

ザ イノウエブラザーズ | ソーシャルデザインスタジオ
ソーシャルデザインスタジオ
“BE LOVE土”
2022.11.2 WED – 8 TUEHANKYU MEN’S OSAKA/11.16 WED – 22 TUEHANKYU MEN’S TOKYO
“土”をテーマにキュレーションされた、様々なクリエーターが発表する作品を五感で体験し、手に取ることのできるイベント
“BE LOVE土”
2022.11.2 WED – 8 TUEHANKYU MEN’S OSAKA/11.16 WED – 22 TUEHANKYU MEN’S TOKYO
“土”をテーマにキュレーションされた、様々なクリエーターが発表する作品を五感で体験し、手に取ることのできるイベント
アルパカニットに込められた
人が人を思う情熱
The Inoue Brothers... |
ソーシャルデザインスタジオ
ザ イノウエブラザーズは、デンマークのコペンハーゲンで生まれ育った日本人兄弟の聡氏と清史氏から成るソーシャルデザインスタジオ。彼らの名を聞くとアルパカニットを思い浮かべる人は多いのではないだろうか。井上兄弟はボリビアやペルーを始めとした南米諸国へ何度も足を運び、アルパカと共に暮らす現地の人たちと交流してきた。そうして信頼関係を育んだことで最高品質のウールを提供してもらっているのだ。だが井上兄弟がアルパカニットを作り始めたのはファッションデザインをしたいからではない。現地の人たちの過酷な労働環境や生活を目にし、それを改善したいと強く思ったからなのだ。
そして始めたアルパカニットのプロジェクトは、彼らが行う“ソーシャルデザイン”の一つ。日本ではまだ馴染みの少ない言葉だが、ソーシャルデザインとは井上兄弟が育ったデンマークで盛んな活動だ。様々なデザインを駆使して社会をよりよくしていくというヒューマニスティックデザインのことを指す。つまり、ザ イノウエブラザーズが生み出すアルパカニットは、南米の先住民に対しての思いやりの結晶。表面的にではなく、本質の部分で何をすべきなのか。そのことを突き詰めた2人が作るからこそ、ザ イノウエブラザーズのニットは多くの人の心に響いているのだ。