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アートギャラリー  ／  清水 卯一

(1926-2004) 京都東山五条坂の卸問屋の長男として生まれる。家業を継ぐため立命館商業学校に入学するも2年で中退し、作陶の道に進むことを決意。石黒宗麿に師事し、作陶技術とともに陶芸家としての生き方を学ぶ。京都国立陶磁器試験場での研究を経て、五条坂に築窯。滋賀県志賀町に移り蓬莱窯を築いてからは、新しい釉薬への挑戦を開始し、釉や素地土など素材の内部にあるものを導き出すような数々の美しい色釉を創出した。1985年には師と同じ「鉄釉陶器」で重要無形文化財保持者（人間国宝）に認定された。