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はじめての中国茶とおやつ2025

-お茶を飲んでのんびり過ごす時間の豊かさを感じてほしい-。東京・西早稲田に店舗を構える中国茶カフェ「甘露」が、こんな想いを込めて編集した書籍『はじめての中国茶とおやつ』。本企画では、この世界観を大切にしながら、誰もが気軽に楽しめる“お茶のある暮らし”をご案内します。自分のペースで何度もお湯を淹れながら、煎を重ねて味わう中国茶。蒸し物や焼き菓子、甘いものから塩気のきいたものまで個性あふれるおやつたち。手に取るだけで気分が高まる美しい茶器の数々。ひとりで静かに味わうもよし、誰かと語らいながら楽しむもよし。知れば知るほど魅了される、中国茶の世界へ。
※一部、中国以外の国(地域)で生産または原材料を使用した商品もございます。

『はじめての中国茶とおやつ』

中国茶カフェ「甘露」が編集した、中国茶のガイド本。“広大な中国を旅するように読んでもらいたい”と、中国茶はイラストマップを入れて各省の産地別にご紹介。各都市の茶館やおやつ、現地ガイドからおやつレシピまで、現地取材を交えた臨場感のあるよくばりな構成です。中国茶とおやつについてつまみ食いするような感覚で楽しめる、中国への新たな入り口となる一冊を、ぜひあなたのおそばに。

『はじめての中国茶とおやつ』
1,980円(誠文堂新光社刊)

中国茶カフェ「甘露」について

向井直也さん・舞子さん夫婦と、当時留学生だった中国人の謝霄然さん・張鈺若さんが出会い、2018年 東京・西早稲田にオープン。“中国茶に気軽に触れてみてほしい”との想いから、茶館ではなく“中国茶カフェ”を名乗っています。「甘露」の原点は、四川省成都での“おしゃべりをし、おやつを楽しみながら、のんびりお茶を飲む”という体験。初心者でも楽しめるよう、味や香りの違いが分かりやすい多彩な種類・産地の中国茶を揃えています。また、“身体を労わる中国の食文化を体験してほしい”との想いを込めて手作りしたおやつも人気に。現在はカフェだけでなく、中国語教室や鍼灸治療院の開業など、創業メンバーそれぞれがやりたかったことを一つひとつ実現しています。

中国茶カフェ「甘露」
店主 向井直也さん

PROFILE
大阪の高校、京都の大学を卒業後に上京。デザイン会社を営む高田馬場で、地域情報WEBマガジンを立ち上げたことがきっかけとなり、2018年10月、中国茶カフェ「甘露」をオープン。

\メッセージ/
関西の皆さまへ中国のお茶とおやつをご紹介できるこの企画に、今年も参加することができうれしく思います。本企画で初お目見えとなる“糖水”もご用意していますので、ぜひ会場で味わってみてください。

中国茶カフェ「甘露」のインスタグラム
@kanro_nishiwasedaをCheck!

「甘露」×漢方専門家による養生茶と
コラーゲンたっぷりの糖水

今回は、新たなお茶とおやつを用意して、食祭テラスへ登場!まずは、薬剤師で漢方の専門家でもある青木満さんの「漢満堂」とコラボレーションして生まれた、中国茶ベースのブレンド茶“養生茶”。和漢草に質の良い中国茶を組み合わせた、からだに優しく飲んでおいしいお茶です。ほかにも、ノンカフェインの薬膳茶をご用意しています。

養生茶
イートイン(1杯)1,100円
ティーバッグ(1包)486円、(5包)2,160円

おやつは、美容効果も期待できると言われる中国デザートの素材を全部盛りにした、満貫糖水(デザートスープ)をご用意。中国では、美や健康を意識する方たちに重宝されている、“花膠”(魚の浮袋)が入った花膠糖水にもご注目。コラーゲンがフカヒレ以上に多く含まれるこの貴重な食材を使用した糖水を、ミルクシロップをかけてお召し上がりください。

