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沖縄トロピカルパーラー~やんばるスパイスからタコライスまで~

沖縄の“パーラー”とは、第二次世界大戦後の米軍統治時代に、屋台とアメリカのスタンドがチャンプルーして生まれた沖縄独自の飲食店スタイル。そのトロピカルな雰囲気と“イマドキメニュー”を、沖縄を代表する文化発信型カフェ「カフェユニゾン」のオーナー・三枝克之(みえだかつゆき)さんがご案内。また、2021年にはユネスコの世界遺産にも登録された“やんばる”と呼ばれる沖縄本島北部エリアのスパイスや王道の沖縄フードも登場します!

三枝さんと
沖縄パーラー文化

沖縄では軽食などを提供する半露店式の簡易店舗を表す“パーラー”。地元の人が気軽に立ち寄る店で、現在も多くのホームセンターに併設されています。そんな沖縄の暮らしに溶け込んだ“パーラー”が5店、食祭テラスで開店。三枝さんの言葉を借りれば「スナックパークという“パーラー”をご存じの阪神百貨店のお客さまはきっと楽しめるはず!」

三枝克之さん プロフィール

1964年、兵庫県西宮市生まれ。レコード会社、出版社勤務を経てフリーランスの企画編集、著作業に。
2003年に沖縄に移住し2005年、宜野湾市に「カフェユニゾン」を開業。
企画編集した書籍は、トータル120万部を超えるベストセラーになった『空の名前』『宙の名前』『色の名前』三部作(KADOKAWA)はじめ多数。雑誌などで沖縄カルチャーを紹介する記事も執筆。
現在、沖縄パーラー文化を継承するフードトラック「パーラーユニゾン」のオープンを準備中。

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ゆしジーマミー豆腐5種トッピング
「カフェユニゾン/パーラーユニゾン」

ゆしジーマミー豆腐5種トッピング(1人前)899円

島こしょうのフライドチキン
「カフェユニゾン/パーラーユニゾン」

島こしょうのフライドチキン(3本+ソース1種)799円

「カフェユニゾン」は三枝克之さんが手掛ける、沖縄県宜野湾市普天間にあるカフェ。展覧会やフェア、ライブやイベントなどを積極的に行うことで、沖縄の文化を県外へ、県外の文化を沖縄に紹介しています。また、サテライトショップとして沖縄パーラー文化を継承するフードトラック「パーラーユニゾン」を準備中。

三枝さんのおすすめポイント!

「90年代にバックパッカーで地中海一帯を旅していた時に、現地のカフェやバルに入り浸ってました。地元の人で賑わい、旅人も気軽に寄れて、朝も昼も夜も食事でき、読書でもおしゃべりでも音楽でも個人個人好きな楽しみ方ができる。そんな開放的で多様性のある場所が日本にもあったらいいなと思い、沖縄のゆるやかな時間、ゆったりした空間なら、そういうことができるかも?と思って始めました。フードトラックの「パーラーユニゾン」は、食を入口にしてカフェのほうから地域の人々にコミットしていくツールにできれば。地域のニーズに合わせたメニューやサービスを提供したいです。」

みるくむち〈琉球フルーツヌガー〉
「沖縄文化市場」

「カフェユニゾン」が運営するオンラインショップ。「チュラネシア」ブランドで展開するオリジナルスイーツをはじめ、沖縄の食文化に因むモノ、島の暮らしの中に脈々と受け継がれているモノ、琉球の伝統文化や個性を感じられるモノ、ここから新しく生まれてくるモノなどを、独自に製造・販売しています。

みるくむち〈琉球フルーツヌガー〉
左)カラキチョコ&パイン
中)パッション&ドラゴンフルーツ
右)月桃&マンゴー
(各9個入り)各864円

三枝さんのおすすめポイント!

「雑誌の取材などで訪れて、とても気に入ったものを、掲載が終わったあとも紹介していきたいと思って、店頭で販売を始めたのが最初です。今は沖縄文化の多彩さが伝わるような品揃えを心掛け、カフェスタッフがジャンルごとにバイヤーを担当しています。作り手の顔が見え、沖縄の自然や風土、伝統を踏まえつつ、カフェのお客さまにも受け入れられ、沖縄がより好きになってもらえるような商品をセレクトしています。」

酵素玄米ベジカレー
「パーラー・ド・ジュジュモ」

豊見城市与根、数珠森(じじむい)の麓のパーラー。水を使わず、野菜とスパイスのみで3日間コトコト煮込んだ“ベジカレー”など、地元の野菜の旨みがぎゅっと凝縮した、体にやさしいメニューが魅力。
酵素玄米ベジカレー(1人前)1,080円

三枝さんがリコメンド!

