『Feeling』 ―新鋭作家4人展―
■4月5日(水)→11日(火) ※最終日は午後5時終了
■8階:ハローカルチャー3・4
陶や樹脂など、それぞれ異なった素材を用いて独創的な創作活動をしている4 人のアーティストたちの作品を一堂に集め、展示販売いたします。置かれた環境や時代によって様ざまな喜怒哀楽を感じ、その感情をのせて制作した作品をご覧ください。
◎出品予定作家(順不同・敬称略)
前垣美沙子・松浦孝・堀川由梨佳・川平遼佑
前垣美沙子 「ここち」(2)
(石粉粘土・和紙、30×20×53cm)
275,000 円
(作家コメント)
生きていく上で様々な岐路に立つ時、何処へ向かうべきかその一歩を決めるのは自分自身でしかありません。自分らしく生きることを望みながら踏み出したその先で、十人十色の喜び、楽しみ、そして悲しみ、苦しみと向き合う人々へ。日常に溶け込み、全ての命に、あなたの一歩にそっと寄り添うような存在を目指しています。
(作家コメント)
美しい海峡と緑の⼭に囲まれた故郷「⾨司港」の⾃然との共鳴をインスピレーションに、⽇々創作活動を続けています。
作品の制作⼯程は、⼟を素材に紐状にした粘⼟を積み上げる「輪積み」の技法でカタチを作り、800度で焼成した後、アクリル絵の具で彩⾊しています。さらに今回の展⽰では、新たな素材と技法での制作にもチャレンジしてみました。
⾨司港の地より⽣み出された作品たちとの対話をお楽しみいただけたら幸いです。
(作家コメント)
" occhan( おっちゃん)" は「人」( ユニセックス)のアクティビティを表しているモチーフです。
また、ボーダーやストライプの歴史的背景を鑑みつつ、それを作るのも変化させていくのも人であると感じて制作をしています。
作品の背景となるものは、社会問題に端を発したものや負の要素も含まれていますが、それらを昇華し、人が垣間見せる明るさ・楽しさを
アートとして発信し続けています。常に興味の湧くこと、私にとって損失しているものや内在している負の感情を好転させてくれる存在を具現化しています。
(作家コメント)
幼い頃、僕はよく"おねしょ"をしていた。映画や漫画で見たオバケや怪物に夢の中で襲われて、夜中に目を覚ましても真っ暗な部屋の隅にまだ何かが潜んでいるような気がして、怖くてトイレに行く事ができなかった。朝、濡れたパンツを水洗いしている時に、なぜか罪悪感から「ごめんなさい」とパンツに謝った事がある。おねしょをされたパンツは、何を思って洗われているのだろう。もしもパンツが意志をもっていたら、おねしょで汚されて、めちゃくちゃ怒っているのかもしれない。もしもパンツが夢の中に現れたら、怯えている僕のそばにきてくれて、原因は何か聞いてくれるかもしれない。もしもパンツがおねしょの元凶であるオバケを退治してくれたら、僕は夜中のトイレへ行けるようになるのかもしれない。
※価格は消費税込価格です。
※上記作品はすべて会期終了後のお渡しとなります。予めご了承ください。
作品は、ご自宅からでもご購入いただけます。
今回ご紹介しました作品は、お電話でお問合せいただければ、ご来店されなくてもスマートフォンで決済していただける便利なショッピングサービス「RemoOrder(リモオーダー)」でもご購入いただけます。
※配送につきましては、国内発送のみとなります。予めご了承ください。
■ご注文・お問合せ
阪神梅田本店 8階ハローカルチャー
TEL: 06-6345-1201
※掲載品は、いずれも数に限りがございます。
※売切れの節はご容赦ください。
※表示価格は、消費税を含んだ税込価格です。