阪神梅田本店トップページ

第3回 イマドキ!四国 おいしいを継ぐ人。

3回目となる『イマドキ!四国』。今回は地方創生のパイオニアとトップランナーにフォーカス。パイオニアは、地元産素材を使い地域を盛り上げる高知県馬路村と、自然の恵みを生かす愛媛県西条市をご紹介。トップランナーは、歴史ある文化の発信を切り口にした香川県三豊市、ゼロ・ウェイスト宣言などで注目された徳島県上勝町が登場。もちろん四国で定番のおいしさもご用意!今年もここで四国の魅力を再発見してみて。

地域創生の先駆者!
高知県馬路村&愛媛県西条市

特産品のゆずを素材とした6次産業化を図り、いまでは“ゆずの村”として全国に知られる高知県馬路村。また豊かな自然から得られる恵みと湧き出る銘水などを生かしたおいしさが評判の愛媛県西条市。地域創生のパイオニアとして知られる2つの地域から、注目の美味が大阪にやってきます!

続きを見る

林業の村から、ゆずの村へ
高知県馬路村

村全体の面積の約96%が森林という馬路村。以前は林業が盛んでしたが、“次世代を担う新たな産業を”と村民全員で考え抜いた結果、1963年頃からゆずの栽培を開始。1970年代半ばからは高知県外への販路開拓に乗り出し、地道な努力の結果、代表商品のぽん酢しょうゆ“ゆずの村”や、はちみつ入りゆず飲料“ごっくん馬路村”は全国区の商品に。ゆずの生産から加工・流通までを手掛ける6次産業化に成功し、地域創生のモデルケースとして取り上げられるようになりました。

馬路村農協が中心となり、現在ゆず加工食品は約70種類をラインアップ。またゆずの種からオイルを抽出し、化粧品やボディオイルなども商品化に成功します。原材料のゆずも、古くから有機栽培を導入していたことから消費者からの支持を集めただけでなく、耕地面積に占める有機面積の割合は全国で圧倒的な1位を記録。農林水産省のオーガニックビレッジにも選出されました。現在、生産者の高齢化など課題もありますが、ゆず栽培を導入した時のように村民一丸となって新しい一歩を踏み出そうとしています。

“ごっくん馬路村”のイラストなどを手掛けた
デザイナー 田上泰昭からメッセージ

“ごっくん馬路村”のイラストは、村のよさを打ち出したい、田舎を丸ごと売り出そう、というコンセプトで描きました。都会と田舎の差を追いかけず、田舎のよさをアピールすることで、商品もヒットし、村も経済的に潤いました。そしていま、その頃を村で過ごしたこどもたちが大人になり、村を引っ張っていく立場になっています。彼らには、どんどん挑戦してもらいたい。新しい馬路村を作るつもりで頑張ってほしいですね。

馬路村の“ゆず”といえば、このおいしさ!
ごっくん馬路村〈瓶・缶〉(180ml)各135円
馬路村のチューハイゆずの森(350ml)340円

“ゆず”の使用量などを変えて、個性豊かに。
ぽん酢しょうゆ のーがえい(360ml)551円
ぽん酢しょうゆ 1000人の村(360ml)601円
ぽん酢しょうゆ 組合長(360ml)681円

化粧品やボディケア商品にも“ゆず”がたっぷり!
umajiはじまるベーシックセット(クレンジングオイル・化粧水・クリーム)5,801円
そのほか
ゆずオイルのさっぱりボディソープ(550ml)1,100円など

“ゆず”をたっぷり使ったおいしさをご堪能ください。
「ゆずキッチン」
ゆず塩鱧出汁ラーメン(1人前)990円
ゆず香る冷やし鱧玉まぜ麺(1人前)990円

自然の恵みがイッパイ
愛媛県西条市

愛媛県西条市からは、地元産素材を生かした味わいがラインアップ。今回もスーパープレゼンターは地域商社「伊豫風土合同会社」の大須賀一仁。大阪で生まれ育ち、広告・イベントの制作や情報誌の編集職を経て、西条市に移住。地元の人々では気付かない視点で、西条市の自然・食・工芸品などを観光や商品化するなどし、町を盛り上げています。そんなプレゼンター推薦のおいしさにご注目ください!

