日本でも紅茶が生産されているのをご存じでしょうか。
紅茶の生産と言えば、インド、スリランカやインドネシアなどが有名ですが、
日本の風土に育まれた茶葉と、それを紅茶に加工する日本人の技術によって生み出されたものを
和紅茶といいます。（国産紅茶、または地紅茶とも呼ばれている）。
そんな和紅茶は、イギリスで行われた品評会で世界一位に選ばれたり（※1）、ここ数年で世界中から注目され始めています。
今回は、知ってるようで、よく知らない「和紅茶」をご紹介します。

※1：THE LEAFIES 2022 - INTERNATIONAL TEA ACADEMY AWARDS

歴史は古い？

実は、日本では戦後すぐから紅茶の生産は始まり、盛んに栽培されていました。
しかし、紅茶の輸入自由化によって国内生産の紅茶は、どんどんと減ってしまいましたが、
近年、各地で緑茶生産者が紅茶の生産を始め少しづつ増えてきています。

実は同じ茶葉からできている

国や地方によって多少の違いはありますが、実は日本茶も紅茶も、 みんな同じチャノキから作られているのをご存じですか？
お茶の葉の発酵をコントロールすることで、 緑茶、ウーロン茶、紅茶に変化します。
発酵の過程で茶葉の色や香りが変化していくため、それぞれのお茶は色も香りも異なるのです。

和紅茶に使われているお茶の品種について

お茶の品種はとても多く、品種はあくまで特徴の一面を表現したものに過ぎず、同じ品種であっても、
作り手によって紅茶の味や香りはそれぞれ異なりますが、今回はわかりやすく、
大きく４つに分けてご紹介します。

和紅茶はおいしくて、おもしろい！！

日本では、北から南まで紅茶の栽培にとって様々な気候環境が整っており、
茶の樹の品種は100種を超えます。
また、生産者の方々も日々研究しており、茶葉の品種だけでなく、発酵の度合いを変えたり、
烏龍茶の工程を取り入れたり、茶園がオリジナリティを追求して個性あふれる和紅茶が
作られています。そのため、和紅茶のバラエティは非常に豊富です。
飲んだことがある方はもちろん、初めて知ったという方もそんな、日本の食文化に溶け込む
「和の香り」を持った和紅茶を味わい、その世界に触れてみてはいかがでしょうか

和紅茶イベントが阪急うめだ本店地階1階ツリーテラスで

魅力あふれる和紅茶のイベントが期間限定で開催。

イベント名：～もっと知りたい～　"和紅茶のコト"
場所：阪急うめだ本店地階1階　ツリーテラス
期間：2023年11月22日（水）～2023年11月28日（火）

個性豊かで、味わいも楽しみ方も様々な和紅茶をご紹介します
【出展ブランド】
神奈川・横浜「レインブラントティー」
茨城・猿島「長野園」
福岡・八女「お茶の千代乃園」

※商品情報や販売状況は2023年11月14日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。