ニュース&イベント2025/7/1 更新

【イベント】素材のストーリーを味わうお菓子。徳島発のスイーツブランド『PRISM LAB』がやってくる!

徳島市・万代中央ふ頭に拠点を構える『PRISM LAB』。東京から徳島へ移住した柴田シェフが手掛ける徳島の素材を使ったスイーツが、いま、注目を集めています。

そんな『PRISM LAB』が2025年7月9日(水)〜12日(土)まで、阪急うめだ本店、地下1階で期間限定の販売イベントを開催。『PRISM LAB』の代表作ともいえる、「木頭ゆずピールショコラ」をはじめ、注目の商品がラインナップされます。

この機会に『PRISM LAB』のスイーツを手に取り、素材が持つストーリーを引き出したシンプルなおいしさを体感してみませんか?

『PRISM LAB』について 教えてくれる人

国内外の数々のスイーツコンテストでの受賞歴を持つ柴田シェフ

『PRISM LAB』シェフパティシエ/柴田勇作

「クリオロ」「ザ・ペニンシュラ東京」などの名店で研鑽を積み、ソウル開催の「トップ・オブ・パティシエ・イン・アジア2019」では、木頭ゆずのボンボンショコラで部門最優秀賞を受賞。徳島の素材に魅了され、2022年に移住。パティシエのワールドカップ「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2023」では日本代表として出場し、16年ぶりの総合優勝に貢献。2024年、自身の研究・創作・発表を行うためのオープンキッチンを備えた『PRISM LAB』を徳島市・万代中央ふ頭に構える。

築50年以上の歴史ある倉庫をリノベーションした『PRISM LAB』の外観

『PRISM』の名前の由来

柴田シェフ:PRISMとは、ガラスやクリスタルを通った光が色や形を変える現象です。
私たち『PRISM』は、チームを通して人との繋がりやその土地の素材と向き合い、PRISMらしい表現をしたい...。『PRISM』というブランド名には、そんな願いが込められています。

LABでは、世界大会と同じ寸法で設計されたオープンキッチンが広がる

『PRISM』の5つの哲学

柴田シェフ:食材の背景にあるその土地の生産者や風土、歴史に触れ、PRISMの創作を通して想いを感じられる菓子を作りたい。『PRISM』にはそれぞれの5文字に創作理念でもある「Pioneering(開拓)」「Revitalize(地域活性)」「Inspire(刺激を与える創造)」「think Simple(シンプルである)」「Meaningful(意味のある創造)」という意味が込められています。

試行錯誤しながら新たな創作を生み出していく研究所をイメージしてLABと名づけた

イベントで注目の商品をご紹介

今回のイベントでは、人気の『木頭ゆずピールショコラ』をはじめ、『PRISM LAB』の代表的なスイーツが多数ラインナップされます。中でも、注目の3品を柴田シェフに紹介していただきました。

木頭ゆずピールショコラ  ¥2,880

『PRISM LAB』を代表する人気商品

柴田シェフ:木頭ゆずを二次加工する際の、「搾汁後の果皮」を菓子にできないかと考え、生まれたのが「木頭ゆずピールショコラ」です。「搾汁後の果皮」をそのまま使用しているため見た目は不ぞろいですが、肉厚でフレッシュな姿こそサステナブルな背景が感じられ、私たち『PRISM』の菓子づくりの創作を表現しています。

1か月間をかけてじっくり炊き上げた木頭ゆずの果皮を、手作業で乾燥させ独自の食感に仕上げる

木頭ゆずの果皮をコンフィにする際、ゆっくりと時間をかけて炊き、乾燥させることで、よりフレッシュ感の強いセミドライに仕上げます。初めは新鮮な食感を楽しみつつ、次第にゆずピールがまとった糖分が結晶化し、時間の経過とともにしゃりしゃりとした食感がプラスされます。
食べるタイミングによって、自分好みのゆずピールの食感を探してみるのもおすすめです。

徳島のお店では、月に1度限定販売をしています。オンラインショップにおいては既に数量に達し完売となっておりますが、今回は阪急百貨店のお客様にぜひお召し上がりいただきたく、数に限りはございますがご用意しております。

※ご購入は、お一人様2点までとさせていただきます。
※毎日数量限定で販売を予定しております。
※売り切れの際は、ご容赦ください。

ショコラセレクション8  ¥3,500

ギフトにもぴったりなボックス入りのショコラ

柴田シェフ:ヘーゼルナッツやアーモンド、コーヒー、アールグレイなどの素材を使った王道のショコラに加え、2019年にパティシエの国際大会「トップ・オブ・パティシエ・イン・アジア2019」で部門最優秀賞を受賞した「木頭ゆず」と「フランボワーズ」のボンボンショコラが入ったショコラボックスです。

