商品説明
甲からつま先にかけてダイナミックでクリーンな傾斜の付いたアッパーとクラシックカーのボンネットと言われる特徴的なトゥを持つ「コルテ-アルカ」は、2003年の発売以来コルテのシューズコレクションの中でも特別な存在感を放ち続けています。この「コルテ-アルカ」は、お客様としてご来店したセルジオ氏のために作られたプレーントゥ、3アイレットのビスポークシューズ「セルジオ」に由来します。「セルジオ」をよりスッキリと、さらに履く方の足をより大きく見せたいと考えたピエール・コルテは、大胆にもアイレットを減らし、よりトゥの部分を強調させたロングノーズデザインのビスポークシューズを1997年に作製しました。このデザインを大変気に入ったピエールは、RTWコレクションにこのシューズを加えたいと思うようになりました。どのようにビスポークの雰囲気を壊さずにRTWに落とし込むのか試行錯誤の末、2003年にようやくこのシューズは彼のコレクションに加わる事になりました。発表された当初からのディテールである薄くて面取りされたソール、アッパーに隠れる控えめなコバ、しっかりと芯の入った硬いサイドラインや繊細なステッチからは、今もビスポークの雰囲気が感じられます。そして、ピエールはこの新しいシューズに「コルテ-アルカ」という名前を付けました。それは彼の祖父が所有していた1920年代製のヨットの名前でした。さらに、南仏で海に出ていた若き日の彼が多くの時間を過ごした場所でもありました。このヨットはデザインソースの一つにもなっています。シューズの美しい流線形のシルエットやサイドの優雅なカーブはアルカから着想を得たものです。
※付属品:シューツリー