2023年ボージョレ・ヌーボー解禁の日が近づいています。今年は1116()に発売予定です。この記事では、解禁日が設定されている理由や今年の特徴についてご紹介します。

ボージョレで作られた新酒

ボージョレ・ヌーボーが11月に市場に出るようになったのは、1951年のこと。それまでフランスのすべてのワインは、その年の1215日より前の販売を禁じられていました。しかし「ボージョレで作られた新酒」という意味をもつボージョレ・ヌーボーは、フレッシュさがウリです。そのため生産者たちは、早く流通させたいとフランス政府にかけあい、早出しすることが認められるようになったという経緯があります。

販売競争が激化!

早出しを認められたボージョレ・ヌーボーの生産者たちは大喜び!どこよりも早く出荷しようと、競争が激化します。これにより、フレッシュなおいしいワインを消費者に届けたいという当初の思いとは裏腹に、生産者たちは早さを競うようになってしまいました。市場には、飲み頃まで熟していない質の悪いワインがどんどん出回るようになります。

品質を維持するために多くのルールが設けられているワイン大国、フランスにとって、これは由々しき問題。そのため1967年にフランス政府は、ボージョレ・ヌーボーの解禁日を1115日と設定し、それ以前の市場への出荷を禁止しました。

15日から第3木曜日に

ところが、1115日と設定したことにより、ひとつの問題が発生しました。それは、解禁日がワインの運搬業者の休みである、土日にあたってしまうこと。そのため、1985年より11月の第3木曜日を解禁日とすることに変更されました。第3木曜日になったのは、19841115日が木曜日だったからという説があるそうです。

2023年のボージョレ・ヌーボーを楽しもう

採れたてのブドウで造られた今年の味わいが楽しめるボージョレ・ヌーボー。おいしいおつまみと一緒に楽しみたいですよね。実は、本国フランスを含む先進国のなかで、もっとも早くボージョレ・ヌーボーを楽しめるのは日本です。日付変更線の関係でフランスより約8時間、アメリカより約13時間も早く入手することができますよ。今年のボージョレ・ヌーボーを是非お楽しみください。

ボージョレ・ヌーボーおすすめ3選!

1.「ピエール・ポネル」ボージョレ・ヌーボー

h7230453_FD1_01_pdm.jpg
3,245円など

優しく軽やかな口当たりと、いきいきとした新鮮な果実味が特長。

2.「ピエール・ポネル」ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール

h7230457_FD1_01_pdm.jpg
3,608円など

新鮮な果実の風味とともに深い味わいも感じられる1本です。

3.「ピス・ドリュー」ボージョレ・ヌーボー

h7230514_FD1_01_pdm.jpg

3,245円など

バランスの良い味わいでどんなお料理にも合わせやすいワインです。

他にも様々な種類のボージョレ・ヌーボーを取り揃えております。ぜひチェックしてみてください!

mv.jpg

※2023年10月3日(火)10時公開予定

※商品情報や販売状況は2022年09月30日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。