スイーツ&グルメ2022/4/8 更新
本記事では日本の歴史に大きく関係し、古くから愛され続けている「日本酒」についてご紹介します。アルコール度数やおすすめの飲み方、近年人気の「低アルコール日本酒」についても解説。日本酒の楽しみ方の幅が広がる情報をたっぷりとお届けします。
酒税法上、日本酒(清酒)のアルコール度数は「22度未満」と定められています。原料の米、米麹、水を発酵させて濾したものが「清酒」。そのなかで日本産米が使用され、国内で醸造されたものを「日本酒」と言います。
一般的な日本酒のアルコール度数は15〜16度。ビールは約5〜6度、ワインはは約12〜14度で、ビールと比べると約2倍ほどの度数があります。ワイン、ビール、日本酒が分類される「醸造酒」のなかでは、日本酒のアルコール度数が一番高いのです。
前述したように、日本酒は国内産の米を使用し、国内で醸造されたものを指します。ラベルに記載されている表記が「日本酒」だった場合、「国内産米使用・国内醸造」である証であると認識して良いでしょう。
製造法による分類では、日本酒は「醸造酒」に該当します。これは原料をアルコール発酵させて作る酒のこと。日本酒であれば米、ワインならブドウ、ビールなら麦芽などが使用されます。
日本酒は、同じく醸造酒であるビールやワインよりもアルコール度数が高め。その理由は日本酒を作る際、「並行複発酵」という手法が用いられているからです。
並行複発酵とは、麹菌を加えてお米を糖分に変える「糖化」と、アルコールを発生させる「アルコール発酵」をひとつのタンクの中でおこなうこと。この製法のアルコール生成率が高いため、アルコール度数が高くなる傾向にあるのです。
ひとくちに日本酒といっても、醸造アルコールが添加されているかいないかによって、「本醸造系」と「純米系」に分かれています。そこから精米歩合によって8種類に分類。たとえば純米系で精米歩合が60%以下のものを「純米吟醸酒」、同じく精米歩合が60%以下でも本醸造系だと「吟醸酒」と言います。
精米歩合が低いほど雑味がなくしっかりとした味わいになり、精米歩合が高いほどすっきりとした飲み口になるのが特徴。アルコール度数だけでなく、精米歩合にも注目して日本酒を選んでみてくださいね。
「日本酒はアルコール度数が高くて苦手」と思われることもありますが、実は近年 8〜14度ほどの「低アルコール日本酒」も販売されるようになりました。口当たりが良く飲みやすいため、日本酒が苦手な人からも注目をあつめています。
なかにはビールやサワーと同じくらいの度数の商品も。またシュワシュワと爽快な泡が楽しめる「スパークリング日本酒」もあります。カクテルのように割って楽しむこともでき、"カジュアルに飲める日本酒"として人気です。
みなさんは「和らぎ水(やわらぎみず)」という言葉をご存じですか?これは日本酒を飲む際に水を用意してときどき飲むことを指します。洋酒にある「チェイサー(追い水)」と同様の役割です。
「和らぎ水」でひと呼吸置くことによって、深酔いするのを防ぐことができます。また水を挟むことによって口の中がリフレッシュされ、料理や次の一杯をより一層楽しむことも。日本酒のみを楽しみたい場合は、水割りにするのもおすすめ。アルコール度数が下がり、酔いの速度が緩やかになりますよ。
「久保田」の寿シリーズのギフトセットです。「萬寿」は心地よい余韻が喉元まで続き、上質な時を彩ります。「千寿」は日常を華やかにするような食事を楽しむ吟醸酒。また「碧寿」はコクがありお燗でも楽しめます。「紅寿」は青リンゴのような香りの中に、ドライさを感じられる味わいが特長。「百寿」の香りは控えめで飲み飽きしない酒質です。
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1893年に奈良で創業した「梅乃宿」は、130年の歴史と伝統を持つ蔵です。「葛城」は兵庫県特A地区の酒米「山田錦」を100%使用し、モンドセレクション2022の最高金賞を受賞しています。口に含めば、上品で華やかな香りが柔らかくふくらみます。飲むときは、冷酒や常温がおすすめです。
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「美酒伝承」をモットーに、震災から立ち上がった酔仙酒造の純米吟醸酒です。低温発酵による優雅な香りと、純米ならではのうまみが調和するふくらみのある味わい。原料米を50%まで磨き、甘味や香りが優しい風味を醸しだしています。飲み飽きしない逸品をお楽しみ下さい。
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香り高く淡麗で、やや辛口の「銀千樹」は透明感のある華やかな香りときれいに広がる味わいが特徴です。仕込蔵周辺では、天然水が一年中豊富に湧き出ます。蔵敷地内の3本の井戸から汲み上げられる仕込み水がもろみの醗酵を促し、香味あざやかなキレのある味わいに仕上げています。
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黒澤酒造は創業1858年(安政5年)の信州北八ヶ岳山麓、千曲川最上流に位置した老舗酒蔵。「井筒長 純米大吟醸 黒澤」は東御産の酒造好適米「金紋錦」を使用しており、華やかで上品な香りに心地よい甘さとふくよかな余韻が残る純米大吟醸酒です。仕込み水にこだわり、じっくりと醸した「GI長野認定酒」をお楽しみください。
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「蓬莱泉 純米吟醸 生酒」は、愛知県の「関谷醸造」で造られている阪急百貨店限定の商品です。関谷醸造では「和醸良酒」をモットーに人の和によって造られる美酒を目指し、お客様の手に届くまでの品質管理を十分に行った酒造りを行っています。アルコール度数13度台でありながら、生熟成の口当たりまろやかな純米吟醸酒です。
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明治22年から酒造を開始した桃川の「杉玉」は、青森県の清流奥入瀬川水系水を使用したきめ細かくまろやかな口当たりの吟醸純米酒です。日仏独親善の土産品としてシラク元大統領やシュレーダー元大統領に贈呈されたことがあり、2018年には「全米日本酒歓評会」の吟醸部門グランプリ受賞をするなど、数々の賞を受賞しています。
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石川県「菊姫」の「先一杯」は、旨口なのに軽やかで飲みやすい純米酒です。白飯を連想させる香ばしさとバナナを連想させる甘い芳香を穏やかに感じることができます。どんな食事にも合わせやすく、喉ごし良くお飲みいただけるので食中酒のオールラウンダーとして一役買ってくれます。
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水の山・甲斐駒ヶ岳の麓に広がる山梨県北杜市の「山梨銘醸株式会社」で「七賢 EXPRESSION 2018 スパークリング」は誕生しました。瓶内二次発酵によって、他にない複雑味と味キレを持った本商品は、米由来の日本酒だからこそ味わえる繊細な旨味、やわらかな口当たりを醸し出しています。
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京都の「キンシ正宗」では京の水のやわらかな特色をいかすために麹菌や酵母菌を管理し、一年を通じて均一で高品質な酒を造り出しています。「瓢箪 純米吟醸 祝」は華やかな吟醸香とフルーティーな味わいが特徴で、スッキリとしたキレの良いお酒。お祝いの席にもぴったりです。
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醸造酒のなかでは一番アルコール度数が高いとされている日本酒。低アルコールの商品や「和らぎ水」を取り入れることで、もっと気軽に楽しむことができそうですね。精米歩合によって、甘味やコク、味わいも変わるのも魅力のひとつ。ぜひ好みに合う日本酒を見つけて味わってみてください。
※商品情報や販売状況は2022年04月08日時点でのものです。
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