
時代とともにしなやかに進化を続ける漆器たち。現代の食卓を彩るモダンな器や、若手職人の感性が息づく作品にそっと触れてみる。なめらかな手触りと奥深い艶の奥に、未来へと歩み続ける輪島の手仕事の確かな息遣いを感じました。
出店者:
輪島キリモト
わじま工迎参道
ミュージアムへと進化!
“漆のスタジオ”が復活

震災で大きな被害を受けた“漆のスタジオ”が、2年半の時を経て復活。桐本泰一さんの妻・順子さんの提案で漆ミュージアムをテーマにした新しい空間は、デジタル機器を生かしたライブコマースが可能で、多言語対応の展示も備える。館内を巡れば、珪藻土など自然の素材から漆器が作られる過程を学ぶことができるなど、輪島の風土が育んだ漆の魅力を空間全体で体感できる場所へと生まれ変わっていました。
今様の空間に映える
モダンな漆器


傷ついた漆器を救い出し、新たな命を吹き込む“輪島塗レスキュー&リボーン”の取り組みも続いています。明治時代に作られた御膳揃いの黒椀などを、あえて白(アイボリー)やグレーに生まれ変わらせた“モノトーンシリーズ”は、漆器の新たな価値を提案するもの。実際に見せてもらうと、深みのある色合いや手触りは、長く受け継がれてきた伝統と技を感じさせ、同時に現代のダイニングにもすっと馴染む美しさがありました。
平椀〈黒・白・グレー〉
(サイズ:直径12.5×高さ5cm、1個)各28,600円
壺椀〈黒・白・グレー〉
(サイズ:直径9.8×高さ7cm、1個)各22,000円
漆を暮らしに。
未来へつなぐ挑戦

「漆は暮らしで生かせる素材」と語る桐本さん。今後は高足膳や夜食膳などを使った小型家具など、本物の漆が全面に出る活動も加速させていくという。効率や便利さだけを追い求める現代だからこそ、職人の愛と手仕事の温もりが宿る輪島漆器は、私たちの心を深く満たしてくれる。土地の恵みと革新を交え、新しい価値を生み出す姿から目が離せません。
高足膳シェルフ〈溜〉
(サイズ:34.4×34.4×111cm、1組)264,000円
夜食膳ベース〈八隅型、淡口朱〉
(サイズ:31.6×31.6×46.5cm、1組)275,000円
美しい木目と
手仕事が生きる弁当箱


震災後、生産が止まっていた“あすなろの弁当箱”が、ナビゲーター・真造の依頼を受けて復刻!木地師・久保田啓介さんが、あすなろ材の綺麗な柾目だけを選び、積み重ねた感覚と切れの良いカンナで丁寧に仕上げてくれました。また口当たりの良い拭き漆の特製レンゲ“輪島のひとくち”も初披露!ともに普段使いの漆器としておすすめです。
阪神オリジナルあすなろの弁当箱(16×11×5.8cm)16,500円〈限定50〉[阪神梅田本店限定]
阪神オリジナル輪島のひとくち(長さ16.5cm)
16,500円 黒拭漆〈限定10〉 ・グレー拭漆〈限定10〉
[阪神梅田本店限定]
未来の職人を育てる
「わじま工迎参道」

2017年から続く「わじま工迎参道」では小路貴穂さん・久保田啓介さん・今瀬風韻さん・「atee」鳳至那美さん・「NUSHIYA」浦出真由さん・横山美穂さんなど若手職人が、新しい輪島漆器の魅力を提案している。昨年の大阪出店時に「輪島も絶対大丈夫だよ」とエールをもらったことが、とてもうれしかったという。土地への愛を胸に前を向いて制作を続けて完成した、艶やかな漆の輝きをお楽しみください。
【出店予定者】
小路貴穂さん
久保田啓介さん
今瀬風韻さん
横山美穂さん
鳳至那美さん
浦出真由さん

「NUSHIYA」
輪島塗バレッタ
(洗朱・中・無地)27,500円
(黒・細・線)33,000円
(黒・太・格子)38,500円
リボンラペルピン
(拭き漆・茶)8,800円
(本塗・黒・卵殻)49,500円
(本塗・黒・青ぼかし)35,200円
(本塗・桃)44,000円
(本塗・うるみ・渦)49,500円

「atee」
BALL イヤリング・ピアス
(漆・樹脂・サージカルステンレス、色:うす葉・白・赤)
各11,000円
OHASHI イヤリング
(漆、ガラス、木材、サージカルステンレス)
9,000円
“にっぽん食むすび”のリコメンド
日本の伝統工芸である“漆”を未来に繋ぐために、「輪島キリモト」の進化は留まることはありません。困難な状況ではありますが、着実に少しずつ前進しています。今年は根幹である“木地”の素晴らしさを知ることのできる、お弁当箱が数量限定復活。これからの「輪島キリモト」にご注目ください。

「輪島キリモト」
住所:石川県輪島市杉平町大百苅70番地5

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