
『木桶職人復活プロジェクト』がスタートして14年。この取り組みをきっかけに木桶にスポットが当たり、職人育成や木桶仕込みの魅力が再認識されるようになりました。ここではこのムーブメントの現在をリポート。また木桶職人や蔵人と触れあえるワークショップも開催!
木桶職人復活プロジェクトに
ついて

木桶造りの調味料
江戸時代、和食のベースとなる醤油や味噌、酢、味醂(みりん)、酒などの基礎調味料は“木桶”を用いて造られていました。ところが費用対効果が合わないなどの理由で、その製法は減少の一途を辿ることに。そして2010年頃には桶を製造する桶屋も全国でたった1社のみとなってしまいました。

復活を目指したプロジェクト
木桶仕込み醤油を子や孫の世代に伝えるため小豆島の「ヤマロク醤油」自らが立上り、『木桶職人復活プロジェクト』を発足。木桶を使う生産者や流通、小売、飲食など業界の枠を超えて集まり、毎年1月に小豆島で新桶作りを開始。技術の共有と担い手の育成を念頭に取り組んでいます。またその味に魅了された若手醸造家からも注目を集めるようになり、各地で新しい桶が作られ、木桶仕込みの製法を再開する蔵元も少しずつ増加しています。

おいしさを伝え、未来を描く
このプロジェクトは、小さな市場を奪い合うのではなく、同じ志の醤油蔵や酒蔵、味噌蔵、また流通・飲食関係者が横に連携し、力を合わせて市場を大きくすることを考えています。そして、“木桶仕込みはおいしい”ということが広まり、木桶に関する商品が増え、結果として木桶の需要が高まり、日本各地に桶職人が増えていくという循環を実現することが目標です。

木桶は、やっぱりおいしい!
“和食”がユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。味わいの土台となる醤油や味噌など基礎調味料も注目をされることはうれしいことです。しかし過去からの遺産ではなく、現在進行形で未来に向けた生きた存在としての木桶文化を仲間とともに作りたいと考えています。木桶で仕込むと“やっぱりおいしい!”のですから。
木桶職人ブースには、
珍しいものがいっぱい!

木桶職人たちの本業は、大工や建具屋、日本酒やウイスキーの樽職人など、多彩な顔を持っています。会場には、本業の技術や材料を生かした魅力的なアイテムも、職人たちと一緒にやってきます。木桶の端材を使った名刺入れや、昨年も人気を集めた家庭用サイズの木桶など、この機会にぜひご覧ください。
[商品の一例]
「木桶のめぐみ」木桶の材から生まれた名刺入れ、アクセサリーなど
「U-flat工房」木桶、ぐい呑みなど
「Designer's Cooper」ウイスキーの樽材から生まれたミニ樽・時計など
吉野の山が生んだ、
暮らしを彩る道具たち。

500年の歴史を誇る吉野林業。木桶や建築を支えてきた吉野杉や檜を、職人の洗練された手仕事によって、箸やまな板、三宝づくりに由来する曲げの技術が光るTONGIなどの道具へと仕立てました。100年の時を刻んだ美しい木肌と山の知恵を、日々の食卓でお楽しみください。
[商品の一例]
「廣箸」吉野杉の特性を生かした繊細な形で美しく、やさしい手触りの箸など
「辻木材商店」日々の台所に寄り添う吉野檜のまな板など
「吉野中央木材」杉の持つぬくもりが感じられる風呂
椅子、コースター
「吉谷木工所」曲げの技術を駆使したTONGIや小物入れなど











