7月24日(水)→26日(金)の出店
「SOILIKKLE(ソイリクル)」

東京で出会い、夫(栄養士)はIターン、妻(元看護師)はUターンで西条市に移り住み、誕生したのが「SOILIKKLE」。“身体にやさしいおいしさを提供したい”という2人のお店の看板商品は愛媛県産大豆を使い、ほどよく味が染み込んだ“がんもどき”。しっかりと中身の詰まったおいしさは、まるでお肉を食べているような満足感が得られます。大阪に出品するのが楽しみという2人の作る味わいを、この機会にぜひ。

大きな手ごねがんもどき 合わせ出汁(1個)594円

7月27日(土)→29日(月)の出店
「no1(ノイチ)」

“おなかも心も満足してほしい”というコンセプトを掲げる「no1」。鈴木夫妻はともに愛媛県出身。妻はもともとフランス料理を勉強していて、その後、大阪のタイ料理店に勤めます。そこでタイ料理に魅了され、“生まれ育った愛媛のみなさんにもタイ料理を楽しんでほしい”とUターンを決意し、願いを叶えました。月替りのランチメニューにも登場するグリーンカレーは青唐辛子の辛さとココナツの甘さがクセになるおいしさです。

瀬戸内グリーンカレー(1人前)1,000円

「ペンタファクトリー」

“農業で地元を盛り上げたい”と話す代表 山内政志。果樹栽培などを手掛ける農家であり、移住者のサポートも行うなど、地域の活性化に取り組んでいます。そして移住者の1人がパティシエだったことをきっかけに、新名物として生まれたのがこのバウムクーヘン。自ら栽培した旬のフルーツや、地元産のヒノヒカリやひめの凛といったブランド米の“生米粉”を使用。水分を含んだ生米粉だからできる、しっとりもっちりした食べ応えのあるスイーツです。

生米粉の瀬戸内レモンバウム〈ハード〉1,601円

「ひなのや」

石鎚山の伏流水が育んだ良質な米を使ったポン菓子が評判の「ひなのや」。“お菓子を通じて、ちょっとした息抜きや、しあわせを感じてもらえれば”と店主 玉井大蔵は話します。穀倉地帯の西条市は、結婚式の引菓子にポン菓子を使う独自の婚礼文化があり、今も受け継がれています。土地の資源を原料に、住まう人間が手を加え、伝統文化に携わる。その土地ならではの営みを“地域の個性”としてお届けしたい。そんな店主の想いの詰まったポン菓子です。

ポン菓子
キャラメルナッツ(1袋)432円
伊予柑(1袋)432円
新宮かぶせ抹茶(1袋)486円

「東陽製菓」

愛媛県で水揚げされた養殖真鯛の骨を砕いてフリーズドライし練り込んだ“真鯛骨おかき”や、愛媛県産のよもぎを使った“よもぎあられ”が人気の「東陽製菓」。野島佑介社長は“地元のいいものを他府県のみなさんに広めるサポートになれば”と、地元産素材にこだわりを持って取り組まれています。素材の風味を最大限味わってもらうために、薄味に仕上げたおいしさの数々をお楽しみください。

真鯛骨おかき 塩味(1袋)301円
よもぎあられ(1袋)301円

「おおさかや 蔵はち」

地元の豊かな自然が育んだ様ざまなフルーツと、石鎚山がもたらす伏流水。“水の町”として知られる伊予西条ならではのおいしさが“フルーツわらび餅”。ぷるんとしたゼリーのような食感がポイントの新感覚わらび餅です。三代目となる山地良太社長のもとにはチョコレート職人や農業に携わる人が日々訪れ、和菓子製造チームとともに地域一丸となって新しいおいしさを追求しています。

フルーツわらび餅(1個)各389円

閉じる

チャレンジの先にある未来
香川県三豊市&徳島県上勝町

日本の“ウユニ塩湖”と言われる父母ヶ浜が有名な香川県三豊市からは、国内外にうどん文化を発信する「UDON HOUSE」と、地元への感謝から生まれた「百歳書店」をご紹介。町のごみゼロを目指すゼロ・ウェイストの活動が話題となった徳島県上勝町からは「RISE & WIN Brewing Co.」が登場。それぞれの想いが詰まったおいしさをお見逃しなく!

