スイーツ&グルメ2023/4/15 更新
この記事では、ウイスキーとはどのようなお酒か、使われている原材料の違いや世界を代表する「5大ウイスキー」の紹介も交えて解説します。ウイスキーの種類を学んで、お気に入りの一本を見つけるのに役立つ情報をお届けします。
「ウイスキー」は、蒸留して作られるお酒の一種です。国ごとにウイスキーに対して異なる定義が存在し、使われる原材料や製造方法、熟成させる年数が異なります。
ウイスキーは、「木樽」(木製の樽)を使い熟成させているのが特徴です。
国ごとにウイスキーに対する定義が異なるものの、木樽で熟成させる点は共通しています。短ければ3年、長ければ10年もの間、樽の中に入れて寝かせています。長い年月をかけた結果、ほのかな香りとコクのある味わいをもつお酒となるのです。
ウイスキーは、一本の商品に仕上げるまで手間と時間がかけられているのも特徴です。ひとつの商品として出荷される目安は、ビールが3ヵ月、焼酎が6ヵ月です。それに対して、ウイスキーは長くて10年の時間がかかります。丹精込めて作られている点に魅力を感じる人も多いでしょう。
作業工程としては、発酵から二度の蒸留でアルコール濃度を約70%まで高めたのち、長い間熟成の工程に入ります。熟成期間が終わったら、一種類の原酒で瓶詰めされるか、もしくは複数の種類の原酒をブレンド(混合)させて、ウイスキーとなり世に送り出されるのです。
ウイスキーを選ぶ際には、どのような原材料が使われているかに注目すると、味わいの違いを楽しめるでしょう。
ウイスキーの原材料で用いられている素材は以下の4つです。普段、家庭の食卓にも使われている穀物類がウイスキーの源となっています。
4つの穀物から、1種類の穀物だけを使ってウイスキーが造られるケースもあれば、複数の穀物を配合して作られるケースもあります。使用する穀物により、異なる風味が醸し出せるのもウイスキーの魅力です。
ウイスキーの種類は、使われている素材とブレンドの有無により、4つに分類されています。
「モルトウイスキー」は、大麦麦芽だけを原材料とし、ほのかな香りと大麦の味わいを楽しめます。国によって定義が異なり、大麦麦芽を100%使用していればモルトウイスキーと認めるケースがあれば、50%程度で商品名にモルトの使用を許可している国も存在します。
「グレーンウイスキー」は、小麦やライ麦、トウモロコシなどの原材料をベースに、大麦麦芽を加えて作られているウイスキーです。クセが少なく、初めてウイスキーを飲む人に向いているのが特徴です。「連続式蒸留機」で効率よく生産が可能となり、スコットランドやアイルランドで高い人気を集めています。
「シングルモルトウイスキー」は、1ヵ所の蒸留所で造られたモルトウイスキーのみで作られたお酒であり、蒸留所の周辺環境が個性となって表れやすいのが特徴です。生産に使われる水や原料、生産方法のこだわりが風味や香りに表れています。
「ブレンデッドウイスキー」は、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜて造られています。複数の種類を混ぜ合わせ、互いの香味を生かしつつ豊かな風味を楽しめます。混ぜ合わせる割合の違いにより、まったく異なる味わいのウイスキーとなるのが特徴です。
ウイスキーは、日本だけに限らず世界各国で製造されているのも注目したいポイントです。今回は、世界で親しまれている5大ウイスキーをピックアップしました。
「スコッチウイスキー」は、スコットランド(イギリス北部)で造られたウイスキーを指します。癖の強い味わいを実現すべく、蒸留する際のアルコール度数は94.8度未満、最低3年以上は熟成させるなど細かく定義が定められているのが特徴です。
「アイリッシュウイスキー」は、ウイスキーが発祥したとされるアイルランドで造られたウイスキーを指します。癖がなく、飲みやすさを重視した酒質を実現しているため、初めてウイスキーを飲む人におすすめです。
「アメリカンウイスキー」は、アメリカで造られているウイスキーを指します。大麦麦芽やライ麦、トウモロコシ、小麦のうち複数の穀物が混ぜられて発酵から蒸留まで行われているのが特徴です。
「カナディアンウイスキー」は、カナダで造られているウイスキーを指します。原材料はライ麦と大麦をメインに使用。軽い風味・酒質となっているため飲みやすいのが特徴です。
「ジャパニーズウイスキー」は、日本で造られているウイスキーを指します。スコッチウイスキーに近い雰囲気をもちつつも、香りと味わいが柔らかく、口当たりが滑らかで飲みやすい特徴があります。
ウイスキーには多彩な飲み方があります。いくつもの商品から見つけ出したお気に入りの一本を、好みや雰囲気に合わせて工夫しながら味わえるのは強みとなるでしょう。この項目では、ウイスキーを美味しく味わえるおすすめの方法を3つピックアップしました。
ウイスキーのもつ味わいや香りを大切にするなら、「ストレート」がおすすめです。心地よさと芳醇な香りを味わいつつ優雅な時間を過ごせるでしょう。
なお、ストレートでウイスキーを味わうなら、一口ごともしくは飲み終えた後に「チェイサー」を行うとよいでしょう。水やアルコール度数の低いお酒を飲むことで、ウイスキーの味わいをより引き立てられるようになります。
小料理やおつまみと一緒に楽しむなら、「ハイボール」がおすすめです。グラスに氷を入れ、ウイスキーと炭酸水を1:3の比率で注ぎ、混ぜ合わせるという簡単な方法で、爽快感が得られると同時にコクを際立てられるのが魅力です。十分にグラスやウイスキー、炭酸水を冷やしておくと、爽快感が高まります。
ウイスキーは、その他のお酒とも合わせて「カクテル」でも楽しめるのが魅力です。「マンハッタン」は代表的なカクテルの種類。「スイートベルモット」と呼ばれるフレーバーワインと合わせると、ハーブの心地よい香りが加わりすっきりした甘さを味わえるのが魅力です。
10年間じっくり熟成させたライ・ウイスキー。オレンジピールや焦がしたオーク樽の香りが広がり、口当たりは力強さを感じるスパイシー風味です。ほんのりキャラメルの甘さが残り、余韻まで上品に楽しめます。ストレートやロックで飲むと、風味をダイレクトに感じられるのでおすすめですよ!
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熟成年数12年の、オールドワールド×アメリカンウイスキーの美しい融合が楽しめる逸品。アップルパイやレーズンのような上品でフレッシュな香りが特徴です。冬の果実のような温かみのあるフレーバーが魅力的。特にフランス料理との相性が良く、ワイン樽のユニークなフレーバーが残りますよ。
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カスタムメイドのエステートオーク樽で、15年たっぷり熟成した世界最高峰のライ・ウイスキー。ホイッスルピッグでもっとも熟成年数が長く、樽香のニュアンスをじっくりと堪能できます。香りは、煙草や焦がしオレンジのような奥深い印象。ダークチョコレートのような温かくてクリーミーなテイストとなっています!
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ウイスキーは種類と飲み方が多彩で、好みや雰囲気にあった選択肢が用意されているのが魅力であると感じたのではないでしょうか。数ある中からお気に入りの一本を見つけて、優雅な時間を過ごしてみましょう。
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※商品情報や販売状況は2023年04月15日時点でのものです。
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