日本にはそれぞれの地域で愛され続けている和菓子があります。その一方で後継者不足や、新型コロナや社会情勢の変化の影響などで、やむなく失われてしまう伝統の味があることも事実です。『ツリーテラス』では2026年4月1日(水)~7日(火)の1週間、「受け継がれる、おいしい記憶。~復活を遂げた和菓子の物語~」と題して、 地域で愛され、一度は途絶えかけた伝統の味。復活に向けて歩み出した人々の想いが紡ぐ、三つの和菓子物語をお届けします。


京都市東山区「するがや祇園下里」
200年の灯を消さない。祇園に愛された「するがや」の再生。~

1818年の創業以来、京都祇園の芸舞妓さんに愛されてきた名門。2021年に一度は閉業したものの「この歴史を絶やしてはならない」と、5代目の孫・井上真由美さんが7代目として立ち上がりました。薪窯でじっくり煉り上げる駿河屋伝統の「煉羊羹」を復活。さらに、看板商品の「祇園豆平糖」「大つゝ」や「ひやしあめ」など、受け継がれるべき味を今に繋いでいます。店名に冠した「するがや」の文字には、先祖代々受け継いできた駿河屋一門への深い敬意と、誇りが込められています。

祇園豆平糖

(袋入100g)1,188円(箱入120g)1,620円
※画像は箱入

八坂神社境内で売られていた、「かんかん飴」からヒントを得て3代目が考案した看板商品。焙烙で炒った香ばしい大豆を、備長炭炭火で炊いた蜜と合わせ棒状にした飴菓子です。机の角などでコンコンと割ってどうぞ。

ひやしあめドリンク

左から)ひやしあめのおうす(1杯)880円、赤紫蘇ひやしあめ(1杯)715円、桜ひやしあめソーダ(1杯)715円

先代たちが祇園祭や地蔵盆で地域の人々に振舞っていた素朴で懐かしい味を再現し、現代風にアレンジ。抹茶を使用した2層が美しいひやしあめのおうすや、こちらも2層が美しい赤紫蘇を使用した爽やかなひやしあめ、春限定の桜の塩漬けを浮かべた桜ひやしあめソーダなど7種類のドリンクを販売予定です。


京都・長岡京市「辻山久養堂」
〜地域で愛された源氏巻を約20年ぶりに復活。当時の想いを現代風に包みました。~

京都・向日神社の参道で100年以上親しまれた老舗。約20年前に一度は歴史が途絶えましたが、辻山由紀子さんの手によって再び歴史を歩み出しました。かつて大晦日の夜、初詣客がこぞって買い求め、おせち料理と共に家族で囲んだ地域の銘菓「源氏巻」。そんな「おいしい記憶」を呼び起こす和菓子を、当時の想いはそのままに、現代の感性で愛らしく復活させました。地域住民や参拝客に長く愛されたおめでたい味が、いま再び、あなたの日常に幸せを運びます。

源氏巻

(左上)源氏カット(右上)かぐやカット
(左下)ほうじカット(右下)柚仔カット
各1個 378円

色鮮やかな羊羹で白餡を巻き上げた和生菓子。創業時からの赤い『源氏』はビーツ、復活時に登場した『かぐや』は抹茶、『ほうじ』は宇治ほうじ茶を使用しています。『柚仔』は自家製柚子ジャムの爽やかな香りと酸味が特徴。

(左から)いちびこカット、キャラメルバターカット 各1個432円

地元で収穫された新鮮ないちごを羊羹で巻いた源氏巻や、キャラメルの香りと白あんバターがマッチする洋菓子のような源氏巻も販売予定です。
いずれの源氏巻も数に限りがございますので、完売の際は悪しからずご了承ください。


愛知・名古屋市「元祖鯱もなか本店」
名古屋のシンボルを未来へ。SNSで繋がった「鯱もなか」の歴史。~

名古屋城の「金のしゃちほこ」を模した姿で100年以上愛されてきた銘菓。しかし、コロナ禍の影響で売上が激減し、一時は廃業の危機に直面しました 。その窮地を救ったのは、「この味を失いたくない」と立ち上がった古田花恵さんと憲司さん夫婦でした。SNSを通じてありのままの想いを発信し、お客様との絆を深めた結果、売上はピーク時をしのぐほどに。香ばしい皮と独自のつぶあんが織りなす伝統の味は、多くの人々の想いを受けて、今ふたたび名古屋の誇りとして輝きを放っています。

元祖 鯱もなか

(2個入)501円(6個入)1,080円(9個入)1,481円
※画像は9個入

純粋な糯米だけで焼き上げた香ばしいもなかの皮に、独自の製法でじっくりと炊きあげたつぶ餡をはさんだ名古屋銘菓。素朴な菓子であるだけに、その味と製法・素材にはこだわりを持ち、特につぶ餡は餡子が苦手な方でも食べられるという声もいただいています。

鯱も、一息。

(6個入)1,681円

繊細な鯱型の"もなか皮"にフィナンシェを詰めた新食感スイーツ。対になっている鯱のように、プレーンとチョコの2種をセットにしました。プレーンはフランボワーズがアクセント。チョコは甘すぎないビターチョコを使用し、コーヒーや紅茶によく合う味わいになっています。


イベント情報

期間:2026年4月1日(水)~2026年4月7日(火)
場所:阪急うめだ本店 地下1階『ツリーテラス』


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