「今どきパーラーのはしりとも言える、とてもかわいいお店。自然食を自然体で提供してくれる雰囲気が沖縄らしい。オーナー夫妻は「jujumo」という音楽ユニットとしても活動中。会場ではぜひ彼らの音楽も楽しんでください。4月20日(水)に発売の雑紙『& Premium』にも登場しています。」

深煎りアイスコーヒー
「珈琲屋台ひばり屋」

那覇市牧志・桜坂の路地の奥、昔ながらの住宅とスナックに囲まれたお庭のような空間に佇むコーヒースタンド。看板メニューは、丁寧に抽出し、寝かせることで苦みに丸みを出した“深煎りアイスコーヒー”。喉越しがよく、爽やかな苦みと深煎りならではのビターチョコのような甘みも感じられます。
深煎りアイスコーヒー(約180ml)550円

三枝さんがリコメンド!

「今をときめく沖縄コーヒースタンドカルチャーのさきがけ。気候の厳しい沖縄で18年も露店を続け、秘密の喫茶園には日本全国から喫茶マニアが訪れます。今回は日本初のスペシャルティ認定を受けた沖縄県産コーヒーも限定提供!」

沖縄素材を使ったカクテル
沖縄トロピカルバー

泡盛にすりおろしゴーヤーとライムを加えた“58KACHA-SEA”や、生命力の強い蛇、ハブと13種類のハーブのエキスをブレンドした“琉球ハブボール”など、沖縄素材で作るカラフルなカクテルが勢揃い。

左から)
58KACHA-SEA、バタフライピー泡盛リキュール、島モヒート、琉球ハブボール、ザンパッションオレンジ、沖縄県産パイン果肉入り泡盛パインサワー
(各200ml)各601円

やんばるクラフトビール
「クリフビール」

雑誌『BRUTUS』のクラフトビール特集でも紹介された、沖縄市の人気マイクロブルワリー。醸造アーティストで画家でもある宮城クリフさんがこだわるのは、沖縄の素材を使って沖縄の風土を感じさせるビールを作ること。会場では“やんばる”で採れた果実や野草、スパイスなどを使用した“やんばるクラフトビール”数種を販売します。

左から)
沖縄県産小麦“かなさん”と、“やんばる”で栽培収穫したコリアンダーシードやディルシード、カーブチーを加えてスパイスの香りを効かせたホワイトエール。小麦が生み出す独特のフルーティさとスパイスの香りが、沖縄の地力を感じさせます。
かなさんホワイト〈ホワイトエール〉(270ml)770円

見どころ②で紹介する「やんばる野草の宿」の森岡尚子さんセレクトの、やんばる野草6種を使ったセゾン。フルーティとスパイシーが混然一体となった複雑な香りが特徴です。香りが立つ月桃をはじめ、沖縄の野草の力を実感できるビールです。
ムイヌグシージ〈野草セゾン〉(270ml)770円

沖縄シナモン“カラキ”を使ったアメリカンIPA。アメリカの柑橘系ホップと“カラキ”の相性が◎。一口飲んだ瞬間から、シナモンの香りが口の中に広がります。
Dozy Coyote〈カラキIPA〉(270ml)770円

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三枝さんセレクト
“やんばる”なお店

沖縄本島北部一帯、世界的に稀少な亜熱帯森林の生態系を有する地域“やんばる”。貴重な固有種の宝庫で、“奇跡の森”と呼ばれる豊かな自然に育まれた沖縄の食文化が体感できる場所。また、コーヒーやカカオ、スパイスなどの栽培北限地でもあります。そんな魅力あふれる“やんばる”を取扱うお店を三枝さんセレクトでご紹介。

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やんばるスパイス
「やんばる畑人(はるさー)プロジェクト」

畑人(農家)と飲食店などが連携して“やんばるは美味しい!”を全国へ発信し、食で地域活性化に取り組むプロジェクト集団。2011年、「やんばるには、おいしい島野菜や豚肉、海産物、塩も砂糖もある。これに香辛料が加われば、オールやんばる産でおもてなしができるのでは。」というメンバーの一言からスタートし、現在40店舗・20農家がこのプロジェクトに携わり、“やんばる”の食の魅力を伝えています。オリジナルで開発した国産スパイスブレンド“やんばるスパイス”は、大ベストセラー。今回は、“やんばるスパイス”以外に、“島豚のポルケッタ”や“やんばるスパイスソーセージ”、“やんばるクラフトコーラ”など、スパイスを使った特別な料理やドリンクも登場予定!

やんばるスパイス(1本/15g)756円

三枝さんがリコメンド!

