
黒糖焼酎の原料はサトウキビから作られた黒糖と米麹。それは単なるお酒ではなく、亜熱帯の豊かな自然、過酷な歴史を生き抜いた島民たちの知恵、お互いを助け合う結(ゆい)のあたたかな心が1本のボトルに凝縮された、まさに“飲む文化遺産”。奄美の人たちが集う宴に、いつも寄り添ってきた黒糖焼酎のストーリーとその奥深いおいしさに触れてみて。
「酒屋まえかわ」店主・前川健悟さんがセレクト!
黒糖焼酎BAR by 「酒屋まえかわ」
“黒糖焼酎BAR”には、
会場で販売するフードの持ち込みがOK!


30種類以上の黒糖焼酎を飲み比べできるBARが今年もオープン!お酒のセレクトは、5つの島・全25蔵の黒糖焼酎が揃う「酒屋まえかわ」2代目店主・前川健悟さん。実際に奄美で暮らし、酒屋として黒糖焼酎を扱うからこそ伝えられる“島の焼酎の楽しみ方”をお届けします。銘柄ごとに異なる甘くふくよかな香りとコクを五感で味わってみてください。
前川健悟さんをご紹介
島で生まれ育ち、日々様々な黒糖焼酎と向き合いながら、「黒糖焼酎専門店」として銘柄の背景や造り手の想い、奄美の文化まで含めて黒糖焼酎の楽しみ方を発信。
奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島から
ストレート・ロック・水割り(1杯)550円~
炭酸割り・お湯割り(1杯)600円~
黒糖焼酎カクテル(1杯)800円~
その他(1杯)700円~

関西の黒糖焼酎案内人が毎日登場
黒糖焼酎飲もうでぃ!
◎午後1時〜8時
前田秀樹さんをご紹介
約20年前、仕事で奄美大島へ行ったのがきっかけで黒糖焼酎にハマる。 大阪を中心に間借りや飲食店とのコラボで黒糖焼酎会を展開するなど、黒糖焼酎の魅力を広めるために活動中。

1日限定でゲストバーテンダーが登場!
◎9月23日(水・祝)午後2時〜8時
前川さんのセレクトしたお酒に合わせた今回のイベント限定ドリンクを楽しめます。
上杉竜也さんをご紹介
バーテンダー×アートディレクター×調合師のクリエイティブユニット「enwonder」や、店舗を持たない液体調合師「う門」としてドリンクディレクションを行う。「富田酒造場」と共同開発したリキュールも販売中。
黒糖焼酎を知り尽くす
前川さんに聞きました
知ればもっとおいしい!
黒糖焼酎のいろは

①始まりは生き残るための密造酒
戦後、米軍統治下で米不足となり米が原料の泡盛を製造できず、江戸時代から栽培していたサトウキビの黒糖で密造酒を造ったのが黒糖焼酎のルーツ。本土復帰後、税率が高くなる酒税法から島を守る特例として、“米麹の使用”を条件に“あまみ群島”だけで製造が認められました。
②華やかで甘い香りに黒糖のコク
黒糖のやさしい香りに、サトウキビの青っぽい花のような香り。豊かな自然環境で生まれる名水を仕込み水にすることで、黒糖特有のコクもありつつキレのよいまろやかな味わいに。糖質・プリン体ゼロなのもうれしい。
③味わいを極限まで高める飲み方
地元の飲み方は、焼酎と水を6:4で混ぜ、3日~1週間寝かせてから飲む“前割り”。数日置くことで、角が取れて驚くほどなめらかでとろりとした口当たりに。半分に切ったパッションフルーツを器にして果実と一緒に飲むのもおすすめ。
個性豊かな黒糖焼酎を
おうちでも楽しんで!
奄美大島・宇検村
「奄美大島開運酒造」
圧倒的な自然が生むまろやかさ

酒蔵が佇むのは、世界自然遺産登録区域“湯湾岳”の麓にある宇検村。創業者でこの村出身の渡博文さんは、過疎化が進む故郷に新しい産業を興して村おこしをしたいという強い思いから、地元に酒蔵を構えました。“湯湾岳”の伏流水を仕込み水に使うなど、奄美の大自然そのものが酒造りの土台に。島を流れるゆったりとした時間や風土がやさしくマイルドな味わいを育み、そうして生まれる黒糖焼酎は、島の宴に欠かせないあたたかな交流の象徴となっています。

琥珀色にときめく“紅さんご”は、日本の麹文化で醸し出した原酒を西洋の樽貯蔵で長い時間をかけて熟成させました。樽の中で時が空気を溶かし込みまろやかに味わいを創造していくのです。宇検村の温暖で湿度も申し分ない環境の中でゆっくりと熟成が進み、原酒は繊細な変化を得ていきます。急がず、ただひたすら時が経つのを持ち続ける、その忍耐こそが魂の酒“紅さんご”を生み出すのです。
奄美黒糖焼酎 紅さんご(40度/720mL)2,840円
奄美大島・名瀬入舟町
「富田酒造場」
香ばしさが際立つ甕仕込み

沖縄産黒糖と国産米麹を使い、伝統の甕仕込みで生まれるお酒は、炒ったナッツのような香ばしさとミネラル感のある甘みが広がり、キレのよいのど越しが特徴。ドライで心地よい余韻のある香りが体にスッとなじみ、飲み疲れしないのも人気の理由です。
龍宮(30度/900mL)2,016円
奄美大島・龍郷町
「町田酒造」
独自製法でより軽くフルーティーに

独自の減圧蒸留製法を黒糖焼酎で初めて取り入れたのがこのお酒。その製法により雑味がなくなり、クリアで爽やかな口当たりに。長期熟成が生み出すなめらかなコクとフレッシュな黒糖の香りが心地よく溶け合います。今年の7月には、原材料をすべて国産にリニューアルし、さらなるおいしさへと進化を遂げました。弾ける香りが広がる炭酸割りがおすすめです。
長期貯蔵 里の曙(25度/900mL)1,430円
喜界島・喜界町
「喜界島酒造」
懐の深さで根強い人気

大正5年(1916年)創業の伝統蔵が届ける、厳選された黒糖とミネラル豊富な天然硬水で仕込んだ本格焼酎。常圧蒸留の原酒を1年以上貯蔵することで、爽やかな口当たりと極めてやわらかな喉ごしを実現。初心者から玄人まで幅広く魅了する懐の深い味わいは、和洋様々な料理に寄り添います。
喜界島(25度/900mL)1,248円
徳之島・伊仙町
「松永酒造場」
島素材×黒糖リキュール

三代目杜氏の松永昌子さんが半世紀ぶりに復活させた黒糖焼酎“マルシカ”は、深い味わいと口当たりのよさが人気。“マルシカ”に島の野生みかん“シークニン”を合わせたリキュールは、黒糖と米麹の旨みに、野生種ならではの目の覚めるようなフレッシュな酸味とフルーティーな香りが調和。ほかに、島で作られたグァバ茶と“マルシカ”を合わせたリキュールなども。
奄美黒糖焼酎 マルシカ(25度/720mL)2,079円
マルシカ 徳之島産栽培期間中農薬不使用
シークニンリキュール(10度/720mL)2,079円
マルシカ 徳之島産栽培期間中農薬不使用
グァバ茶リキュール(12度/720mL)2,079円














































