ビール、日本酒、サワー、焼酎......お酒にもたくさん種類がありますよね。なかにはアルコール度数が高いもの、低いものなど飲みやすさもさまざま。本記事では、そのなかでもアルコール初心者に嬉しい「飲みやすいお酒」をご紹介します。

飲みやすいお酒ってどんなもの?

オレンジ色のカクテルにさくらんぼがトッピングされている

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「飲みやすいお酒」と聞いて浮かぶお酒にはどんな種類がありますか?まずはアルコール度数が低いもの、お酒の味があまり気にならないもの、味わいが甘いものなどでしょうか。

アルコール初心者の方や、お酒が苦手だけど好きな方でも飲みやすいお酒や、選ぶときのポイントをお届けしていきたいと思います。

リキュール系のお酒は甘みが強く飲みやすい

リキュールのお酒と砕いたチョコレートが置かれている

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リキュールとは、蒸留酒や醸造酒を原料として、スパイスや果実、香草などを混ぜたり、浸したりすることでつくった混成酒のことです。

混成酒はもともと"薬酒"として古代ローマや古代エジプト、唐などで飲まれていました。のちの16世紀後半以降、お菓子作りやカクテルに使用されるようになりました。

そもそもリキュールとは糖分そのもの。味に甘みが含まれているため、リキュールを使ったお酒は全体的に飲みやすい味わいなのが特徴です。

グラスに入った梅酒と青梅が並べられている

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日本でいうリキュールは梅酒がその例です。一方、世界いえば混成酒のことなので、カクテルの原酒という位置付けに。缶チューハイやサワーもその仲間です。

カクテルは比較的飲みやすい!女子会にもぴったり♪

色とりどりのカクテルを持って3人で乾杯している

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カクテルとは「Mixed drink」のこと。グラスの中で氷と何かを冷やしながら混ぜ合わせて作るお酒のことを指します。語源は1748年の小冊子『The Squire Recipes』に。そこには「Cocktail=ある酒に別の材料を混ぜて、新しい味をつくりだした飲み物」と明記されています。

あるお酒にちがうお酒を混ぜ合わせたり、ソーダ水やジュースを混ぜ合わせたりしたものが、主に「カクテル」と呼ばれて親しまれています。

リキュールとオレンジジュースを混ぜ合わせたカクテルにさくらんぼが乗せられている

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とくに、カクテルをお店で注文すると、フルーツがトッピングされていたり、ミックスベリーが沈んでいたりと、見た目がかわいらしいのも特徴。女子会で人気な理由のひとつでもあります。

初心者におすすめ!飲みやすいお酒と飲み方とは?

おすすめのリキュールと飲み方

前述のとおり、日本版リキュールといえばまずは梅酒。ほかにも麦焼酎やハーブ系などおすすめのリキュールはさまざま。ソーダやオレンジジュース、お好みのドリンクと割って楽しんでみてくださいね。

1. 「羅生門」南高梅の梅酒 純米大吟醸仕込み

青いラベルに文字が赤い、「羅生門」南高梅の梅酒 純米大吟醸仕込み
6,050円

梅の最高級品、南高梅を純米大吟醸酒で漬け込んだ贅沢な梅酒。梅そのものの自然な酸味とまったりとした後味が特徴です。

日本酒ならではの甘さを活かした優しい風味を持つ逸品。甘さ控えめなので、冷やす・ロック・ホットで飲むのがおすすめですよ。

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2. 「薩摩酒造」SLEEPY OWL

丸みのあるボトルが特徴的な「薩摩酒造」SLEEPY OWL
6,600円

本格麦焼酎の原酒を、ホワイトオーク樽で12年間じっくり熟成させたリキュールです。芳醇な香りと濃い琥珀色の液色が特徴。樽香の余韻がふわっと香り、濃厚でなめらかな味わいの逸品。

味わいそのものを楽しみたい方には、ストレートもしくはオン・ザ・ロックがぴったり。大きめの氷を入れたグラスに注ぎ、マドラーで混ぜて完成。ほかにも、同様大きめの氷絵と常温の水を少量加えたトワイスアップで飲むのもおすすめですよ。

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3. 「ラングート」ヴォーツェル ペーター 35゜

黒い瓶に洋酒を催すラベルが特徴の「ラングート」ヴォーツェル ペーター 35゜
2,420円

木の根や、リキュールの語源ともなる薬草から抽出したハーブ系のリキュールです。なんとその数、35種類のにもおよぶハーブとスパイスが調合されたこだわりの逸品。アルコール度数は35度。

スパイスやハーブの香りと甘い風味を活かすには、オレンジジュースと割るのもおすすめ。レモンジュースとコーラで割ると爽やかさが増します。ソーダとレモンジュース、最後にミントの葉を加えるとスッキリとした味わいになりますよ。

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ほんのり甘い、ラム酒を使ったカクテル

ラムレーズンサンドやチーズケーキなど、スイーツにも使用されることの多いラム酒。実はカクテルの原酒にもぴったりなんです。それでは、おすすめのラム酒と、アレンジカクテルをご紹介します。

1. 「セイラージェリー」 40゜ スパイスド ラム

ラベルに女性の絵が描かれた「セイラージェリー」 40゜ スパイスド ラム
3,080円

控えめな甘さとほのかな苦味、酸味がバランスよく調和した味わい。ヴァージン諸島で蒸留したラムに、ライムやバニラを合わせてつくられています。口当たりが柔らかくなめらかなので、飲み方はストレートがGood。

また、ラムの風味がふわっと香るカクテルベースにもぴったり。コーラと割ってラムコークにしたり、モヒートのベースにしたりしてもおすすめですよ。

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ほんのりラムが香る、ラムベースのカクテル【3選】

1. ピニャ・コラーダ

水色の背景の前にパインアップルとピニャ・コラーダが並べられている

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その名(ピニャ・コラーダ=パインアップル)のとおり、パインアップルのジュースをメインにしたトロピカルカクテルです。デザートカクテルとしても人気のカクテルで、ラム:ココナッツ・ミルク:パイナップル・ジュース=1:2:3で割るのがおすすめ。

2. モヒート

テーブルの上にスライスライムが入ったモヒートが置かれている

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さっぱりした味わいがクセになるカクテルです。ラム酒のやわらかな甘さに、爽やかなミントが香ってあとあじスッキリ。ホワイトラム:炭酸水=1:1とミントの葉、ライムまたはレモン、砂糖を加えて作ってみてくださいね。

3. ラムコーク

木製のテーブルの上にカットライムが添えられたラムコークが2つ置かれている

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初心者でも飲みやすい、ラム酒ベースをコーラで割った定番のカクテルです。おなじみのコーラがラム酒とマッチした独特な味わいが世界中で人気の秘密。ラム:コーラ=1:3の割合で、お好みのカットライム・レモンを添えると爽やかなあとあじになりますよ。

混ぜてあわせて、飲みやすいアレンジを楽しんで♪

飲みやすいお酒とは、アルコール度数が低いだけでなく、味わいでも飲みやすさが分かれます。好みのフレーバーリキュールをベースにフルーツジュースと合わせたり、定番のコーラとあわせたりすることで、よりお酒を楽しむことができるはず。

また、ひと味変えたい&加えたいときはカットレモンやライム、フルーツを加えると、見た目もかわいくなります。オリジナルのアレンジを楽しんで、好みの飲み方をみつけてみてくださいね。

※商品情報や販売状況は2022年04月25日時点でのものです。
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