夏天養顔満貫糖水(1杯)1,650円[各日販売予定数50]
甘露大満貫糖水(1杯)1,870円[各日販売予定数50]
花膠蓬莱糖水(1杯)2,750円[各日販売予定数20]

心落ち着く香りと味わい
中国茶の魅力

紀元前に遡ると伝わる歴史を持ち、1,000種類以上あると言われる中国茶。茶葉の製造工程の違いにより、緑茶・黄茶・白茶・烏龍茶・紅茶・黒茶に六大分類され、さらに再加工した花茶・工藝茶・緊圧茶なども人気です。知れば知るほど奥深く、日本のお茶とはひと味もふた味も違う中国茶がある暮らしをはじめてみませんか。お茶時間をさらに彩る茶器もお見逃しなく。
※ご試飲用に、ぜひマイカップ、マイ茶杯をご持参ください。

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東京・表参道「YouCha」
中国茶をカジュアルにおいしく

1997年創業、東京・表参道に店舗を構える「YouCha」。品質・安全性・正確性にこだわって、毎年現地から直接買い付けた茶葉の販売はもちろん、それぞれの茶葉の良さを最大限に活かした飲み方や体験レッスン、本格的に中国茶を学べる講座をお届けしています。おすすめは中国茶の“六大基本茶類”が入った飲み比べセット。一度は試してみたい茶葉を詰め合わせました。

六大基本茶類セット(3g×7種)3,888円
ホワイトティーアソートセット(3g×4種)2,376円
プーアール餅茶アソートセット(3g×4種)2,484円

“茶葉で淹れるお茶の良さを見直したい”という想いで作られたボトル。その時代に沿った淹れ方で飲み継がれてきた中国茶を、もっとカジュアルに淹れておいしく飲めるように工夫しています。クリアなボトルの中でゆっくりと開いていく茶葉を、のんびり眺める時間も愛おしく。

Chattle®〈オフホワイト・チャコールグレー・サンドベージュ・レッドオークル〉(1本)各2,800円
Chattle®〈ベールグリーン〉&茶葉 四季春〈6g〉(1セット)2,800円[各日販売予定数30]

京都・鴨川五条
「茶室/茶藝室 池半」・「池半分室」

京都の鴨川五条にある宿と茶店。江戸時代創業の茶道具を扱う家に生まれた亭主の小嶋万太郎さんと、台湾での生活が長かった妻の慧さんが始めたお店。今年も日替りで、2種のお茶とお菓子をお楽しみいただける出張茶藝室を開きます。淹れるお茶には、池半地下に湧き出る京都の地下水を使用。今年は、気鋭の作家さんたちが手がけた茶器やアンティークの茶道具もご紹介しますので、ぜひお気に入りの道具を見つけてください。

いま日本でも、白茶や烏龍茶づくりが年々盛り上がりを見せています。今年も中国や台湾の茶山を巡り、老練の茶商たちとの縁を重ね、選りすぐりの茶葉を探し求めた小嶋さん。古来の製法を受け継ぐ茶と、未来を見据え地域に根ざして育まれる新たな茶―そうした普遍の価値を持つお茶たちをご紹介いたします。

茶葉各種 980円から
喫茶席(お一人さま)2,750円
⚫︎喫茶席は午前11時から午後7時(最終受付)まで。
(各回40分)
⚫︎10月1日(水)のみ午後1時からの受付。
⚫︎10月2日(木)、10月6日(月)は午後6時最終受付。
※タイムテーブルは変更となる場合がございます。

東京・世田谷「茶壺天堂」
プーアール茶の魅力全開!

1980年代末に香港でプーアール茶に出会い、おいしさはもちろん、発酵茶として健康にも良いとされること、馬牛によって遠路運ばれたため茶葉に様ざまな形があることなど、魅力の多さに気づいた店主が営むお店から。茶葉の栽培期間中無農薬に加え、地中のミネラルを多く含んだプーアール茶の良さを知ってもらうべく、試飲茶もご用意しています。

