スイーツ&グルメ2022/11/22 更新
毎年2月初旬に豆まきをおこなったり、恵方巻を食べたりする「節分」。実のところ、節分は年に4回あるということをご存じでしたか?この記事では、そもそも節分とは何か、なぜ年に4回もあるのかについて解説。大人も楽しめる節分の過ごし方も紹介するので、ぜひ参考に!
そもそも「節分」とは季節の変わり目を指す言葉。具体的には、一年間を24等分した二十四節気(にじゅうしせっき)のうち、「四立(しりゅう)」と呼ばれる立春・立夏・立冬・立冬の前日を指します。ちなみに四立とは「暦のうえで新しい季節がはじまる日」のことです。
節分は立春~立冬の前日なので、年に4回あることになります。しかし、現在では立春の前日(2月3日ごろ)だけを節分と呼んでいますよね。この理由を次の項で確認していきましょう。
先ほども見たとおり、2月の節分は立春の前日にあたります。また、立春は「春のはじまり」を意味する日。さらに旧暦では「一年は春からはじまる」と考えられていました。
別の見方をすると、立春は「新年のはじめの日(今でいうお正月)」であり、その前日である節分は大晦日に当たることになります。現在でもお正月と大晦日はとくに大事にされていて、年越しそばやおせちを食べたりと、さまざまな行事をおこないますよね。
このように、昔から立春とその前日である節分(2月3日ごろ)は、一年のうちでもとくに重要な日とされてきたのです。そのため、2月の節分のみが広く「節分」と呼ばれるようになったといわれています。
節分は子どもが主役になるイメージがありますが、工夫をすれば大人であっても楽しむことができます。続いてご紹介するのは、大人も楽しめる節分の日の過ごし方。子どもと一緒に、あるいは大人だけであっても節分の日を存分に楽しみましょう。
節分の日におこなう豆まきには、邪気を追い払い、福を呼び込むという意味があります。「鬼は外、福は内」という言葉もあるとおり、邪気の象徴である鬼を「魔を滅する」という意味をもつ豆で追い払うという行事です。
豆まきは夜の時間帯におこない、終わったら自分の年齢の数の豆を食べるのが習わし。豆入りのお茶である「福茶」にしたり、料理に活用したりして楽しむのも良いでしょう。豆が散らかるのを避けたい場合は、ラップや袋で包んだり、落花生を使ったりして豆まきをすることをおすすめします。
恵方巻は、年ごとに決まった方角(恵方)を向いて願いごとをしながら、巻き寿司を黙って一本丸ごと食べるという風習です。恵方には幸福をつかさどる「歳徳神(とくとくじん)」がいるとされ、その方角を向いて物事をおこなうとうまくいきやすいとされています。
恵方巻には、七福神にちなんで7種類の具材を入れるのが一般的。伝統的にはかんぴょう・しいたけ・桜でんぶなどを入れますが、ご家庭で好みの具材を入れて手作りするのもおすすめです。もちろん、バラエティー豊かな市販品を購入して味わうのも良いでしょう。
節分に大人が楽しめるものといえば「恵方呑み」。恵方巻と同じく、その年の恵方を向いて日本酒を飲むという行事です。2010年頃に岡山県の酒蔵が提唱したとされています。現在では「大人の節分行事」として広がり、一部地域ではイベントが開催されることも。
恵方呑みの手順・作法はほとんど恵方巻と同じ。好きな日本酒を酒器に注いで恵方を向き、願いごとをしてからお酒を呑みます。好みの日本酒やお気に入りの酒器を用意すると、より一層雰囲気が上がりますよ。
恵方巻と一緒に楽しむほか、同じく節分の食べ物とされる「そば」や「いわし」「こんにゃく」「けんちん汁」などを用意するのも乙なもの。日本酒の種類は好みで良いですが、恵方巻に合わせるならさっぱりと軽めの「吟醸酒」タイプがおすすめです。
「名倉山酒造」は大正7年創業の長い歴史をもつ酒蔵。伝統的な技術を守りつつも、柔軟な発想で新しい味わいを追求していて「全国新酒鑑評会」や「インターナショナルワインチャレンジ」など、さまざまな品評会にて受賞歴があります。
「月弓かほり」は華やかな香りを楽しめる純米吟醸酒。白色と淡い青色をベースとしたパッケージは幽玄な印象で、特別な日のお酒にぴったりですよ。
「酔仙酒造」は「地元の風土に合った美しい酒」や「芳醇で呑み飽きないきれいな酒」を目指して日本酒づくりに勤しんでいる、岩手県の酒蔵。
数あるラインアップのなかでもおすすめしたのが「純米吟醸 酔仙」です。低温発酵という製法によって、豊かな香りと旨味が調和した一本に仕上がっています。味わいは中口~やや甘口のため、女性でも呑みやすい日本酒です。
江戸時代の延宝3年(1675年)に創業した「白牡丹酒造」がお届けする、大吟醸と純米吟醸の飲み比べセットです。
「白牡丹」は広島生まれのお酒のなかでも、もっとも歴史が古いといわれる銘柄。山田錦を100%使用していて、大吟醸酒は上品で華やかな香りが、純米吟醸は旨味やキレのバランスが取れた味わいを楽しめます。
節分は厳密にいうと年4回ありますが、なかでも2月の節分は昔から特別な意味合いをもっていました。冬が終わり、春がはじまる「2月の節分」に豆まきをしたり、恵方巻を食べたりして、福を呼び込みましょう。大人で節分を楽しみたい場合は、ぜひ恵方呑みを試してみてくださいね。
※商品情報や販売状況は2022年11月22日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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