それぞれに異なる8つのフレーバーが味わえる特別なひと粒

素材のフレーバーをまっすぐに引き出すため、一粒一粒カカオとの相性やバランスを見極め、口にした瞬間の口溶けや食感にもこだわりました。一粒口にするたびに変化する景色を、旅するように味わってみてください。

木頭ゆずのショコラは、私が「木頭ゆず」に出会った思い出深いスイーツであり、「木頭ゆず」を通して生産者や徳島の風土に触れたことが、現在の『PRISM LAB』につながっています。

シトラスケイク  ¥400

お菓子に使うのが難しいとされているすだちを使ったことも、挑戦のひとつだったのだそう。

柴田シェフ:「ゆず」と「だいだい」の自然交配種である「ゆこう」と徳島名産の「すだち」を使ったこれまでにない柑橘のケーキは、本邦初公開となる新作です。国内での栽培の9割以上を占める果実「ゆこう(柚香)」。そんな知られざる特産品を使用した夏らしいPRISMの新作ケイクを、本イベントで初お披露目いたします。

生地にしっかりとゆこう果汁を含ませることでジュワッとしたフレッシュさを引き出し、表面にもゆこうを使用したグラスアローを纏わせた、ゆこうの魅力を堪能できる一品。また、農家さんで搾汁後に出るすだちの果皮を活用したすだちのコンフィが、夏らしい緑の彩りと酸味・食感を演出しています。
PRISMの理念にもある、"開拓性"や"意味のある創造"を体現した新しいお菓子にぜひご期待ください。

*本商品は意図して果汁をしっかりと含ませ、大変しっとりとしているためグラスアローが溶けやすく、出来るだけ当日中にお召し上がりくださいませ。

『PRISM LAB』の拠点がある万代中央ふ頭とは?

近年、新たなにぎわいが生まれる徳島市の万代中央ふ頭

『PRISM LAB』がある、徳島市の万代中央ふ頭は、新町川沿いにある倉庫街です。
『PRISM LAB』との出会いをきっかけに、歴史と革新が交差する万代中央ふ頭を訪れ、その魅力を体感してみませんか?

万代中央ふ頭にて新しい街づくりを手がけるNPO法人アクア・チッタの岡部斗夢(おかべ とむ)さんにお話を伺いました。

万代中央ふ頭の魅力

物流の拠点としてにぎわっていたかつての万代中央ふ頭

岡部さん:1960年代、徳島市内の中心地であり、新町川の水辺に広がる万代中央ふ頭は、流通の拠点としてにぎわい、高度成長期を支えていました。しかし1993年ごろに港が別の街に移行すると、たちまち街は空っぽに。

そこで近年、残されたノスタルジックな倉庫街や、都市と自然、歴史と革新が調和するユニークな景観、水辺の街という魅力的なロケーションを生かした新しい街づくりをスタートしました。

現在の万代ふ頭、倉庫をリノベーションしたおしゃれな施設が並ぶ

築50年を超える古い倉庫の外観を生かし、リノベーションした建物も見所のひとつ。カフェや古着屋、子ども食堂など、33の事業者が万代中央ふ頭の倉庫を拠点に事業を展開し、街は新たなにぎわいを見せています。

倉庫の内装を残した施設はさまざまなイベントが開催される

生まれ変わった魅力あふれる水辺の街、万代中央ふ頭に、ぜひ遊びに来てください。

万代中央ふ頭
〒770-0941 徳島県徳島市万代町5丁目71−4

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大阪から徳島県までのアクセス
車の場合:大阪市から神戸淡路鳴門自動車道経由でおよそ2時間
高速バスなど公共交通機関でのアクセスも可能です。

皆様との出会いに『PRISM』を。

柴田シェフ:『PRISM LAB』には、大阪からのお客様もたくさんお越しになります。今回は、私たちが皆様にお会いできる初めての機会です。皆様のご来店をお待ちしております。

イベント概要「プリズムラボ ~徳島からの贈りもの~」

イベント期間:2025年7月9日(水)~12(土)
場所:阪急うめだ本店 地下1階「ツリーテラス」

※7月11日(金)、7月12日(土)は柴田シェフが店頭対応予定です。
※時間帯によっては不在の場合がございます。あしからずご了承くださいませ。

※誠に勝手ながら、期間限定イベントのため、下記につきましてはご容赦いただければと存じます。
・商品ご配送
・お取り置き
・ギフト包装の対応

※数に限りがございます。売り切れの際は、ご容赦ください。


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※商品情報や販売状況は2025年07月01日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。

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