2024年易武山プーアール生餅茶(100g)3,240円
2024年易武山プーアール熟餅茶(100g)3,240円
粉彩茶入れ 3,300円

東京・麻布「中国茶 Azabu GUDDI」
心地良い香りや上品な甘みに
酔いしれて

ミシュラン星付きレストランでも愛される、厳選された高品質な中国茶を提供する中国茶専門店。伝統製法で丁寧に仕上げられた茶葉は、深い香りと滋味をたたえ、五感を静かに満たす特別な時間を届けてくれます。今しか出会えない特別な一杯をこの機会にどうぞ。

蜜香正山小種(5g)1,080円
貴妃茉莉花茶(5g)5,400円
古蔕大紅袍(5g)2,700円

沖縄・北中城村「茶樓雨香」
店主のこだわり、本場のおいしさ

一年の大半を中国の茶農園巡りに費やす、お茶マニアの店主が営む沖縄の中国茶専門店が今回も登場。雨上がりのスイカズラを連想させる香りと優しく甘いミルキーな飲み心地で、マニアはもちろん中国茶ビギナーまで幅広く楽しめる味わいの茶葉をご紹介します。

鳳凰単叢 老叢 鴨屎香 青麻園 2025(7g)1,080円

中国茶の世界は、その味を堪能することはもちろん、部屋や食卓の装飾も楽しみの一つです。そこで、ガラスや磁器を中心に、小さくてかわいい中国茶器をご用意しました。今回は初めて中国古道具もセレクト。気分が上がる茶器は、お茶時間をさらに特別なものにしてくれます。形から入ってみるのもオススメ。

中国茶器・中国古道具 2,750円から
ガラス茶杯(1個) 1,210円から

千葉・柏「fuacha 花茶と果茶専門店」
花・果実・お茶を通して癒しを

“日々頑張る女性たちに、気分も体もよろこぶものを取り入れてほしい”という想いから、花と果実だけで作ったノンカフェインティーをお届けします。バラ、ジャスミン、菊、金木犀など様ざまな花を使った花茶。なつめ、ろんがん、クコの実など果実を使った果茶。中国では薬膳として役立てられる花と果実は、季節や体調に合わせて、体と心の向くままに楽しんでいただけます。

ばら花冠茶®(20g)2,530円
ジャスミン花茶(20g)2,270円
果茶(4個入り)1,940円

福岡・小倉「中国茶・台湾茶・薬膳茶
専門店 凰茶堂」
評茶師が現地でセレクト

コンセプトは“東洋の知恵とこだわりを一杯のお茶に込めて”。中国茶のソムリエとも言える評茶師の資格を持つ店主が、現地でお茶作りに携わっている監修茶や、産地を歩き回ってセレクトした厳選リーフティーなどにこだわってご提供いたします。

鳳凰蜜香紅烏龍(20g)1,598円
伝統香る!茶事はじまりせっと 2,580円
ミニ緊圧餅茶3枚セット 1,080円

兵庫・南京町「天仁茗茶」
台湾烏龍茶の代表的な味わいを
限定で

1985年の開店以来、本場の烏龍茶を中心にお茶や高級茶器を取り揃える「天仁茗茶」。今回は、阪神梅田本店限定パッケージの、“阿里山青心烏龍茶”の新茶がお目見え。台湾烏龍茶の品質・香味・文化を象徴する品種といえる青心烏龍を使った阿里山茶は、華やかで、蘭や柑橘を思わせる香りやコク、旨みの強い味わいが魅力です。

阿里山青心烏龍茶(25g)2,160円[各日販売予定数30]〈阪神梅田本店限定〉
春之茶凍頂烏龍茶(100g)3,600円
銀針茉莉花茶(40g)2,852円

兵庫・神戸「幸茶-YukiCha」
“紅茶の芸術品”をお見逃しなく

中国の国家資格“茶藝師”“評茶師”を有する店主が、現地の茶農家から直接仕入れた質の良い茶葉と、丁寧に選び抜いた器を取り揃え。今回のイチオシは、奇跡の紅茶と言われる“金駿眉”。一年のうち数週間だけ採れる新芽のみを手摘みし、わずか数百グラムしか作ることができない贅沢なひと品です。大切な方への贈り物や自分へのご褒美にいかが。