「“やんばる”の農産物の生産者(畑人/はるさー)と料理人、加工所などを繋ぐ、“やんばる”食文化の拠点。やんばる産の野菜やハーブ、果物などの直売所、カフェ、食フェス開催、ポップアップレストランなどの様ざまな活動を通して、豊かな食文化を発信しています。」

やんばる野草酵素シロップ
「やんばる野草の宿」

沖縄県国頭郡東村の森の中、小さな川を歩いて渡った先にある静かな宿。自然農法を取り入れた農業を営む森岡尚子さんが、約70年前までは人々の生活の場だった場所を、再び人々の集まる所にしたいという願いでオープン。自然の恵みと驚異の中で暮らすということが体感できます。また、“やんばる”の野草から作った“やんばる野草酵素シロップ”なども販売。
やんばる野草酵素シロップ(150ml)2,160円

三枝さんがリコメンド!

TVのドキュメンタリー番組でもその“やんばる”での自給自足生活が紹介された森岡尚子さんが営む、極楽浄土を思わせる宿。“やんばる野草酵素シロップ”はそんな宿の周辺に自生する野草を満月の頃に摘み、発酵させて作る、“やんばる”のエネルギーを感じさせるシロップです。」

シークヮーサーバター
「nun okinawa」

“やんばる”の食材で加工品を作ったり、地元のおいしさを紹介するアイランドバター工房。琉球王朝時代に、王さまが大切に守っていた沖縄シナモン“カラキ”を使ったスプレッド“カラキソイミルクキャラメル”や人気の“シークヮーサーバター”などをご用意。
シークヮーサーバター(130g)1,200円

三枝さんがリコメンド!

「“やんばる”の選りすぐりの食材で作る、おいしくて体に優しいスプレッドが人気。TV番組でも紹介された“シークヮーサーバター”は全国から注文が殺到中。朝食で一度味わったら手放せなくなりますよ。」

やんばる食材を使ったチョコレート
「OKINAWA CACAO」

熱帯の植物、カカオの樹を“日本で育てるには沖縄しかない”と関東から移住したオーナーが始めたチョコレート工房。2016年に畑を借りて種を蒔くところからはじめ、今では自社工房と販売店舗も。沖縄の畑から直接仕入れた素材を生かし、丁寧にチョコレートを手づくりし、カカオの樹と共に沖縄素材のチョコレート事業を育てています。

左)月桃チョコレート
中)シークヮーサーチョコレート
右)カラキチョコレート
(各30g)各720円

三枝さんがリコメンド!

「カラキ(琉球シナモン)、月桃、シークヮーサーなどの“やんばる”食材とカカオを合わせ、BEAN TO BARで製造するチョコレート工房。カカオ栽培北限地として自社農場でカカオ栽培にも取り組み、発酵技術も蓄積中。100%沖縄産チョコレートの誕生も間近!」

やんばる紅茶 べにふうき かにがわレギュラー
「やんばる紅茶」

世界遺産である今帰仁城址の麓に位置する、今帰仁村の宿「海辺の宿あまみく」のオーナー夫妻が手掛ける紅茶ブランド。沖縄の太陽と大地に育まれた、華やかで香り高い味わいで、ミルクティーにもぴったりのしっかりとしたおいしさ。

やんばる紅茶 べにふうき かにがわレギュラー
左)袋入り、ティーバッグタイプ(2.2g×12包入り)1,080円
右)缶入り、ティーバッグタイプ(2.2g×15包入り)1,620円

三枝さんがリコメンド!

「“やんばる”で無農薬で栽培し、自ら加工した100%沖縄産紅茶は、国産紅茶グランプリで準グランプリになった実績も。手摘みによる貴重なファーストフラッシュの紅茶も販売します。」

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トラディショナル沖縄な店

黒糖アガラサーやブルーシールアイスなどの地元スターグルメや、沖縄名物の“らふてぃ”やタコライスなど、見逃せない味が5店集合。沖縄ならではのおいしさで、ちょっとバカンス気分を味わって。

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黒糖アガラサー
「具志堅商店」

もっちり、ふわふわの食感に黒糖の甘さが昔懐かしい素朴な味わい。“アガラサー”とは、“蒸す”という意味で、沖縄では、蒸しカステラや蒸しパンのようなお菓子も“アガラサー”と呼んでいます。
黒糖アガラサー(1個)251円

沖縄やわらからふてぃ
「オキハム」

沖縄の豚肉料理の代表“らふてぃ”。泡盛と黒糖を使って、皮付き豚三枚肉を箸でちぎれるほどトロトロに煮込みました。そのままはもちろん、お好みのサイズに切り、沖縄そばにトッピングしたり、お酒のおつまみとしても楽しめます。

