東京・代々木上原で「chioben」を営む、料理人 山本千織さん。普段は撮影現場などへロケ弁を届けており、そのおいしさと美しさに業界内にも多数のファンが。そんな、一度は食べてみたい憧れの“チオベン”が今年も登場します!
スーパープレゼンター
山本千織さん
PROFILE
北海道出身。1998年から北海道で妹と定食屋「ごはんやはるや」を営む。2011年に東京・代々木上原で手作り弁当「chioben」をスタート。彩り豊かでおいしいお弁当が、雑誌やテレビの撮影現場から口コミで広がり、現在はパーティ会場などへのケータリングも。著書に『チオベンの揚げもの煮もの』『チオベンの弁当本』(いずれも「KADOKAWA」刊)など。“#阪神おべんとう部”の総裁。

山本千織さんの
インスタグラム
@chiobenfcをCheck!
山本千織さん×
#本日のおべんとう
-千織さんにとっての『おべんとうコミュニケーション』について。
まずは、毎年『#本日のおべんとう』がイベントとして成長していることにビックリしています。特に『#阪神おべんとう部』の熱量や独自のアイデアがすごくて。ウケ狙いや上辺の美しさだけではなく、私が伝えたいことをしっかり理解してくれていると感じます。普段“チオベン”は撮影現場などにお届けしているので、お客さまの様子を見る機会がほとんどありません。このイベントでは、購入してくれる方と直接お会いできたり言葉を交わしたり、おべんとうを通してコミュニケーションを取れることがうれしいですね。自分の活動にとって、大きな励みになっています。
山本千織さん×食材
-千織さん流『食材とのコミュニケーション』とは。
私は、すごい調味料や調理方法を研究している人ではありません。働く人たちへおべんとうを届けるという仕事の中で、おいしい食材やより良い調理方法を見つけています。料理から食材を探すこともありますが、ノープランの時はスーパーへ行きます。様ざまな食材と心の中で対話をするとアイデアが浮かび、完成品のイメージが整ってきます。それから、おべんとう箱の中のフォーメーションも大切!料理同士が“プラスのコミュニケーション”を取れるように、『これらは隣り合わせにしない方がいい』というマイナスの発想から選抜式で配置を決めています。
山本千織さん×食べる人
-“チオベン”を手にするお客さまへ、メッセージ。
いつもは『働く人に食べてほしい』をコンセプトに、オーダーしてくれた方の気持ちに寄り添い、その先にいる人の表情を想像しながらおべんとうを作っています。以前、『普段は感想を言わない人が、チオベンを食べた日はおいしいと言ってくれた』と聞いて、とてもやりがいを感じました。今回は、様ざまなライフスタイルのお客さまにお届けさせてもらうのですが、特別なものではなく3食のうちの1食として食べていただきたいなと思います。そして、何かを感じたり、会話のきっかけになったり、それぞれに“チオベン”を楽しんでもらえるとうれしいです。
東京・代々木上原
「chioben」
多彩なおかずがぎっしりと!チオベンに欠かせないたこめしと一緒にご堪能ください。
※仕入れの都合により、具材が変更になる場合がございます。
おかずをピックアップしてご紹介!
①タイ風鶏唐:レモングラスに漬け込んだ、辛くない唐揚げ
②キョフテ黒酢:中近東のスパイスがきいた合挽き肉を揚げて、黒酢で絡めて
③松風焼:鶏の和風ミートローフ
①焼き芋の春巻:赤パプリカで作った自家製ソース入りの、焼き芋とエゴマの春巻
②塩卵:昆布と塩に漬け込んだ半熟卵
③海老しんじょ:海老とコブミカンの葉を、椎茸にのせて
①青菜:色よく湯がいた小松菜
②紫芋ボール:紫芋に生クリームを加え、マッシュして丸めて
③ドフィノワ:じゃがいもとチーズを層にして焼いたポテトグラタン
~番外編~
わかめ菜:千織さんのおべんとうは、料理の仕切り代わりに葉物を置くことが特徴。味も良く、見た目も鮮やかになります。
【事前予約販売】
チオベン(1人前)3,432円〈各日販売予定数150 ※各回50〉
※販売予定数量になり次第終了。
※お渡し:11月20日(水)・21日(木)のみ。各日午前11時~、午後1時~、5時~、店頭にて。