長期熟成でうま味が濃い“豆味噌”をルーツに持つ、名古屋めし。そのバリエーションは多岐にわたり、とびきり個性的!ここでは『なごやめし普及促進協議会』が2022年1月~3月に調査した、愛知県民が選ぶ名古屋めしTOP3をご紹介。うま味を重視する名古屋人の舌にマッチした、王道の名古屋めしがズラリ!
パリッと地焼き鰻を豪快に!
「ひつまぶし 名古屋 備長」
ひつまぶし
皮はパリッと、身はしっとり。名古屋の郷土料理を代表する“びんちょうひつまぶし”は、鰻を蒸さずにじっくり香ばしく焼く地焼き仕上げ。豊かな醸造文化をもつ地元愛知のたまり醤油とみりんをブレンドした、独自の
タレとのバランスが絶妙!
ひつまぶし弁当(薬味・だし付き、1人前)3,880円
\名古屋出身バイヤー 服部リコメンド/
“地球最後の日は絶対ひつまぶしを食べる”と決めているほど、私が愛してやまないメニュー。名古屋では鰻のタレはたまり醤油を使い、蒸しの工程はなくパリッと仕上げが特徴です。「ひつまぶし 名古屋 備長」のひつまぶしは、まさに名古屋の味!うま味が濃いので、うな茶漬けにしても味が薄まらず、食べ応えがあるのです!それって最高ですよね。
肉厚ロースと秘伝のみそだれ
「矢場とん」みそかつ
創業以来70余年受け継がれる秘伝のみそだれは、1年半じっくり熟成させた天然醸造の豆味噌生まれ。これを、こだわりの製法で揚げた南九州産豚肉ロースのとんかつにたっぷりかけると…!さっぱりしたあと味ながらも、コク深いうま味が口いっぱいに広がります。
みそかつ丼(1人前)1,411円
みそかつの元祖でもある串かつ。南九州産を中心とした質の良い豚肉のヒレ肉に、通常のとんかつとは別の衣を使用し、食感と味に変化を出しています。食べ歩きにもぴったりなので、観光のおともにどうぞ。
串かつ(3本)571円、(5本)951円
\名古屋出身バイヤー 服部リコメンド/
名古屋の人って何にでも味噌をかけて食べるの?といわれる所以でしょう。でも、カツには味噌じゃないと!今回は気軽に食べられるよう、串かつもあります。味噌かつの味噌には、しゃばしゃばの味噌にカツをくぐらせる派と、ドロドロの味噌を上からかける派という派閥があるんですよ。服部家の食卓では、ケンカにならないように味噌を使い分けています。
何本でもおかわりしたい!
「風来坊」元祖手羽先唐揚
創業以来変わらない、肉質・重量・長さ、そして秘伝のタレとスパイスが魅力。肉質のジューシーさはそのままに2度揚げし、表面はパリッと仕上げ。じっくり熟成したタレを隙間なく塗りつけました。4通りの食べ方をマスターすれば、名古屋人の仲間入り!
元祖手羽先唐揚(10本入り)1,331円
\名古屋出身バイヤー 服部リコメンド/
関節を外してから、身を頬張ってごっそり剥がす!これが、名古屋技。「風来坊」の手羽先は辛さの中にもほんのり甘みがあるのが特徴ですが、一つひとつ向きを揃えた美しい盛り付けも見逃せないポイントです!味はもちろん目でも楽しんでもらえるようにと考えられた、こだわりを感じてみてください。