正岩茶各種 1,296円から
桐木関野生金駿眉(10g)2,160円
白桃烏龍茶(40g)1,620円

香り高い台湾産フレーバー烏龍茶に、果肉を合わせたジューシーなドリンク。パッションフルーツと白桃、それぞれの甘酸っぱさと爽やかさが質の良い台湾烏龍茶と重なり合い、すっきりとした味わいに。本場・台湾の素材にこだわった果実感あふれる贅沢な一杯です。

パッションフルーツ烏龍茶(果肉入り、1杯)648円
白桃烏龍茶(果肉入り、1杯)648円

オンラインショップ「松茶商店」
歴史ある“食べるお茶”

中国南部に住む客家(はっか)民族に伝わってきた“客家擂茶”は、豆や穀物、茶葉をすりつぶして丸ごと食べるお茶。香ばしいきな粉のような風味で、豆乳や牛乳で割って飲むのもおすすめです。そのほか、杏仁とオートミール、様ざまな穀物を合わせた“杏仁燕麦”、お買物やちょっとしたお出かけにも便利な、新発売のオリジナルティーバッグと客家擂茶のお得なセットもお楽しみに。

客家擂茶(600g)2,862円
杏仁燕麦(300g)2,160円
オリジナルティーバッグ(1個)3,001円

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お茶とおやつで
ほっとひと息

10月6日(月)は中秋の名月。今年はちょっと趣向を凝らして、中国のおやつを片手にお月見をしたり、お月様に想いを馳せてみたりしませんか。定番の月餅から進化系月餅、中国茶を使ったジェラートや点心など、中国茶と一緒に秋の夜長を楽しんで。

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神奈川・横浜
「Pâtissières JOGENRO」
洋菓子と中華のマリアージュ

横浜中華街で1955年創業の上海料理店「状元樓」が、“洋菓子×中華エッセンス”をコンセプトに2025年に立ち上げたスイーツブランド。チーズケーキ月餅は、レアチーズに自家製餡子をレイヤー状に挟み、月餅をイメージしたクッキーでサンドした看板商品。小豆・黒胡麻・ピスタチオの3種詰合せは、手みやげにもぴったり!杏仁やプーアール茶のフィナンシェや、ジャスミン茶や五香粉のクッキーなどもご用意します。

チーズケーキ月餅(3種、3個入り)1,998円
フィナンシェアソート(4種、8個入り)1,814円
クッキーアソート(4種、16個入り)1,643円

神奈川・横浜
「上海料理 状元樓」
五感で楽しめる自家製点心

1955年の創業以来、女系三代で継承してきた上海料理専門店。味はもちろん華やかな見た目など、五感でも堪能できる多彩な自家製点心が人気です。こだわりの国産ハーブ豚や国産ブランド豚“北島豚”を使用した各種焼売、食感も良く多彩な食べ方で楽しめるツルっとモチモチの上海ワンタン、店舗で愛され続ける上海伝統の黒醤油チャーハンや上海焼きそばなど、上海グルメをこの機会にどうぞ。

肉焼売(6個入り)897円
上海ワンタン(12個入り)1,080円
上海焼きそば(1人前)951円
※いずれも冷凍での販売となります。

京都・河原町
「7T+(セブンティープラス)」
ジャスミン香るティージェラート

お茶の色がひとつではないように、茶種・産地・品種にかかわらずお茶の多様性を大切にする「7T+」。まろやかで香り高い台湾ジャスミン茶を、低温でゆっくり煮出してジェラートに。優雅なジャスミンがふんわり香り、あと味スッキリ爽やかなおいしさです。

台湾ジャスミン茶ジェラート(1個)660円

2003年に中国・貴州省で生まれた、新世代の中国緑茶“緑宝石”。この緑宝石は、貴州省遵義市鳳岡県蜂岩鎮産。丁寧に手摘みした茶葉を用い、EU基準の厳しい品質管理のもとで作られます。上品でまろやかな味わいと、長く楽しめる余韻が魅力。たっぷり詰まった透明感と、繊細な美しさを体感してください。

