくと、すっきりとした香りにピリ辛ミンチの味わいや牛肉の旨みが重なりスルスルと麺が進みます。「次もまた食べたい!」と思わせるクセになる味。
ボリュームがある一杯なので、カウンターに置いてあるフライドガーリックやニョクマムをプラスして味変するのもお薦め。香ばしいガーリックでギアが一段アップして、麺をすする勢いも増しますよ。
ちなみに薬味で用意されている唐辛子は、超激辛なので投入する量にはくれぐれもご注意を!
文・撮影/柴田くみ子
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