スイーツ&グルメ2022/9/20 更新
海外から日本へたくさんのお菓子が伝わっていますが、ポルボロンというお菓子を聞いたことはありますか?本記事ではポルボロンがどんなお菓子なのか、言い伝えやほかの焼き菓子との違いをはじめ、お家で作れるレシピもチェック!具体的にどこで買えるのかも紹介しますので、気になった方はぜひ食べてみてくださいね♪
ポルボロンという名前のお菓子をご存じですか?「幸せを呼ぶお菓子」ともいわれ、洋菓子店や輸入食品店、一部スーパーで購入できます。
本記事ではポルボロンはどんなお菓子なのか、ほかの焼き菓子との違いのほか、言い伝えやレシピを紹介します!お取り寄せできるお店の紹介もありますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね♪
iStock.com/Mario Elias Munoz Valencia
ポルボロンはスペインのアンダルシア地方発祥のお菓子です。もともとは修道院で作られていましたが、今ではお祝いのお菓子としてクリスマスや記念日に食べられていますよ。
主な材料は薄力粉、砂糖、アーモンドプードル、バターといったシンプルな内容で、お家でも簡単に作れるお菓子です。クッキーと違い、ほろほろと崩れる食感が特徴。素朴な味わいがどこか懐かしさを感じますよ。
ちなみにポルボロンの"ポルボ"はスペイン語で塵・ほこりやパウダーを意味する「polvo(ポルボ)」から。この言葉には「ほろほろと崩れる」という意味もあり、特有の食感を表す名前だということがわかります。
ポルボロンに似たお菓子に、「ブール・ド・ネージュ」や「スノーボール」などがあります。ここでは、見た目や食感が似ているこれらのお菓子の違いを見ていきましょう。
ポルボロンがフランスに伝わり生まれたお菓子です。フランス語で雪の玉を意味します。
ポルボロンはオーブンやフライパンで薄力粉を焼いて、グルテンをなくしてから使いますが、ブール・ド・ネージュは薄力粉をそのまま使用します。そのため、ポルボロンはほろほろとした食感になり、ブール・ド・ネージュはサクサクとした食感になりますよ。
スノーボールは英語で雪の玉を意味します。実はブール・ド・ネージュとスノーボールは発祥の国が違うだけで、同じお菓子なのです。アメリカではスノーボール、フランスではブール・ド・ネージュと呼ぶということになります。
ポルボロンにはおもしろい言い伝えがあります。口の中で崩れないうちに"ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン"と3回唱えることができたら、願いが叶う、幸せになれるという言い伝えです。
ポルボロンは口に入れた瞬間にほぐれて溶けてしまうお菓子。3回"ポルボロン"と唱えるのはなかなかむずかしいですが、つい挑戦したくなるワクワク感がありますね。
ポルボロンは材料や作り方がシンプルで、お家でも簡単に作ることができます。チョコや抹茶、いちごなどのフレーバーをつけることも可能ですが、ここでは基本的なポルボロンの作り方とコツをチェックしましょう。
・薄力粉......60g
・アーモンドパウダー......50g
・ラード......50g
・粉砂糖......30g
・粉砂糖(仕上げ用)......適量
1. キッチンペーパーをしいた天板の上に薄力粉を広げ、200℃に予熱したオーブンで15分間、薄いきつね色になるまで焼く
2. 常温に戻したラードをゴムべらでクリーム状になるまで混ぜ、粉砂糖を入れてさらに混ぜる
3. 2に1とふるったアーモンドパウダーを入れ、生地全体が馴染むまで混ぜる
4. ラップに包んでひとつにまとめ、冷蔵庫で2時間ほど寝かせる
5. 4を綿棒を使い1cmの厚さに伸ばす
6. 3cmほどの丸型で生地を抜く
7. キッチンペーパーをしいた天板の上に6を並べ、150℃に予熱したオーブンで20分焼く
8. あら熱がとれたら、茶こしで仕上げ用の粉砂糖をふる
材料を混ぜた生地がよく冷えていない場合、きれいに型抜きがしにくいです。気温や湿度に合わせて、生地を寝かせる時間を調整するといいでしょう。また、焼き上がったばかりのポルボロンはほかのお菓子よりやわらかくもろい状態です。崩れるのを防ぐためにも、天板の上でよく冷ましてくださいね。
