@g_kyotocafe的
スイーツの撮り方
いちごバレンタインの会場は、写真映えするスポットがいっぱい!そんな会場で一眼レフカメラを使ったスイーツ撮影にトライしてみませんか?

Instagramで、ステキなスイーツ写真が人気のgさんが、普段スイーツを撮影する時のポイントを教えてくれました!
まずはカメラの設定から
撮影モード:
絞り優先AE (AモードやAvモード)
- ・背景をぼかしたり、全体にピントが合うようにしたり、F値を調整できるモードが使いやすい。慣れるまではプログラム撮影 (Pモード) でも十分!
ピクチャースタイル:
スタンダードやディテール重視など
- ・ピクチャースタイルは、メーカーによって“クリエイティブスタイル”や“ピクチャーモード”とも呼ばれ、様ざまな効果を装備。クリア・ライト・Flatなど好みに合ったものを使うと、仕上がりの雰囲気が全然違う!
- ・誰かにスイーツを持ってもらう時など、人の手が映り込む場合は、肌がなめらかに写るポートレートモードもおすすめ。
AF方式:スポット1点AF
- ・AF(オートフォーカス)の方式の設定で、メーカーや機種によって、“1点AF”や“フレキシブルスポット”、“シングルターゲット”とも呼ばれる。極力小さいフレームでより正確にピントを狙いたいので、最も狭いフォーカスエリアのものを選択。
環境別!撮影方法
上側がオートで撮った画像で、
下側が設定を変更して撮った画像。
- ・コントラスト、色合いと色の濃さはカメラ内で設定。シャドウとハイライトはCanon Digital Photo Professionalというソフトウェアで編集している。


ハイライト1 色合い0 色の濃さ0
室内の照明は控えめで、左側から自然光が差し込む環境。黒い背景の中、被写体だけがふわっと浮き上がるには、十分な自然光が必要。コントラストを上げてシャドウを下げることによって、黒い背景を作り出している。
片方のパフェにしか
ピントがあわない時は‥?
被写体からやや離れる。
F値を適度に上げる。 (レンズや環境にもよるがだいたいF3.2~F5.0ぐらい)
背景まで少しでも距離のあるアングルを選ぶ。 (F値を上げた分背景がボケにくくなるため)
グラスふたつをキレイに横一列に並べ、
真正面から撮る。
ピントを合わせる時は、左右どちらか
ひとつのグラスの中心部を狙う。
ピクチャースタイルのスタンダードなど、
よりくっきり見える効果を選ぶ。


ハイライト-4 色合い-2 色の濃さ0
自然光がほぼない環境。周囲を見渡して、人が映らず背景まで距離があり玉ボケも期待できるアングルを選択。玉ボケのサイズは、F値が小さいほど大きくなる。
背景がボケにくい時は‥?
被写体に少し近づく。
F値を適度に下げる。
背景まで少しでも距離のあるアングルを選ぶ。
高さのある被写体を真横から撮る
あまり机の映らないアングル。
被写体に近づきやすいという意味で
小さめの被写体を選ぶ。


ハイライト-3 色合い-2 色の濃さ0
斜め左側から自然光が入る、かなり明るい環境。いちじくの断面がキレイなので、よりくっきり写るような設定で。


ハイライト-4 色合い-1 色の濃さ0
右側から自然光が入るものの、室内照明の影響が大きく難しい環境。削り出される粉を撮りたかったので、シャッタースピードは最低でも1/500は必要。白っぽい粉が見えるよう、コントラストを上げてシャドウを下げ、背景を暗めに。


ハイライト-5 色合い-1 色の濃さ0
真横もしくは低めのアングルから撮るとかなり逆光になるので、斜め上から撮影。グラスの脚がボケないようF値は3.5まで上げている。逆光気味の時は、シャドウを上げてハイライトを下げるとよい。


ハイライト-5 色合い-1 色の濃さ0
室内のオレンジ色の照明が強く、かなり難しい環境。被写体全体にピントを合わせたかったので、F値は4まで上げている。
いかがでしたか?
これであなたもgさんのような
スイーツ写真が撮れるかも!
一眼レフカメラでスイーツ撮影を
してみたい方はぜひチャレンジしてみて