発酵シーンを醸し続ける!
小倉ヒラクとは
伝統も革新も、海も山も、神も仏も。
あつまれ発酵の新星たち!
日本を代表する食文化、発酵の世界はいま新しい時代を迎えています。江戸時代の木桶をリバイバルさせたクラフト醤油をはじめ、現代の食卓にもマッチする味噌や酢などの伝統調味料。クラフトビールやナチュラルワインの影響を受けた日本酒、さらにこれまで知られていなかった個性派ローカル発酵食品の再発見。近年の発酵ブームの立役者だった甘酒もモダンに進化し、新世代の発酵文化は「伝統」「健康に良い」に留まらない「面白い!」「カッコいい!」に溢れています。
海外のガストロノミーの世界が再注目する日本のNEW発酵文化が、ここ阪神百貨店に大集合!
発酵デザイナー・キュレーター
小倉ヒラク
Profile
発酵デザイナー 小倉ヒラク
「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨県甲州市を拠点にワークショップ、イベント、展覧会など様ざまなプロジェクトを開催。絵本&アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014受賞。2017年に出版した『発酵文化人類学』が5万部を超えるベストセラーに。2019年に渋谷ヒカリエd47 MUSEUMで『発酵ツーリズムにっぽん』展を開催。三カ月の会期で5万人の来場者を記録。2020年下北沢に発酵専門店「発酵デパートメント』オープン。発酵の聖地として日本各地、世界各地の発酵ファンで賑わう。2022年には『発酵ツーリズムにっぽん』の北陸巡回展を開催。展覧会とツーリズムの融合を目指し、地域の醸造文化とまちづくりの担い手たちと協働している。
2023年7月小倉ヒラクさん
新著がリリース
『オッス!食国 美味しいにっぽん』(KADOKAWA)1,650円
小倉ヒラクさんイチオシ!
「発酵デパートメント」
オリジナル商品をチェック
山口県長門市
「ハートビートブリューイング」
酒粕クラフトビール
福岡県「いとしまシェアハウス」が手がけるお酒ブランド「BATON TOUCH」と、山口県「ハートビートブリューイング」と、東京都「発酵デパートメント」がコラボ。酒粕を使ったクラフトビールです。
365+1 BEER バトンタッチ SAKE to BEER(330ml)951円
福井県福井市
「米五」オッ酢みそ
山梨県「五味醤油」の麦味噌と、愛知県「みやもと糀店」の米麹の合わせ味噌に、福井県「米五」の米みそをブレンド。さらに山梨県「戸塚醸造」の米酢を使用したスペシャルな酢味噌。
オッ酢みそ(130g)481円
発酵マーケットの仲間たち
メンバー紹介
本イベント開催にあたり、味噌、醤油、酒・・・小倉ヒラクさんとつながりのある“発酵仲間”が集い、チームを結成!ショップで、ワークショップで、様ざまな角度から発酵マーケットを盛り上げます。
山梨県甲府市「五味醤油」
五味仁さん
本イベントの“味噌リーダー”。全国各地の味噌メーカーの若年経営者が集う「全国味噌青年部会」を率いて“手前みそ”なローカル味噌を全国から集めてご紹介。味噌を通して各地のローカルな食文化を体験してほしい。そんな想いを胸に“クラフト味噌”リーダーとしてジョイン!
Profile
「五味醤油」五味仁(ごみ ひとし)
山梨県甲府市で150年余り醸造業を営む「五味醤油」6代目。山梨独自の“甲州みそ”の製造、手前みそや発酵醸造文化の魅力を伝えるため歌って踊って!?醸し中。五味兄妹と小倉ヒラクさんによる発酵ラジオ番組「発酵兄妹のCOZY TALK(YBSラジオ)」出演中。
名前は「五味醤油」ですが
お味噌をつくっています!
「五味醤油」甲州みそ
秋田県男鹿市「稲とアガベ」
岡住修兵さん
“秋田県男鹿市を酒の聖地に”という未来を掲げ、クラフトサケ醸造所を創業しました。昨今、日本各地で若年醸造家が増え続ける新ジャンルのお酒“クラフトサケ”のつくり手の一人として今回“発酵仲間”入りしました。クラフトサケのほか、酒粕を原料にした“発酵マヨ”など、オリジナル商品も携えて参加しますのでお楽しみに。
Profile
「稲とアガベ」 岡住修兵
福岡県出身。神戸大学を卒業後、秋田県「新政酒造」で酒づくりを学ぶ。同県大潟村の自然栽培のパイオニア農家の下で米づくりを学んだ後、東京都「木花之醸造所」醸造長に就任。2021年「稲とアガベ醸造所」をオープン。新ジャンルのお酒“クラフトサケ”の醸造と、レストラン「土と風」を運営。クラフトサケブリュワリー協会初代会長。
男鹿の“風土”を
醸しています!
「稲とアガベ」クラフトサケ
群馬県前橋市「職人醤油」
高橋万太郎さん
微生物の発酵によって作られ、蔵によって味わいが異なる醤油。日本の食に欠かせない醤油ですが、実はワインのような個性を持っています。繊細な白身の刺身に合う淡口醤油、ステーキを引き立てる濃厚な溜醤油、バニラアイスに合う醤油、卵かけご飯に最適な醤油など約28種類を100mlのミニボトルでご紹介。すべて木桶仕込みの醤油をセレクトしました。醤油の多様性とともに、発酵の世界を体感してください。
Profile
「職人醬油」高橋万太郎
1980年群馬県生まれ。立命館大学卒業後、(株)キーエンスにて精密光学機器の営業に従事し2006年に退職。伝統産業や地域産業の魅力を追求していきたいとの思いから、180度転身して2007年に(株)伝統デザイン工房を設立する。現在は、蔵元仕込みの醤油を100mlの小瓶で販売する「職人醤油」を運営。今までに訪問した醤油蔵は400以上。
日本各地の
蔵元仕込みの醤油を
100mlサイズで。
「職人醤油」木桶仕込みのクラフト醤油
NEWS!
「第3回 木桶による発酵文化サミット in 阪神」開催決定。乞うご期待!
2024年5月8日(水)→13日(月)
大阪府豊中市
「発酵と味噌ラーメン みつか坊主」
斉藤光典さん
小倉ヒラクくんとは12年前、「箕面ビール」のバーで出会ったその日に意気投合し、新店のデザインを依頼したことから始まります。その後、発酵デザイナーとして活躍するヒラクくんとともに訪れた山梨県で、発酵と人の営みにふれたことをきっかけに、発酵という文化に魅了されました。現在、大阪府豊中市で味噌ラーメン店とセルフうどん店を運営しています。“発酵食や発酵文化のおもしろさを身近な人にもっと共感してほしい”という想いで、小倉ヒラクくんを中心としたチームを結成、今回のイベントが誕生しました。日本の素晴らしい発酵食やその文化、麹の魅力、小倉ヒラクくんの世界をみんなで一緒に醸しましょう!
Profile
「発酵と味噌ラーメン みつか坊主」「惑星のウドンド」「ガクセイガイ」
代表 斉藤光典
1977年大阪府豊中市蛍池生まれ。国外と北海道を転住し、2007年関西初の味噌ラーメン専門店みつか坊主を蛍池に開業。2022年、“ぬか床のような”店づくり・町づくりをテーマにその想いのすべてを地元・蛍池に集約し、北摂を中心に活動中。