続きを見る

新しい魅力が続々!
香川県三豊市

「UDON HOUSE」

趣きのある古民家の扉を開けると、出汁の香りと、うどんをおいしそうに食べる外国人観光客の姿。香川名物の讃岐うどんを作って、うどんの文化を学んで、そして古民家に泊まるという、これまでになかった発想のコースが楽しめる体験型宿泊施設が「UDON HOUSE」です。
代表の原田佳南子は大学を卒業後、大手IT系旅行会社に勤務していた時、ある想いを感じるようになります。ひとつは仕事に対してやっている実感、納得感を感じたいということ。ふたつめには都市よりも自然豊かな土地に自分の生きる拠点があるとも感じたそうです。そしてちょうどそのタイミングで“うどん県にうどんに特化した宿があったら面白いのでは”というアイデアの話が届き、チャレンジすることに決めました。
そして香川に移住し、いよいよプロジェクトがスタート。うどんに関しては素人でしたが、地元の老舗製麺機械メーカーのサポートを受けながら、日々決断し、やるべきことに取り組む充実した毎日。また仕事と真剣に向きあう中で、掛け替えのない仲間たちとも出会います。いまではその仲間たちと、人手不足などの地域課題を解消する事業も運営するまでになりました。うどんからスタートした取り組みの輪は、いまも日に日に大きくなっています!

讃岐うどんをおいしく、家でも茹でて食べたい!というご要望にお応えするのが“うどんのおうち”。かけ、ぶっかけ、しょうゆ、かまたま・・・とお好みのうどんが楽しめます!実際の店舗をイメージしたパッケージデザインにも注目。

うどんのおうち(麺150g×5、めんつゆ100ml×1)3,301円

「百歳書店」

観光スポットとして話題の父母ヶ浜。この美しい浜は
20数年前、埋め立ての話が持ち上がりました。しかし何とかこの浜を救いたいと始まったのが“ちちぶの会”の清掃活動です。そして、この活動が心に響いた今川亜由美が浜の目の前ではじめたのが地元産品を揃えたセレクトショップ「百歳書店」です。
“三豊は私が育った町。地域のよさを伝えて、地元に恩返ししたい”という気持ちではじめたお店。店内にはお酢やケチャップ、ジェラートなど今川が選び抜いた
“100年続いてきたもの、100年先に残したいもの”がズラリと並びます。そして商品のそばには生産者の想いや背景が綴られた本が置かれており、そこにお客さまの声が加わり、1冊の本へと時間をかけて仕上がっていきます。
父母ヶ浜の活動がなければ、もしかすると浜は埋め立てられ、また「百歳書店」も違う形だったかもしれません。しかし時を越えて地元を愛する想いがつながり、いまにたどり着きました。“私自身、地元の多くの人に支えられてきました。これからは三豊の素敵なものを
100年先へと伝えたいです”と今川はいいます。その目はすでに100年先の未来を見つめているのかもしれません。
※各商品の紹介本は食祭テラスには展示されません。ご了承ください。
※今回は特別に食祭テラスの紹介本がございます。

三豊市の食材をふんだんに使ったジェラート。今回は特別に馬路村とのコラボ商品も!
百歳掬店(ひゃくさいきくてん)ジェラート(キミのバニラ、仁尾の宗一郎珈琲、仁尾のレモン、豊中のモリンガ、三豊のいちごミルク、馬路村ゆず、財田のボイセンベリー)
〈シングル〉391円
〈ダブル〉540円
※財田のボイセンベリーはプラス100円いただきます。
※120mlカップ(540円)もございます。

地元産の素材にこだわったおいしさが、バラエティ豊かに揃います。
左から
焙煎モリンガパウダー 2,700円
三豊産タケノコのリゾットセット 1,381円
仁尾酢 431円
あんちょび 1,620円

全国が取り組みに注目!
徳島県上勝町

“ゼロ・ウェイスト”とは無駄・浪費・ごみをなくすという意味。徳島県上勝町は、2003年に“ゼロ・ウェイスト”を宣言し、町民一人ひとりがごみの削減に努め、リサイクル率80%以上を達成しています。現在、ゼロ・ウェイストの先駆者として“未来のこどもたちの暮らす環境を自分の事として考え、行動できる人づくり”を
2030年までの重点目標に掲げ、取り組んでいます。そんな街からは、サステナブルな製法で造る、おいしいクラフトビールが大阪にやってきます。

