長い歴史を持つ古都・京都は、老舗から新進気鋭のお店まで、様ざまな和菓子屋がひしめく、まるで和菓子のワンダーランド!そんな京都の数ある和菓子屋の中でも昔ながらの製法を大切にしつつ、見た目や素材、SDGsなど、新しい和菓子作りに取り組む注目のお店をご紹介!
「種嘉商店」
(京都・烏丸御池)
最中を作り続けて70余年のお店が考えた、最中の進化系が“種実(たねみ)”シリーズ。最中の皮は、滋賀県産羽二重のもち米粉に、ミックスナッツを砕いて練り込み風味豊かに。ピーナッツ、くるみ、アーモンドをかたどった最中の皮に、北海道産小豆の粒あんと、それぞれピーナッツバター、キャラメリゼしたくるみ、アーモンドバターを詰めて完成させます。また、もち米粉のみで焼き上げた香ばしい皮と、お店こだわりの粒あんが詰まった“ふつうの最中”も登場。
種実〈ぴーなっつ・くるみ・あーもんど〉(1個)各250円
ふつうの最中(1個)250円
3種類のミルクを黄金比でブレンドしたアイスと自家製の求肥、粒あんを挟んだ“あいす最中”は、会場だけのお楽しみ!
あいす最中(1個)350円
「UCHU wagashi」
(京都・寺町)
デザイナーの木本勝也さんが手がける「UCHU wagashi」は、“今の和菓子を作っていくこと”を信条に、それが100年後新しい文化になることを目指しています。落雁と金平糖がセットになった看板商品“fukiyose”は、木本さんのセンスとカラフルな色彩で昔ながらの和菓子を今っぽくアップデート。かぼちゃやおばけなど、ハロウィーンのモチーフでかわいく仕上げました。
fukiyose Halloween
(1個)854円
[10月31日(月)までの限定販売]
甘夏、桃、ぶどうのフルーツ羹を、卵白で軽やかさを出した白餡と合わせた甘さ控えめの羊羹。キレイな柄ができるようにひとつずつ並べて、大事に手作業で作っています。
フルーツの羊羹〈NEXT 100 YEARS〉
(1本)1,784円
「果朋-KAHOU-」
(京都・二条)
旬の果実を使った創作和菓子のお店。厳選した米粉の団子に、「果朋」特製みたらしたれと香り豊かなきな粉を瓶いっぱいに詰めた“果朋だんご-みたらし-”。和テイストのゼリーやわらび餅と羊羹、パンナコッタを合わせた“果ルフェ”など、斬新なアイデアで和と洋を融合させた華やかな和菓子が人気。包装資材にはプラスチック製品を使わないなど、SDGsへの取組みにも積極的です。
左から)
果ルフェ-あんみつ-(1個)702円
果ルフェ-果実よせ-(1個)702円
果朋だんご-みたらし-(1個)594円
「梅園 oyatsu」
(京都・京都駅)
京都の河原町商店街で1927年に創業した「甘党茶屋 梅園」の3代目・西川葵さんが、和洋の素材で作る、新しいお菓子のお店が「梅園 oyatsu」。「甘党茶屋 梅園」でずっと愛されてきた名物“みたらし団子”を、日持ちするお菓子にしたのが“みたらしバターサンド”です。みたらし団子の甘辛なたれを大吟醸がふんわり香るバタークリームで包んで、さっくり食感のクッキーでサンドしました。かわいいみたらし団子の焼印もポイント♡
みたらしバターサンド(5個入り)1,188円