
江戸時代、伊勢は『一生に一度はお参りしたい』と全国の人々が憧れる特別な地でした。お伊勢参りが盛んになると、遠く東北や九州からも多くの人々が訪れ、参宮道は旅人で賑わいました。また、“おかげ犬”の物語に象徴されるように、旅人同士が支え合う“おかげさま”の心も、この地に深く根付いていました。
しかし、時代とともに伊勢界隈の町は、戦後の交通の発達や観光スタイルの変化により、参宮の町としての賑わいは失われていきます。そこで、かつての伊勢参りの活気や伊勢らしい町並みを甦らせたいという想いから、平成5年に「おかげ横丁」が誕生しました。伊勢の食や文化、祭り、人情に触れながら、往時の参宮の雰囲気を楽しめる町として、いまも多くの人々に親しまれています。
「おかげ横丁」はこんなところ

「おかげ横丁」では、食事やお買物を楽しむだけでなく、その場所ならではの景色や音、空気に包まれながら過ごす時間も大きな魅力です。
川のせせらぎや季節の風、どこか懐かしい町並みや賑わいに身をゆだねれば、何気ないひとときも心に残る思い出となります。伊勢ならではの穏やかな時間の流れを感じながら、ゆっくりとお過ごしいただけます。

「伊勢内宮前 おかげ横丁」
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式年遷宮について

20年に一度行われる式年遷宮は、社殿や御装束・神宝を新しくして、大御神に新宮へお遷りいただく神宮最大の祭りです。1300年にわたり受け継がれ、『常に新しく、永遠に変わらない祈り』を未来へ伝えてきました。
第63回式年遷宮は令和15年の遷御に向けて進められており、御神木のお祭りや社殿建築のお祭り、神遷しのお祭りをはじめ、御木曳行事など、町を挙げて祝祭ムードに包まれます。悠久の伝統と人々の祈りに触れられる、伊勢ならではの特別な行事です。

お木曳行事は式年遷宮の御用材を人々の手で神域へ曳き入れる伝統行事で、市民が参加できる貴重な祭りです。20年ごとに2年にわたり行われ、奉曳車や木遣りの響きとともに、伊勢の町は大きな賑わいに包まれます。奉曳ごとに法被や掛け声、曳き方などに個性があり、それぞれの伝統や気風が受け継がれていることも魅力です。式年遷宮に込められた祈りや誇り、“おかげさま”の心を次世代へつなぐ、伊勢を代表する行事のひとつです。
「おかげ横丁」に響く神恩太鼓

「おかげ横丁」の開業とともに誕生した和太鼓集団です。神様の恵みへの感謝と、お伊勢参りの方々への歓迎の想いを太鼓の響きに込めて演奏を続けています。力強く心に響く音色は、「おかげ横丁」を象徴する風景のひとつです。また、「神恩感謝日本太鼓祭」の開催やこどもたちへの太鼓指導を通じて、地域文化と感謝の心を次世代へ伝えています。
和太鼓演奏
◎7月15日(水)午前10時~、正午~、午後4時~
力強い演奏と和太鼓集団の熱い思いをお届けします!
神恩感謝 灯りのまつり

「おかげ横丁」には、季節ごとに移り変わる町の表情と、その時期ならではの催しがあります。春夏秋冬、それぞれの風情の中で、祭りや市、伝統芸能、旬の味覚を楽しむことができ、訪れるたびに新しい発見があります。町全体が舞台となり、景色や音、香り、人とのふれあいを通して季節を体感できるのも魅力です。根底には、神宮への感謝と“おかげさま”の心が息づいており、人や自然の恵みへの感謝を分かち合う場となっています。
「神恩感謝 灯りのまつり」は、神宮で行われる神嘗祭・新嘗祭を奉祝し、五穀豊穣や1年の実りへの感謝を捧げる、秋の祭りです。夕暮れになると、町並みや五十鈴川河畔には無数の提灯が灯り、やわらかな光が伊勢の秋を包み込みます。太鼓の響き、音楽の調べ、新酒の豊潤な香り、秋の爽やかな空気など、訪れる人々も町の人々も、ともに実りへの感謝と“おかげさま”の心を分かち合います。
提灯絵付け体験

昨年秋から開催されている「灯りのまつり」では、約1,500個の提灯が秋の伊勢の夜をやさしく照らします。地域のこどもたちの手作り提灯など、地域と来訪者がともに灯す特別なひとときです。
奉祝提灯(ほうしゅくちょうちん)絵付け、
名入れ体験
◎7月15日(水)・18日(土)・19日(日)
各日午前11時~、午後0時30分~、1時15分~、2時~、3時~
- 7月15日(水):
- 午後4時30分以降はご自由にご参加いただけます。
- 7月18日(土)・19日(日):
- 上記予約枠以外は、ご自由にご参加いただけます。
※なくなり次第終了。
◎所要時間:約30分
◎参加費:2,200円
◎定員:各回6名さま
※作った提灯はお持ち帰りいただけません。
提灯の絵付けと、短冊にお好きな文字を記入していただきます。
作った提灯は、10月10日(土)~11月23日(月・祝)に開催される「灯りのまつり(おかげ横丁)」で飾られます。






