地下1階では...
「RISE & WIN Brewing Co.」

上勝町が目指す“ゼロ・ウェイスト”活動に共感し、“サステナブル”なビール造りを行うブルワリー。定番フレーバーは地元の特産品である柑橘“柚香”や、乳酸菌発酵の“上勝阿波晩茶”。“柚香”は、果汁を絞った後の廃棄対象になる果皮を、“上勝阿波晩茶”も規格外品を積極的に利用。地域の特産を生かしながら無駄のないおいしさを造っています。
KAMIKATZ MORNING SUMMER(1本)770円
KAMIKATZ IPA(1本)770円など

地下1階リカー売場では、
7月26日(金)特別試飲販売会を開催いたします!

閉じる

郷土のおいしさイッパイ
四国のうまいもん巡り

“四国といえば”と聞かれたらピンと来る、そんな名物フードが大集合!うどんに骨付鶏、田舎寿司など、これぞ四国のうまいもんをバラエティ豊かにお届けします。

続きを見る

外国人も注目する野菜寿司
高知県「土佐料理 味覚」

※写真はイメージです。

山の幸を使ったお寿司が、高知の郷土料理“田舎寿司”。ゆず酢の効いた酢飯に、味付けしたみょうがやりゅうきゅう(ハスイモ)、こんにゃく、竹の子などで仕上げたお寿司は、素朴でほっこりするおいしさ。

田舎寿司(1人前)1,080円

うどん県を代表する銘店
香川県「日の出製麺所」

※写真はイメージです。

現地では昼の1時間しか営業しない、全国的に評判の行列店が大阪に!いよいよ夏を迎えたこの時期に、ひんやりしたぶっかけうどんで、もちもちとしたコシのある本場の味をお楽しみください。

さぬき銘産えびすり身天うどん(1人前)880円

スパイシーな讃岐名物
香川県「骨付鳥 蘭丸」

※写真はイメージです。

丸亀市発祥と言われるご当地グルメ“骨付鳥”。鶏の骨付きモモ肉をにんにくの効いたスパイスで味付け。皮はパリッと焼きあげられ、“おやどり”は噛み応えと濃厚な旨み、“ひなどり”はふっくらジューシーな味わいが楽しめます。

骨付鳥〈おやどり・ひなどり〉(1本)各1,080円

素材を感じるじゃこ天
愛媛県「宇和島 安岡蒲鉾」

宇和海近海で水揚げされる小魚を、骨と皮ごとすり身にして揚げた昔ながらのおいしさ。軽く炙ると、揚げたての香ばしさが再現され、魚の旨みが口いっぱいに広がります。

宇和島じゃこ天(5枚入り)1,134円

本わらび粉を使ったおいしさ
愛媛県「元祖キリン堂」

本わらび粉と和三盆、黄金ゴマきな粉を使った本わらび餅“宗純餅(むねずみもち)”。和三盆の上品な甘さと、とろけるような食感が評判のおいしさ。

宗純餅(500g)1,080円

鳴門海峡が育んだわかめ
徳島県「空海」

鳴門の渦潮を生み出す激流で育ったわかめは、しこしこした歯応えと風味のよさが魅力。生のままでわさび醤油や生姜醤油をつけたり、バター醤油などでさっと炒めてもおいしい!

鳴門生わかめ(270g)1,080円

閉じる

現地のいまがわかる!
トークショーイベント

スーパープレゼンターの大須賀一仁を筆頭に、今回出店された方々が四国の魅力を語るトークショーを開催。トークショーの様子はインスタグラムで当日配信予定!どんな話が聞けるかは当日のお楽しみ。

続きを見る

四国を感じる
トークショーイベント

7月24日(水)・25日(木)(各日各回約30分)
※詳細は後日インスタグラムにて

閉じる

※20歳以上の年齢であることを確認できない場合には、酒類の試飲や販売をいたしません。

※飲酒運転は法律で禁止されております。

※一部、四国地方以外の県(地域)で生産または原材料を使用した商品もございます。