楽装くぼ田 山葡萄かごバッグができるまで


山葡萄籠バッグは、つかっていただくほどに艶を増し、
経年変化を楽しんでいただけます。
親子3世代に渡り育てながら使っていただける籠バッグです。

山葡萄の蔓は、6月初旬ごろから7月初旬ごろが採取期間となり、
約1ヶ月の限られた期間にしか採ることができない貴重なものです。
山葡萄かごバッグの完成までは幾多の手数がかかります。
山葡萄の篭が出来上がる工程をご紹介いたします。





①採取した山葡萄の蔓を乾燥させます。


乾燥させた山葡萄の蔓は、
真っすぐで平らな部分だけでなく、
節で曲がっていたり、
でこぼこしている部分もあります。
水に浸してみないと本当に使いやすい蔓か
判断できないことも多いです。














②乾燥した蔓を水に浸し、柔らかくします。


季節により水に浸す時間は異なりますが、
だいたい半日~1日くらい水に浸します。




③水に浸し柔らかくなった山葡萄の蔓を切っていきます。


山葡萄の蔓の繊維は真っすぐではありません。
節の部分や穴があいている所などは
繊維が曲がっています。
繊維が真っすぐだと
長い蔓のひごを作りやすいのですが、
節や穴の部分で切れてしまう蔓も多いです。
編む籠にもよりますが必要な蔓を切るのに
1週間ほどかかる籠もあります。




④かごの底面にあたる部分を編んでいく。


山葡萄の蔓が少し湿った状態で編んでいきます。
水から蔓を出してすぐに編んでしまうと、
編みあがって乾燥した時に
隙間が多くできてしまいます。
底面は蔓の厚み、
水分量などに注意しながら慎重に編んでいきます。
※画像の編み方は、網代編み。




⑤かごの側面を細めの蔓で編んでいきます。


今回の籠は型を使わず編み進めます。
細めの状態が良い蔓を
均等な力加減で編みこんでいきます。
型を使わない分、
全体の形のバランスに注意しながら
作業を進めます。




⑥ふちをかがります。


ふちがきれいに編めると
全体が締まってシルエットの良い籠に仕上がります。
ふちは状態の良い蔓で編み進めます。
きつく編まないときれいな仕上がりにならないので、
力がいる作業です。




⑦本体が完成!


蔓と向き合いながら、こうして籠が完成します。
このような工程を経て、
1点1点手づくりでつくられています。



8月27日(水)~9月2日(火)まで
〈最終日は午後6時まで〉
3階イベントテラスで 世界のかごバトン2025  楽装くぼた「山葡萄ある暮らし」開催。
詳しくは下記をご覧ください。

楽装くぼた 「山葡萄のある暮らし」のコラム記事はこちら





阪神梅田本店
3階 イベントテラス
06-6345-1201(代表)


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