沖縄やわらからふてぃ(300g)1,296円

アメリカ生まれ沖縄育ちのカップアイス
「ブルーシール」

アメリカ生まれ、沖縄育ちのアイスクリーム。アメリカのオリジナルレシピを、沖縄の気候や風土に合わせてアレンジ。さっぱりした味の中にもコクがあるアイスを種類豊富に揃えます。

カップアイス(各種)各385円

タコライス
「カフェンチュ」

タコス+ライス=タコライス!味付けしたひき肉(タコスミート)とレタス、トマト、チーズなどメキシコ料理のタコスの具材をごはんにのせたファストフードです。

タコライス(1折)681円

ポーク玉子おにぎり
「カフェンチュ」

ポークランチョンミートと玉子焼き、ごはんを海苔でサンドした沖縄グルメの王道。食べ応えがあるので、手軽なランチにもぴったりです。

ポーク玉子おにぎり(1個)361円

島野菜や沖縄フルーツ
「翁屋(おきなや)」

島らっきょうやゴーヤーなど、島野菜や沖縄フルーツを豊富に。
価格は当日発表

※天候などにより商品の入荷のない場合がございます。

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“ちむどんどん”
わくわくするイベント

会場では、沖縄の風土を感じ懐かしい記憶を思い出させてくれる音楽ユニット「jujumo(ジュジュモ)」や、沖縄出身の三線シンガーソングライター・東風平高根(こちひらたかね)さん、沖縄唄者・清村斉(きよむらひとし)さんのライブを開催。またスーパープレゼンター・三枝克之さんによる“おきなわ食文化講座”なども。目でも耳でも“ちむどんどん”するイベントが盛りだくさんです!

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おきなわ食文化講座①
沖縄パーラー文化編

◎日時:6月1日(水)午後1時~(約30分)
◎場所:1階 食祭テラス
◎講師:カフェユニゾン店主、編集者・三枝克之さん

当企画のスーパープレゼンターで、沖縄を代表するカフェ「カフェユニゾン」のオーナー、また沖縄カルチャーを紹介する編集者・文筆家としても活躍中の三枝克之さんによるトークイベント。「沖縄トロピカルパーラー」のテーマにちなみ、沖縄の食文化の歴史や魅力、可能性などを「沖縄パーラー文化編」と「世界自然遺産やんばる編」の2回に分けて語ります。この日は「沖縄パーラー文化編」!

沖縄音楽ユニット「jujumo」ライブ
from「パーラー・ド・ジュジュモ」

◎日時:6月1日(水)午後5時~(約30分)
◎場所:1階 食祭テラス

食祭テラスに「パーラー・ド・ジュジュモ」として出店する、丸山誠さん&エリナさん夫妻による音楽ユニット。2006年に結成、2010年より沖縄で活動しながら、日本各地をはじめ上海、台湾などでもライブを行っています。沖縄のわらべうたを現代風にアレンジしたアルバム『utatane』が大好評。会場でもCDを販売します!!

沖縄多良間島出身の
清村斉三線ライブ

◎日時:6月2日(木)午後1時~、午後3時~(各回約30分)
◎場所:1階 食祭テラス

清村斉さんは沖縄県宮古郡多良間島生まれの宮古民謡教師で、琉球古典音楽野村流保存会教師。沖縄で10年間三線の製作者、演奏者として経験を重ねたのち、独立を機に2009年大阪市西淀川区に「三線工房きよむら」を開きました。三線製作のかたわら、三線教室や宮古民謡を中心としたライブ活動にも力を入れています。

“やんばる”大宜味村広報大使・
東風平高根ライブ

◎日時:6月3日(金)午後1時~、午後5時~(各回約30分)
◎場所:1階 食祭テラス

大宜味村広報大使の東風平高根(こちひらたかね)さんは、作詞作曲家でありシンガーソングライター、音楽プロデューサー、イベントプロデューサー、ボイストレーナー、三線教室講師でもある多才な方。会場でライブ演奏を行います。

おきなわ食文化講座②
世界自然遺産やんばる編

◎日時:6月3日(金)午後3時~(約30分)
◎場所:1階 食祭テラス
◎講師:カフェユニゾン店主、編集者・三枝克之さん

当企画のスーパープレゼンターで、沖縄を代表するカフェ「カフェユニゾン」のオーナー、また沖縄カルチャーを紹介する編集者・文筆家としても活躍中の三枝克之さんによるトークイベント。「沖縄トロピカルパーラー」のテーマにちなみ、沖縄の食文化の歴史や魅力、可能性などを「沖縄パーラー文化編」と「世界自然遺産やんばる編」の2回に分けて語ります。この日は「世界自然遺産やんばる編」!

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※20歳以上の年齢であることを確認できない場合には、酒類の試飲や販売をいたしません。

※飲酒運転は法律で禁止されております。