緑宝石〈貴州・遵義〉福鼎小葉種
(10g)851円

滋賀・草津
「光ル茶崙(ヒカルサロン)」
必食の自家製点心&ドリンク

調味料からこだわった自家製点心や、中国茶・台湾茶と一緒に楽しめるランチが人気の小さなお店から。香り高い中国紅茶とかぼちゃを練り込んだふわふわの皮に、滋賀県産の豚肉やかぼちゃなど、野菜たっぷりの餡を包んだ肉まん。丁寧に炊いた自家製あんこを包んで蒸し上げ、愛らしい猫を描いた“にゃんまん”。表情の違う3種類のうち、どの子がやってくるかはお楽しみ♪おかずに、おやつに、食べ比べを楽しんで。

①中国紅茶とかぼちゃの肉まん(1個)451円
②にゃんまん〈あんまん〉(1個)401円

まるで黒糖のような自然な甘みのある羅漢果茶に、爽やかな金木犀のお茶・桂花茶をミックスさせたミルクティー。ほんのり甘い味わいが、季節の変わり目の身体にやさしく沁みわたります。

羅漢果と金木犀のミルクティー(HOT/ICE、1杯)771円

福岡・博多
「甜甜印象 ten-ten-insho」
あれこれ食べたい、幸せ届ける月餅

中国に在住し多くの飲食店を運営していた店主が、中華圏を代表する焼き菓子・月餅を日本人の好みに合わせてご提供。月を模した月餅は“大切な方に幸せを届ける”という意味を持ち、お月見のおともにもぴったり。中秋の名月には、ぜひ願いを込めながらお召し上がりください。

月餅(1個)391円から
月餅よりどり3個 1,141円/よりどり6個 2,251円
※一部、よりどり対象外の商品もございます。

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美しく、実用的
揃えたくなる茶器

京都・鴨川五条に店舗を構える「茶室/茶藝室 池半」・「池半分室」の亭主 小嶋万太郎さんがセレクトした、今注目の作家と茶器をご紹介。今展では、小嶋さんが中国・台湾を巡り収集した古物もお目見え。美しさと実用性を兼ね備えた茶器の中から、あなたのお茶時間をもっと特別にするお気に入りに出会ってください。
※写真はすべてイメージです。
※なくなり次第終了となりますので、あらかじめご了承ください。
※状況によっては購入個数制限をさせていただく場合がございます。

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小俣冠丞

1998年 台湾台中市生まれ、2009年 東京都へ移住。2023年 東京農業大学地域創成科学科卒業。同年「とこなめ陶の森陶芸研究所」へ入所。2024年 水野陽景氏に急須を習い、以降常滑にて茶器を中心に制作活動を行う。急須について“多様な曲線で構成され、古典からモダンまで表現できる彫刻的な存在”と語り、中国・日本・台湾の曲線を観察し、文化融合を意識した造形を目指す。

「北白川糕糰店」きたしらかわこうだんてん

中国・江南地方の江陰出身で、近世東アジアにおけるお茶の歴史的交流を研究し、日本で学士・修士号を取得した店主が営むお店。お茶とそれにまつわる器、お菓子の由緒と本質に触れる場所でありたいという想いのもと、豊かな伝統に着実に根差して、時代の波に磨かれても色褪せない器選びを心がけている。

小林千恵

1974年 神奈川県生まれ。1996年に武蔵野美術大学短期大学部専攻科を卒業後、2016年から中国茶器の制作を開始。東京・京都・台湾・上海・北京・ニューヨークで個展を開催し、茶道や中国茶を学びながら茶道具を制作。32年間、磁土の白さに魅せられ、自然の造形からインスピレーションを得て、お茶がおいしく淹れられ使いやすく佇まいのある作品づくりにこだわっている。

小林裕之・小林希

1999年に東京ガラス工芸研究所を卒業後、2001年に京都伏見に吹きガラスを主としたアトリエを設立。以来、個展やグループ展などで作品を発表し続けている。どこか懐かしい雰囲気の作品を制作中。

「佐久間美術」
(佐久間重光)

