新潟市の西の外れ。海岸の砂浜を思わせる砂質土壌と松林に囲まれたこの地にカーブドッチは1992年に誕生しました。
「国産生ぶどう100%、かつ欧州系のワイン専用種100%のワインを造る」という当時では考えられなかった目標を掲げ、更にワイン未開のこの地を世界に誇るワイン産地とするという大きな挑戦を秘めてスタートしました。
砂浜同然のような砂質土壌に栽培は苦労しましたが、転機となったのは2005年。後にこの地の適性品種と断じる「アルバリーニョ」が植えられました。この品種との出会いから砂質土壌の特性に気づき、以降は「華やかな香りと軽やかかつ繊細な味わい」を求めてワイン造りを行っています。