まだ日本ではあまり馴染みがないポルボロン。洋菓子店で直接購入するほか、通販でお取り寄せすることも可能です。また、ギフト用のラッピングが可能なお店も。より気軽に手に入れたい場合は、輸入食品店や一部スーパーでも購入できますよ。
Mallorca(マヨルカ)のはじまりは1931年。スペイン王室御用達グルメストアで、カフェも運営しています。日本では東京の二子玉川に店舗がありますよ。マヨルカのポルボロンは赤、黄色、青のカラフルな包装紙に包まれているのが特徴。フレーバーはプレーン、コーヒー、アールグレイの3種類です。
HIBIKA(ヒビカ)は洋菓子やチョコレートなどを製造・販売する「エーデルワイス」が運営するお店です。2017年に創業しました。店舗は大阪の阪急うめだ本店、東京の日本橋髙島屋にあります。ヒビカのポルボロンはアソートセットの販売が中心です。味はマロン、ヘーゼルナッツ、ショコラの3種類となっています。
ドゥルセ・ミーナは2012年に創業しました。スペインで4年間修業をしたパティシエが作るこだわりのスペイン菓子が売りです。開業以来、一番人気のポルボロンの味わいは1種類。プレーン味のシンプルなものです。キャンディのようなかわいらしい包装に包まれていて、ギフトにぴったりですよ。
ポルボロンは海外のお菓子を多く取りそろえている輸入雑貨店やスーパーで購入できることもあります。価格も手頃で味のラインアップも複数ある場合がありますよ。まずは手軽に食べてみたいという人は、ぜひ近くの店舗をチェックしてみてくださいね。
「フランシージェファーズ」は"日常の中に自転車を取り入れる"をテーマにしたお店。倉庫をリノベーションして作られた特徴的なカフェも運営しています。
ご紹介する「生カヌレ」は本場フランスで作られたカヌレ専用粉を取り寄せて作られています。味はベルギーチョコ・カスタード・ピスタチオの3種類。電子レンジで温めて食べると、中のクリームがとろけてさらにおいしくなりますよ。
「御用邸チーズケーキ」が看板商品である「チーズガーデン」。ほかにもラングドシャやガレットなど、チーズにこだわった焼き菓子の製造・販売をおこなっています。
「フィナンシェ」には焦がしバターとはちみつ、アーモンドパウダーを使用。バターが香るリッチな味わいです。自宅用はもちろん、ギフトで選択しても間違いない商品でしょう。
「ブールミッシュ」は1973年、東京渋谷の公園通りに店舗を構えました。現在の本店は銀座にあります。本格的なフランス菓子を製造・販売するお店です。
セピア色のお菓子という意味を持つガトー・ブランフォンセ。マドレーヌ、フィナンシェ、フレンチワッフル、焼きシブーストといったお店こだわりのお菓子が入っています。ひと箱で7種類の味わいが楽しめる商品です。
ユーハイムは1919年に日本ではじめてバウムクーヘンを販売したお店です。
数ある商品のなかでも人気なのが、食べやすくカットされた「リーベスバウム」。バウムクーヘン丸ごとひとつとなると賞味期限が短めですが、ユーハイムのリーベスバウムは製造日より常温で60日保存できます。なめらかで口溶けが良く、大人から子どもまで食べやすい味わいです。
フランス各地の地方菓子を中心に製造・販売している「パティスリー シュエット」。ギフトボックスはプレゼントにぴったりの見た目です。
「フランス菓子物語」にはマドレーヌ、フロランタン、ガレット、ビスコッティといった7種類のお菓子が入っています。お菓子には発酵バターがたっぷり使われており、リッチな味わいが楽しめますよ。
クッキーともブール・ド・ネージュとも違う、独特の食感のポルボロン。一度食べたら病みつきになること間違いなしです。お取り寄せはもちろん、スーパーなどで買えるケースもありますので、見つけたらぜひ食べてみてくださいね。
※商品情報や販売状況は2022年09月20日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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