「佐久間美術」という屋号にて、中国茶にまつわる道具を制作。2018年に中国茶と出逢い、小曼老師に師事。2021年より、お茶好きが高じて茶道具の制作を開始。住まいやインテリアにまつわる仕事を生業にしながら、手すさびで茶道具の制作をしている。

「手々」

高校時代より日本画を学ぶ。建築内装を通して、和紙を媒体とした茶道具の制作を始める。2021年 「茶室/茶藝室 池半」にて初個展、現在京都を拠点に活動中。“今回、池半の世界観に合わせながら和紙を染めたりと制作する中で、初心に戻れたような気がした。自分と向き合う茶の刻、野点のために始めた茶道具作り。自然の中で感じた風や緑の香りを思いながら、心地良く美しいものを作りたい”と語る。

豊増一雄

1990年 京都陶工訓練校卒業。8世髙橋道八氏に師事する。1994年 「陶房708」を開窯。2010年 単室登窯を築炉、以降薪窯で専焼する。自身も毎日欠かすことなくお茶を淹れ、一杯のお茶をおいしく淹れられる茶器を制作している。

中村力也

1992年 カナダ生まれ、2013年 就職を機に日本へ移住。約10年間企業に勤めた後に、陶芸家へ転身。2024年 京都府立陶工高等技術専門校卒業後は、京都で作陶をしている。約1,000年前の“宋の時代”の中国古陶瓷に魅了され、当時の繊細でありつつ壮大な感性が現代にも伝わるように願い制作をしている。

三上嘉啓

京都を拠点とし、プロダクトデザインを軸に領域を横断した活動を行う。多分野のクリエーターと共創し、自然・人・社会の関係性を主題とした表現をしている。茶席で薬缶の湯を保温するための琺瑯(ほうろう)製の組立式炉は、溶接やヒンジなどの製造工程を加えず安定した立体構造。未使用時はコンパクトに分解し収納でき、持ち運びもしやすく、野点にも適している。

村上雄一

1982年 東京都生まれ。2001年から5年間、沖縄県読谷村「山田真萬工房」に勤務。2009年 多治見市陶磁器意匠研究所修了。2009年から4年間、岐阜県土岐市「カネコ小兵製陶所」に勤務。2011年 岐阜県土岐市に工房を構える。深い余韻をもつ生プーアルから気軽に飲めるお茶まで、多種多様なお茶にとことん寄り添う茶器づくりが魅力。

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出会う・知る・味わう
中国茶ワークショップ

中国茶のおいしさに魅力を感じたなら、小さなカップや小ぶりな急須など美しい茶器で嗜む“茶藝”と言われる独自の文化も学んでみませんか。知ればもっと、中国茶が好きになること間違いなし!また、中国茶アナリスト・あるきちさんの講座もお見逃しなく。気軽に、楽しく、中国茶の世界を体験してみて。

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「YouCha」
テイスティング感覚で楽しむ中国茶
白茶をおいしく淹れこなす

◎10月1日(水)午後1時~、6時~(約50分)
◎講師:「YouCha」企画・バイヤー 嶌真弥さん
◎参加費:3,500円
◎定員:各回5名さま(要予約)

お茶を見てお茶を淹れるという“看茶泡茶”を大切に、日常の中で中国茶を楽しむ、自由にそれぞれのスタイルに合わせておいしく淹れる方法を考えるワークショップです。今回は、人気が続く“白茶”数種類をピックアップ。白牡丹や白毫銀針など、茶葉ごとの特徴を知って、魅力や味わいを最大限に楽しむ方法で淹れて飲む体験を。ご自宅でも再現しやすい方法もお伝えいたします。

ご予約開始は9月17日(水)午前10時から ご予約はこちら

「茶樓雨香」
2025年の武夷岩茶の傾向

◎10月2日(木)午後1時~、6時~/3日(金)午後6時~(約90分)
◎講師:「茶樓雨香」初代店主 山内真さん
◎参加費:5,000円
◎定員:各日各回8名さま(要予約)

一年の半分を茶産地で過ごす、生粋の中国茶LOVERである店主によるワークショップを開催。今年の武夷岩茶の傾向について、試飲を兼ねたセミナー形式でお届けします。2025年の茶摘みのシーズンに現地入りし、生茶の仕入れから荒茶の仕上がりを見極めてきた店主。ちょうど焙煎が落ち着いてきた頃合いを見計らい選んできた、軽焙煎の華やかな武夷岩茶を、異なる山場・異なる品種ごとにご紹介いたします。

ご予約開始は9月17日(水)午前10時から ご予約はこちら

「茶室/茶藝室 池半」・「池半分室」
六堡茶入門

◎10月3日(金)午前11時~(約90分)
◎講師:「池半」亭主・六代半七 小嶋万太郎さん
◎参加費:7,000円
◎定員:8名さま(要予約)

独特の味わいと製茶方法で知られる、広西の黒茶“六堡茶”。この夏、広西チワン族自治区の六堡鎮、そして悟州を旅した小嶋さんが、実際に各種六堡茶のテイスティングをしながら、その類型と類型ごとの製法をご紹介します。現在も発展的進化を遂げる最先端の六堡茶を体感しながら、公にはすることのできない秘話など貴重な話もお楽しみください。

ご予約開始は9月17日(水)午前10時から ご予約はこちら

中国茶アナリスト あるきちさん
中国紅茶の名門
「正山堂」の紅茶を味わう

◎10月4日(土)午前11時~午後0時30分、2時30分~4時、5時30分~7時(約90分)
◎講師:中国茶アナリスト あるきちさん
◎参加費:5,000円
◎定員:各回8名さま(要予約)

紅茶の祖とされる正山小種を、約400年前から製造している江家。その一族が経営する「正山堂」は、近年の中国紅茶を一変させた高級紅茶・金駿眉を2005年に開発しました。このお茶を含む同社の代表的な銘柄を3種類、中国から来日したスタッフがお淹れします。普段の紅茶とは異なる優しい甘みのある香りと味わいを解説と共にお楽しみください。

中国茶アナリスト あるきちさん
PROFILE

YouTube・ブログ・Webサイト・SNSなどを通じて、身近に中国茶を楽しむための方法を発信中。全国で中国茶に関するセミナーやワークショップも開催。「合同会社ティーメディアコーポレーション」代表。2025年から「正山堂」の日本総代理を務める。

ご予約開始は9月17日(水)午前10時から ご予約はこちら

「茶室/茶藝室 池半」・「池半分室」
蜜香を愉しむ

◎10月5日(日)午前11時~(約90分)
◎講師:「池半」亭主・六代半七 小嶋万太郎さん
◎参加費:7,000円
◎定員:8名さま(要予約)

東方美人茶や蜜香紅茶は、蜜のような甘い香りや熟した果実の香り、いわゆる“蜜香、果香”を発することで知られています。この香りをもたらす小さな虫・ウンカの働きをご紹介するとともに、この働きを応用してつくられたお茶を楽しんでいただきます。ウンカは日本でも発生する虫です。当日は台湾の東方美人茶はもちろん、日本の蜜香の茶もご紹介します。

ご予約開始は9月17日(水)午前10時から ご予約はこちら

「YouCha」
今日から使える中国茶の基本知識

◎10月6日(月)午後1時~(約90分)
◎講師:「YouCha」代表 藤井真紀子さん
◎参加費:5,000円
◎定員:8名さま(要予約)

近年、街中でもインターネットでも、中国茶を目にする機会が増えていませんか?とても奥深くて面白そう。ところが、いざ中国茶を始めてみようと思ったものの、何から手を付けていいのやら…と戸惑うみなさまに、試飲を交えながら中国茶にまつわるお悩み解決の糸口をご提供します。専門店で買いたいお茶を買って、お家でおいしく淹れるための第一歩としてご活用ください。
※本セミナーでは、ご参加のみなさまに作業を行っていただく場面はございません。講師が淹れたお茶をご試飲いただくセミナー形式です。

ご予約開始は9月17日(水)午前10時から ご予約はこちら

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※一部、中国以外の国(地域)で生産または原材料を
使用した商品がございます。